じいさんが遠路はるばる爆心地まで来てくれました。
ありがたいことです。
核兵器についてのコメントが大変意義深く、おっしゃる通りと言える内容でした。
【ノーカット】ローマ教皇が核兵器廃絶へメッセージ(19/11/24)
シンプルに言えば相互不信と相互破壊という性悪説に基づいた制度設計は、どこかで不安定な時間が長引くと悪い方向に転がりだした場合に、今度こそ二度と取り返しがつかない事になる。
という内容かと感じました。
二度と取り返しのつかない事というのは、当然に人類絶滅です。
人類絶滅を数十人か数人のオッサンの手に委ねている今の現状は馬鹿げている。
これは同意するほかありません。
頭に銃を突きつけあって、ギリギリ相手を殺さない程度にカネを取り合う。
これが今起きている世界の現実な訳ですが、なぜそうなるのかと根本を突き詰めていくと、欲求があるからと言う事になるような気もします。
より良い何か物質的な所有をする為に経済は創意工夫を生み、貧富を作り出し、今後もそのうねりは続くでしょうし、その先にあるのは国家でなくとも企業であっても良いわけですが、国家はその名において殺人を犯します。
たちが悪いのは客観的に悪いことをしているから殺すわけではなく、石油権益などの経済的理由で何ら罪を犯して居ない人さえも躊躇なく殺す事です。
国家は私達の代理であるはずで、日本国は日本人が委託した結果として、今のメンツで運営されていると言うのが建前上の民主主義です。
また同様に資本主義はカネの量という数値を絶対神としたルール付けを社会に強いる格好で、ほぼ全ての人類共通のルールとして今日まで運営されています。
計算としては、日経225企業の株式を全て買収すれば、その買収した誰かが日本の経済をほぼ全て牛耳る事が出来、そんな事は現実には法律等で出来ませんが、理屈としては出来る建前でルールは設計されています。
が故に、日銀は合法的かつ無限に225ETFをロングし続けている訳で、今年だけでも5兆円ほどがETF購入に投下され、日額150億とかそういうレベルで日銀は225を買っています。
印刷出来る人が印刷した(しても居ないが)物で225を無限にロングしてくれるなら、当然株価は下がりません。
株価は高いほうが良いのは間違いないのですが、それは自由に売買された結果として高いならばです。
印刷できる権利を持つ人が営業日ごとに100億円買い続けているのは、自由に売買されている市場ではありません。
これでは、原野商法とそう変わらないじゃないかと私は思うわけです。
仮に株価が下がりますと企業は資金調達が困難になり、経済全体が停滞します。
しかし減税ブーストで資金が潤沢になった彼らがすることは、設備投資でも増配でも雇用環境改善でもなく、シンプルに
『貯金』することでした(・ัω・ั)y~
内部留保は400兆を超え、金利はゼロ付近に張り付いたままであれば、企業としては配当を安く済ますことが出来、あらゆる支払いを巡り巡って日銀が払ってやっているような格好です。
しかし日銀にはお金を印刷する権限があるので、基本的に一日100億と言わず、極論一日1兆円でも買えるハズです。
であれば225が10万円になっても何らおかしくはない訳ですが、それはしないわけです。
なぜしないのかと言えば、『やりすぎると目立つから』というクソしょうもない理由であって、おカネは誰が発行してどのように回っているのかが社会全体にバレる事は彼らとて避けねばなりません。
このように複雑な事情で運営されている国家が何百とあるものを何かしらの方法でまとめ上げるとしたら、それはもうカネと暴力しかないと言うのが、今日現在での人間がたどり着ける最良の解答と言う事なのでしょう。
ですから今の方法で行くほかないにせよ、今の世界の極論とも言えるでしょうが、何度も言いますが。
『何十人かのオッサン達がボタン押すか押さないか合戦』
の上に私達の生活全てが成り立っていて、それはちょっと歴史に名を残したいアホが核を使ったら、連鎖複合的な戦争になり、私達の頭上でオッサン達によって死がもたらされる事実。
これなぁ、世界で普通に生活している人の殆ど全員がそんな事を望んでないのに、結果そうなっている不思議(´ω`)y~
せめて美少女だったら良かったのになぁとボヤくぐらいしか出来ませんね。
おやすみなさいまし。