義母49日〜納骨2

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義母の納骨の準備に、私は、新幹線のチケット、お供え品を購入。お布施の準備をした。

前日、

「お寺さんに渡す手土産。


さんは、買ってないでしょ?」


と、手土産を買って来た夫に言われた。

そして、当日、お骨、白木の位牌、過去帳、滑り止め付き軍手が入ったリュックサックを背負い、


「玄関に出てるで。」


とリビングを出た夫。
リビングには、リュックサックの近くに置いてあったお供えと手土産の紙袋2つが、置かれたままだった。


「お供え、忘れてるー!」


と叫んだ私に、


「命令するな!」と言った夫。
ムッとしながら、2つの紙袋を無言で持って行く私。

さあ、靴を履こうとしたら、夫が、


「A子(義妹)の命日って、いつやった?」



「もう‼️それ、出かけに言う?」😤流石の私もプッツンだ。


自分の妹の命日でしょうが。😑
法名だけでなく、命日も覚えてないんかい!💢
私は、控えていたメモを、前日に確認していたので、覚えていたが、念の為にもう一度確認しにリビングに戻る。

私の後ろ姿に向かって、

「だって、過去帳に書いて貰わなあかんやろ?」
と言う声がした。



「2013年1月26日。」



と言った私に、


「メモらないの?」

メモりたかったら、
自分でメモれ!心の声

と思い、無視していたら、


「俺、覚えられないよ。」


全くもう!


私は、覚えてるから、
大丈夫‼️真顔

と、言い放った。
もう、相手にしてられない。
こんな事でイライラしていたら、私のストレスは溜まる一方だ。


駅まで歩く間に、平常心に戻す。
それにしても、暑い。
日傘をさしていても暑い。
しかも、東に向かって歩いているから、太陽が照りつける。
駅までは、10分。
タクシーに乗るには、近い距離なのだ。


「太陽がまともに照りつけるな。」


と言う夫。
いつもなら、1本の日傘を、夫も眩しくない様にさして歩いてあげるのだが、この日はそんな気分にもならなかった。


私の日傘は、私の物。
私の日除けの為に持って来た物。
2人でさせば、私の腕半分は、日焼けする。


私は、堂々と1人で日傘をさした。こんな些細な事で、ドヤ顔。キメてる
でも、スカッとした。笑


新幹線に乗る時には、平常心になっていたよ。
お寺最寄駅で、花を買う。
お寺には、義父と義妹が眠るお墓と伯父(義父の兄)のお墓がある。
いつも、2つのお墓の花を買うので、4束の花。


これは、夫が率先して持った。笑
夫は、大きなリュックサック、手土産、花束を持ち、私は、ハンドバッグとお供えだけ。


駅からお寺までは、タクシーに乗った。
10時40分には到着。
お墓の掃除を始める。
私は、伯父のお墓。
夫は、義父と義妹のお墓。
風が強くて、蝋燭に火がつかない。
とにかく暑くて、まともに直射日光があたる。
11時過ぎには終わった。
暑い、暑すぎる。
夫は、先に本堂の方に行っていた。


11時半から法要と聞いていたが、まだ時間がある。今までは、本堂隣の玄関に出向き声をかけたら、涼しい部屋で待機させてくれたのだが、夫は、本堂の中にいた。
そこに置かれた夫の革靴は、泥水が飛び立ったのか、ドロドロだった。
前日に、靴磨きしたのに、無惨。💦

鞄からティッシュペーパーを出して、サッと拭いておく。(乾いてしまえば、取れなくなる。)

本堂の中に入ると、ムッとして暑い。
窓、扉は全てしまっていて、扇風機が5台回っていた。


そっか、ここは冷房はないんだ。😅
開け放した方が、涼しい気がするけど、勝手に開けるわけにいかない。


扇風機の前で待機。


「声かけないの?」


「11時半からって聞いてるから、11時半になったら聞いてみる。」


マジか〜。
この暑さの中で、待機。
飲み物買っておけば良かった。




11時半にやっと夫が声をかけると、隣の待機室に案内される。(この時、靴が綺麗になっている事に気がついた夫は、私に感謝する。)
冷房のきいた部屋には、冷茶とお茶菓子が用意されていた。有難い。😂


住職様が、「暑かったでしょう。どうぞ涼んで下さい。では、用意して来ますね。」と、退座された。


私なら、本堂で待機せず、すぐに声をかけたんだけどな。法要は、それから15分後に始まった。

法要の後、納骨。
石を動かし、骨壷をそのまま入れる。
義父、義妹の骨壷もそのまま入っていた。
(実家の方は、骨壷から骨を出し、サラシに包んでからお墓の中に入れました。そうすると、土にかえっていくと聞きました。)
骨壷に入ったままの骨って、どうなっていくのだろう。
義父が亡くなったのは、40年前だ。
骨壷満タンに入ったお骨は、減っていくのだろうか?


「中、結構広いで。後2つくらい余裕で入る。」


と夫が言った。
2013年に、義妹の納骨した時にも、同じ事を言っていたな。


その時には、付け加えて、


「さんは、ここに一緒に入るの?」


とも言った。



どうしよっかな〜。笑


菩提寺に納骨は済ませたが、まだ分骨したお骨が我が家にある。
これは、京都のお寺に持って行く予定だ。
本当は、菩提寺の処分をして、京都のお寺にまとめたい。
だけど、菩提寺には、既に3人分のお骨がある。
夫は、菩提寺のお墓に入るつもりだ。
4人分のお骨を動かすのも大変だわ。


あー、菩提寺のお墓は、娘たちに託すしかないのかなぁ。


無事に納骨が済み、駅に戻ってランチ(お疲れ会)をしてから、百貨店で「豆狸のいなり寿司」を買って帰宅。晩御飯は、いなり寿司とそうめんにした。


お盆に、京都のお寺に行く予定だったけど、あまりにも暑いので、「9月にしよう。」と提案したら、夫が、アッサリ承諾。


帰って来てから、


「お疲れ様。一緒に行ってくれてありがとう😊。」


と、夫から言ってきたので、救われました。
イライラしたり、我慢したり、色々あるけど、こうやって30年連れ添ってきたのよね。

でも、来年の1周忌は、同じ轍を踏まぬ様に致しますわ。














避難所で、着替えの時に1枚あると便利だそうです。
外で用を達しなければいけない時にも、活躍したとか…。



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