メールの送り方には、TO, CC, BCCの3つのパターンがあります。
基本はそのメールを読んでもらいたい当事者をTOにしますが、用途に応じて、CC、BCCを使い分けることでメールの幅が広がります。
●CC: Carbon Copy(複写)の略
TOで指定した宛先アドレス以外に、同じ内容のメールをCCで指定した複数の人へ同時に送ることができます。メールを受け取ったTOおよびCCで指定された人は、お互いに誰に対してそのメールが送られたのかが分かるようになります。社内関係者への情報共有など、お互いの人間関係が明らかな時に使用します。
●BCC: Blind Carbon Copy(複写)の略
BCCに記入したアドレスに同じ内容のメールが送信されます。ただし、TOおよびCCで指定されたメール受信者には誰にBCCがされているかについては分かりません。TOあるいはCCの人には、BCCの人にメールが送られていることを知られたくない場合(TO・CCの人とBCCの人の面識がない場合など)に活用します。
また、昨今は個人情報の取り扱いが厳しくなってきたこともあって、不特定多数の人に同時にメールを発信する場合は、宛先を自分にして、送信者全員をBCCにするのも一つのマナーです。
その場合は、メールの書き出しを、“XXXの皆さま(BCCにて失礼します)”などとしておくと良いでしょう。