四川料理と言えば辛いものばかりを想像しますが、実は辛くない美味しいお料理もたくさんあるようです。最後のディナーに選んだのは、そんな優しいお味のお鍋です。
お店は思いっきり改装中でした。事前に調べていなかったら、絶対に入らないでしょう…（笑）
このビニールのれん！これ、中華圏でしか見たことがありません。けっこう厚みがあるので、前の人がいきなり手を離したりすると、後ろに向かって飛んできたりします。当たるとけっこう痛いんです。
さて、オーダーしたのは鶏のスープ鍋。まずはつけダレが出てきます。我々が外国人であることに気づいたお店の女の子が、あれやこれやと世話を焼いてくれました。
具材は至ってシンプルです。白菜と豆もやし、お豆腐と春雨。楽しみに待つこと20分…いや30分…出てこない！お姉さーん！と思ったら、なんと先ほどお世話してくれた女の子は、すぐ先のテーブルでまかないを食べていました。自由です。
気長に待っていたら、ようやくお鍋が来ました♡このスープ、放し飼いで育った地鶏と栗、漢方の具材を何時間も煮込んだもので、化学調味料は一切使っていないそう。
まずはスープだけで頂きます。中にはホロホロに崩れた鶏肉と、よく煮込まれた山芋が入っています。
一口食べて、思わず夫と顔を見合わせました！何と深くて優しい味わい！口当たりはさっぱりしているのに、優しい甘みが広がります。これが栗の効果なのでしょうか。こんなに美味しいスープ、初めて飲みました。
スープを十分に味わった後は、具材を投入して少しずつ頂きます。いつまでも食べていたいような、深い味わいに感動…♡お腹がいっぱいになっても、ずっとスープを飲み続けてしまいました。ここはぜひともまた再訪したい！
宋二姐養生土鶏火鍋
四川省成都市成华区双林路89号附4
※電話番号は調べても出てきませんでした…
翌朝は、早い時間の便でまず香港へ。成都は街中から空港までが近いのが便利ですね。ラウンジはかなり残念な感じだったので、出発までスタバで時間を潰しました。