Before daylight

Before daylight

いつか、摂食障害を味方にすることができるように・・・。
過食と25キロダイエットと“心”の話。

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11月。


今年もあと2ヶ月というところで、
新しい手帳を購入し、
『去年も空白の月があったな…今年こそは、1年間使いたいなぁ…。』
と、
毎年思っていたことを、
また考えてしまった。


今回のわたしの回復は、
すごく、
スロー。


いつもは4・5ヶ月で約20キロの減量をし、世の中に戻り、止まっていた時間を取り戻したくて、ものすごい勢いで動き始める。


でも、
今回は、
それをやめた。


ダイエットに集中することをやめ、
とことん気持ちと向き合うことにした。


昔から、
いわゆる“忙しい”という状況は苦ではなく、
むしろ“自由”とか“フリー”とかが苦手。


学生時代は、校則・時間割が大好きで、そのギリギリを楽しむことがたまらなかった(笑)。


大人になってもその辺りは変わらない。


何かをしていると、
何も考えなくてすむ。


過食のときは食べることに没頭し、
ダイエットをしているときは痩せることに没頭した。


摂食障害のことを勉強し、考えてきたつもりではいるけど、
たぶん、
わたしはわたしから逃げていた。


一般論や学問的なことはもういい。


わたしと向き合わないとダメじゃん。



友だちが言ってくれたこと。

『歳は重ねてるけど、逆にもう焦らなくていいんじゃない?』

確かに。


『絶対大丈夫だよ、根拠はないけど(笑)。』

じぶん以上にわたしは知ってくれてる友人の言葉は、有り難いし、いい意味で重い。


過食症状を重ねたわたしは、
もはやじぶんを信用するなんて出来ずにいて、
だから、
すがりついているだけかもしれないけど、
友だちの言葉や直感を信じてみようと思った。


今回こそ乗り越えられないだろうか…。
前回のblogから1ヶ月。



明らかに心もカラダも上向き。



限られてはいるけど、行ける場所が増えたり、



3食+おやつを作ったり、


ネットの“手作りマーケット”に出品してみたり、



母の仕事を手伝ったり。



以前は、



とにかく痩せたくて、



まずは痩せてから先を考えよう!ということにして、


でも痩せたら目の前のことを消化するのに全力投球で、



結局、



根っこにある問題を、痩せたカラダと引き換えに、



棚上げ状態にしてきた。



その結果が症状の繰り返しであり、今。



もう、



いい加減イヤだ、



ホントにイヤだ。



だから、



今回は順番をかえてみることにした。



とにかく、



毒を出し、



出し切ったところで、



動く。



動きながら考える。



優先順位の1位ダイエット☆をやめてみた。



そうしたら、



何でもフツウに食べられるようになった。



今は、



それがただただ、うれしい。
8月末の不安な気持ちから、2週間と少し。



今までのことを1度リセットし、



新しいことを始め、



生活リズムが出来上がってきた。



昔のわたしにはもう戻りたくないし、



変わるチャンスは今までだってたくさんあったのに、


過去に執着し過ぎて、



前に進めていなかった。



友人が聞かせてくれる、たわいもない話から考えたこと。



わたしの気持ちを口にするときに整理したこと。



『不安』に支配されていた日々からまだ間もないことに驚く半面、



出来ないこともまだまだあって、



もどかしくも思うけど、



それでも今はいいような気がする。



ご飯を作ったり、



じっくりとストレッチをしたり、



気がつけば、



あっという間に体重も8キロ減。



痩せることよりも、



疲労している内臓をいたわることを心がけていたら、


カラダも少しずつ変化してきた。






わたしの中にある気持ちが、



表現できるツールにわくわくしながら、



今出した答が、



間違いじゃないことをどうしても望んでしまうけど、


今はこれを信じて、



ゆっくり前に進んでみようと思う。