先日運転の苦手な私が
初めて2時間かけて運転して
山形の実家へ行きました
その時の様子はこちら
実家に行った目的は
郷土料理の「笹巻き」の作り方を
母に教えて貰うこと
でした
毎年梅雨の前のこの時期に
柔らかい笹の若い葉に餅米を込めて
茹でて作る笹巻き
出来上がったものをきな粉で
食べます
笹で三角の器を作り
そこにもち米を入れて
紐で括っていくのですが
この括り方が難しい
紐が切れてしまって巻き直しを
何度もしました
母は手慣れていて作るのが早い
わたしの実家の地域では
お盆に餅をつきます
祖母はその餅を防腐のために
笹で包んでいた
と父と母に思い出話を教えてもらいました
冷蔵庫の無い時代は
植物を使って食べ物を
暑さから守っていたんですね
そんな昔からの知恵を教えてもらうのも楽しい
本当はもっと前にこうやって
母や父から昔からの知恵を教えて貰いたくて
実家に通ってみようと思っていました
そう思った後にあの感染症が流行し
行くことができなくなりましたが
その間に子どもたちも大きくなり
わたし自身も「植物の薬箱」などで
伝統的な植物の知恵を学んできました
その知識を得て実家で昔からの知恵を
教えて貰う事でより深く理解できていると
思います
ただ両親はあの頃より年をとってしまっていて
もっと早く来れたら良かった
と思う後悔はあります
実家は山の中なので
木々や野草がたくさん
竹林では、たけのこが取れます
そして大きな桑の木があり
まだ少し早かったけど
熟したマルベリーも少し収穫できました
来月は梅干し作りを教えてもらいに行きます