「こんな私ではだめ」
「もっとこうなれたらいいのに」
「変わりたいのに変われない」
「ずっと同じ場所にいるような気がする」
と途方にくれたことはないですか?
そんな時、『恒常性』というものを知っておくことはとても役立つと思う。
恒常性とは・・・ホメオスタシスとも呼ばれ、生物が、外界の条件が変動しても体の状態や機能を一定に保つ働き。(wikipediaより)
身体だと体温、血圧、心拍などなどわかりやすいですね。
実は、心の面での個人の状態や人間関係バランスでも恒常性(一定保とうとする力)が働くと考えるといろんなことがわかりやすく理解できます。
心理的ホメオスタシスと言います。
恒常性が働くとその人の平均値がみえます。
「いつも、大抵こんな自分」「ふつう」ってやつです。
気分があがったり、下がったり。
誰かは関係ないく、自分の中での上がったり、下がったり、を見ていくと真ん中がありますよね。そこです。
その真ん中自体をすこし上にあげていこうと思ったなら、そこは工夫や力を使う必要のあるポイントでもあると思います。
さまざまな工夫の方が大事なように感じます。
Plusサポートしてくれる人、環境。
これがあれば、とってもありがたいですね。
あ、環境っていうのは、自分の身をどこにおくか、誰と関わることを選ぶかという工夫の一つだと捉えています。すごく大切です。
どんな環境であっても、間違いなく、自分の内面、自分自身との対話が一番大切ではありますよね。
そうして、平均値が上がったら、また違う世界が目の前に少しずつ広がるイメージ。
症状のない自分のイメージを思い出す。
あるいは力を溜めて、作り出す。
それも症状から抜ける一つの道となります。
そこに至るまでに気持ちの良い自分の時はなかっったですか?
小さな頃、自分の好きだったことは?
自分が楽しいと思っていたことは?
自分が落ち着くことは?
自分がなぜかワクワクすることは?
抑圧し続けていることはありますか?
誰でも気がつかないうちに当たり前に適応力を身につけようと生きてきているものです。
私もです。
もうその何かしらの抑圧は手放してもいい時期のようです。
世間の価値観とは別の自分の声を聞いて、自分が今のその一つ一つの価値観をどこで身につけたのか気づいたら、手放す準備はもうできている時です。
そうやって、気付くたびに本来の自分に戻っていって、認めていくほどに、あなた本来の平均値は上がって、「普段」から「なんだかいい感じ」が増えて、その上がったところでまた恒常性が働くようになっていくと、それってなんだか素敵だと思いませんか?
恒常性は、その人自身の持つ内面のものなので誰かと比べる必要もなく、いい悪いでもありません。
生物が生きていくために必要なスキルです。
今まで必要だから、そこにいたわけです。
でも、もう違うかもしれない。
素敵に活用できるといいですね。
知っておいて、自分の状態の把握に役立てるだけで十分に安心へ繋がる材料になるものではないかと思います。
今回は、心の恒常性についてお伝えしたくて書きましたが、家族関係や友人関係、知人、仕事などの人間関係全般に「維持しようとする力(恒常性)」は働きます。
これについてはまたお伝えしたいと思います。
私が今回お伝えしたかったことは、、、
「自分のムラに振り回されなくて大丈夫」
「自分の把握には知識が役立つ」
「気合いでなく、工夫が大事」
「環境(自分の身をどこにおくか)も大事」
「自分との対話が大事」
ということでしたーーー💞
それでは、また
Happiness Mind カウンセラー 臨床心理士 Mai
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