このような工程で作られているらしい。
すべて実寸大なので、どこかで見たことのある絵も、こんなスケールだったのかとびっくりさせられた。
こちらは、「フランダースの犬」でネロが最期に見た絵『キリスト昇架』
こちらも、
こんなに大きな絵だったんだね。
『最後の晩餐』
修復前
修復後
そう、ここでは、一つの部屋に修復前の"最後の晩餐"と、修復後の"最後の晩餐"が向かい合うように展示されており、見比べることができる。贅沢。
ちなみに、本物の最後の晩餐の絵は、当時教会の台所の壁に描かれ、湿気などでかなり傷んでしまったのだが、その後さらに戦争や二度の大洪水に見舞われ、奇跡的に絵の描かれた壁は残ったものの、それも長い間雨ざらしにされボロボロになってしまったのだそう。
修復士のピニンさんという方により修復され、修復後の絵からは、ユダがキリストを裏切った対価を握っていることが分かる。
修復にかかった年月はなんと20年!1日のギャラは切手一枚ほどの価格だったのだとか。
ピニンさん本人からも、ぜひ陶板で再現してくださいと太鼓判を頂き、制作されたそう。
このお話をしてくださったのは、美術ボランティアの方。
定時ガイドがあることは知らなかったのだが、偶然ガイド中にそばを通りがかり、そのまま付いて行ったら、作品や作者のエピソードを交えながら、テンポよくメインどころを紹介してくださったので、絶対に参加するのをおすすめしたい。
25周年を記念した追加展示で、大好きな『夜のカフェテラス』が初公開されていたのは嬉しかった。
以下、特に目を止めた作品たち。
宝塚で「ナポレオン」という作品に出演した時、戴冠式の場面があった。想像材料となる大事な資料の1枚が、この絵だった。
実際には列席しなかったとされるナポレオンの母も描かれているこの絵。そんな背景も知って見ると名画はより面白いのだと当時思った。
ルーヴル美術館で本物を見ていても、私には、残念ながら違いを見抜いて語る力は無いけれど、ルーブルと同じ赤い壁に飾られたこの作品に、再び感動を覚えたのはたしか。
そして。
大塚国際美術館、一番感動させられたのは、空間展示。空間ごと再現されているのだ。
これは文字で説明するより写真で見てもらうほうが早いと思う。
『モネの大睡蓮』
炎天下ということを除けば、すごく心地の良い場所だった。
鑑賞ルートは4km。
美術館内を歩いただけで、歩数は16000歩を超えていた。
ふしぎと疲労感は無かった。
見応えたっぷりな大塚国際美術館、フォトジェニックな写真を撮れるスポットも必見♪
cherish now... 今を大切に
ひなの🌸
真衣ひなの
元宝塚歌劇団 星組 95期娘役
現在は女優とイラストレーターの二本を主軸に活動中。
舞台・映像・ライブ・イベント司会
ホームページ用素材、ロゴマーク制作、商業用パッケージのアートディレクションなどを担当。
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