舞台「花巻ファミリー」閉幕
ご観劇下さいました皆さま、応援して下さいました皆さま、ありがとうございました。
ーー嘘から始まる悲劇
事前の告知で、出演者一同「このお話は悲劇です」と言い続けてきました。
そう、登場人物たちにとっては悲劇以外のなにものでもありません。
但し、それを客観的に見る側にとって、もっと言えば舞台のジャンルで言うなれば、悲劇と言うのが的確か‥
それなら "おかしな悲劇" とでも言いましょうか。
物語は一つの嘘から始まり、その嘘を取り繕うための嘘をまた何層にも塗り重ねていきます。
出演者が「90分間笑ってはいけない状況」に置かれているこの作品を"悲劇"だと告知していることこそが、我々がつく一つ目の嘘なのではないか、そんなふうに思っていました。
実際、こんなに客席から笑い声が聞こえる作品は初めてでした。
脚本演出の山崎さんは「喜劇ではありません、悲劇ですから!」と語気を強めて何度も仰っていましたが、千秋楽を終えた今言葉にしてしまうと、多分これはコメディ作品だった気がします(喜劇とは言いません)
ところが、今までなんとなくストレートプレイ(歌と踊りが無いもの)=シリアス芝居だと思い込んでいた私は、他のキャストが口を揃えて「悲劇だ」と言い続けるので、もはや悲劇の定義が何か分からなくなり、川又さんだったかにコッソリ「これは悲劇なの?」と聞いたぐらいには混乱していたのも、今だから言える話。
実力派揃いの共演者達は心強い存在でした。でも、正解を求めて自問自答する間は常に孤独でした‥
幕が開き、お客様に肯定して貰えたように思えた時、ようやく息が出来ました。
だからこそ、お客様との一体感を感じられる毎日が毎回が、新鮮で刺激的で、本当に楽しかった。
ご覧頂いた方から、作品への評価とともに「見たことない真衣ひなのだった」というお声を頂けたのも嬉しかったです。
信じてキャスティングして下さった
座長であり同期のひとさん(花瑛ちほ)
プロデューサーの東森美和さん
可能性を探して下さった脚本家の山崎さん(素晴らしいエンターテイナーでもあらせられる)には感謝の言葉しかありません。🔻
改めまして劇団ユニット『関西金髪』立ち上げおめでとうございます。
旗上げ公演となる本作に呼んで頂けたことは一生忘れる事のない大切な宝物です。
関西金髪さんの今後の活動も心より応援しますと同時に、いつかまた一緒に何かを作りたいと思ってもらえる私であれるよう、精進し続けます。
素晴らしい共演者の皆さま、スタッフの皆さま
この場をお借りして感謝申し上げます。
何より、足をお運び下さいました皆さま
誠に誠にありがとうございました!
今回「応援札」というシステム?も初めて経験しましたが、とっても嬉しいものでした。
コロナ禍ではずっとご遠慮するしかなかったお手紙や差し入れもお受け取りすることができ、真衣ひなのを応援してくださる方の-存在-をたしかに感じ、この上なく幸せな日々でした。
本当にありがとうございました。
繋がれたご縁に感謝
special thanks
(敬称略)
花瑛ちほ/内田莉紗/岡田帆乃佳/南翔太/フェルナンデス直行/塚原直彦/真心/川又咲/かんた
『劇団ユニット関西金髪』
プロデューサー:東森美和
脚本そして演出:山崎洋平
舞台美術:秋友久実
照明:一場美紀音響:椶内懂海
舞台監督:渡邊歩
演出助手:鈴木美波、鈴木美結
宣伝美術:norimori
パンフレット撮影:市川唯人
メイキング動画制作:sayo_films
制作:三國谷花
制作補佐:清水瑞希・常盤美妃・湖元奏汰
主催:株式会社 HigashimorimiwA
cherish now... 今を大切に
ひなの🌸
真衣ひなの
元宝塚歌劇団 星組 95期娘役
現在は女優とイラストレーターの二本を主軸に活動中。
舞台・映像・ライブ・イベント司会ほか
イラストレーターとしてはホームページ用素材、ロゴマーク制作、商業用パッケージのアートディレクションなどを担当。
<こころの発達アテンダント認定講師>
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インスタ、twitterもやってるよ〜
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チアねこ©︎cartoni キャラクターデザイン及び、「チアねこ応援スタンプ」の制作からリリースまで担当しました。
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