「ミュージカル 東京ラブストーリー」

(空)チームの公演を観劇しました。





1988年に発表した漫画「東京ラブストーリー」が原作、1991年にはフジテレビがテレビドラマ化し、当時社会現象にまでなったと言われる作品を、初めてミュージカル化した今回の公演。




さて、有名ゆえに作品名は知っていたものの、漫画もドラマも、一度も見たことが無い私。


今回はあえてあらすじなどを見ず予習なしで観劇に臨んでみることにした。





プロローグは、宝塚でも特に漫画原作を扱う公演に多く見られる、出演者が一堂に登場し歌や動きで本編導入に繋げる演出。


幕が開いてすぐに出演者の顔が見られるので、本編が始まる前にそれぞれの役者のビジュアルが確認できるし、いきなりセリフが始まるよりナンバーから始まることで、「おっ始まった!」という期待感がより膨らまされるのが良い。



そして物語は


幼馴染、

親友だけどライバル、

三角関係、

新たな恋敵出現!?

「ちょっと待ったー!」


と、なるほど王道の恋愛詰め合わせ。



王道のなにがわるいかって?



いえいえ、好物ですとも。



最近であれば、呪術廻戦、チェンソーマン、ゴールデンカムイなど、少年漫画も幅広く読み漁る私だけれど、何を隠そうプリンセスコミックスなど王道少女漫画も大好き。(特に細川智恵子さんが大好きで王家の紋章と伯爵令嬢全巻持っている)



幕間には、

三上くんは何考えてるの!?

結局だれとだれがくっつくの!?

と、興奮止まらずの私だった。


一緒に観劇していた友人はコロナ禍になってからこのドラマを見たそうで結末を知っていたが、

私の発言にも「うーん、あぁそんな気もしてきたなぁ」と上手にとぼけてくれたので、全くネタバレされることなく2幕も楽しめた。

さすが、女優。以前共演した後藤の夕貴ちゃんである。なかよち🤫



それにしたって、2時間半弱の舞台に、5人の男女の恋愛模様、おまけに今治タオルのプレゼンテーションまで、よく詰め込まれていた。

もうあと2時間やって頂いて、それぞれのその後を見せて欲しいぐらいだった。



この公演、1番のお目当ては、


そう、


夢咲ねねさんを拝見するためであった・・!!!!!


そして"ありんこ"こと、綺咲愛里ちゃんを愛でにきたのであった・・!!!!!


うーん、なんと眼福な、そして私得な(←あなただけじゃない)組み合わせだろうか。



ねねさんもありんこも、共に宝塚時代ご一緒させて頂いていた方である。

何なら、よく一緒にご飯に行ったり水族館に行くなどしていたので、現役時代の中でも濃い思い出が多くある。


と言いながら、

しばらくご無沙汰してしまっていたことも事実、、、今回はお二人がご一緒に出られると知って、しっかりと、目に焼きつけにきた!




はぁ。

相も変わらず美しいねねさん‥!


薄いベージュのゆるめのワンピースに、これもベージュのミニトートバッグを持ったねねさんは、新鮮なビジュアルだった。


"東京そのもの"と揶揄されるリカとは正反対の役どころとあって、少し野暮ったさも感じさせるコーディネートなのかもしれないけど、スタイルの良い人は何を着ても似合われる。

そして、セリフの言い回しや細かな所作から、純朴で可憐なイメージがファーストインパクトでしっかり付いたのが本当に流石ねねさんだった。

(ちなみに影響を受けやすい私は翌日全身ベージュの服を着て出かけた)



「この役はこういう人柄です」

と最初に示してもらったものによって、その後の物語の進行に説得力がついてくるから、ファーストインパクトってすごく大事だなぁと改めて思った。



と言いながら、

観劇後に原作あらすじを調べていたら、さとみのことを「おでん女」と称されている記述を見つけて、大いにイメージが変わった笑




ありんこも可愛かった…!

青山でお買い物をするありんこ、ありんこがそこにいるだけで、背景に青山のお洒落カフェなどが見えた。

白衣にメガネもものすごく似合っていたし、家柄がよく真面目で普段気のきつい感じを出してるけど実は押しに弱くてメガネを取ったらもっと美人という王道設定が・・・良い!


設定と、そう見えるか、は別の話なので、とても素敵だと思った。



そして私にとって特別な二人が、舞台で共演、いや競演、というか役でバチバチしている。

・・・良い!



ねねさんにご連絡したら、まさかの二人からボイスメッセージでお返事が来て、楽屋でも仲良くお話しされているんだろうなぁとこれまた微笑ましい気持ちになり。・・・良い!笑



ということで

非常に私得な公演なのであった。( ? )




エピソードが沢山用意されているというよりは、曲中で感情の変化を見せて、それが次の展開へのヒントになる、というような演出が多かった気がした。


それだけに、限られたシーンの中でこちらをドキドキワクワクさせてくださるキャストの皆様は本当に素晴らしかった。



永尾完治役 柿澤勇人さん
とにかく歌がお上手!なのもさることながら、全身からもう優しくて良い人オーラが‥
ところどころでコメディ要素も入れて観客を笑わせて下さった。


でもカンチってさ、、良い人だけど、実際に置き換えたら流されやすい人?
そもそも、カンチと、さとみも、というかみんな、気持ちの切り替え早くない…?(恋バナ始まる?)


赤名リカ役 笹本玲奈さん
最初はちょっとうんざりしちゃいそうになるぐらいのハイテンションぶりと空気の読まなさ(≠読めなさ)が目立つリカだけど、それがどんどん彼女の魅力になっていく。
安定した歌唱力と、カラフルな表現力の笹本玲奈さん、素晴らしかった。


三上健一役 廣瀬友祐さん

かっこよすぎた。(直球)

「自分の気持ちに素直になれよ」

これを言っているシチュエーションは非常に非常に良く無いんだけど、良かった、とてもドキドキしちゃった。


甘い歌声と、溢れ出す東京お洒落感、原作もドラマも知らないけど完全に三上くんだった。



というか三上くん、その人で決めたんだよね?もう目移りしちゃだめよ?

その後のお話を構想して勝手に心配になる。



この公演には、ねねさんとありんこの他にも、星組でご一緒させて頂いていた妃白ゆあさん、受験生時代バレエ教室が一緒だった矢吹世奈ちゃん、一期下の咲良さんもご出演。



「ミュージカル 東京ラブストーリー」は、18日(日)まで公演中とのこと。

気になった方はぜひ劇場へ。





出演者の皆さま、

ありがとうございました!








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