数日前に東京宝塚劇場で千秋楽を迎えた、月組公演「今夜、ロマンス劇場で/ FULL SWING!」


この公演は、同期【月城かなと】のトップスターお披露目公演。




待ち侘び待ち侘びて

ようやく迎えた観劇の日。



美しすぎるポスターに、期待が膨らむ。




歴史ものであれば、ある程度予習しておいたほうが話が入ってきやすいけれども、今回は予習なしにやってきた。

原作も見たことがないという状態。



第1幕

「今夜、ロマンス劇場で」




冒頭すぐに看護師さんたちが登場したので、今夜ロマンス劇場でって病院の話だったのかぁ、と呑気なことを考えていた。


すると急にモノクロームの世界に変わった。


しかもヨーロッパ王室のような雰囲気なのに、王女様の名前は「みゆき」


頭の中にしばしが飛んだ。


これは一体どんな話なのだ。



それらの疑問はすぐに解決する。物語の構造は最初こそ入り組んでいるが、内容自体はとてもシンプルなものだった。



簡単に言えば、現実世界の男性とスクリーンの中の女性が恋をするお話。


願いが届き、現実世界で出会うことが叶い想いを通わせる二人だったが、スクリーンの中の女性が現実世界に居続けるには"人に触れないこと" という条件があった。


触れられない恋人と共に生きていくのか… 

選択が迫られるラストにかけて、自分だったらどうするだろうと考えながら見守った。



童話のようなファンタジーな世界観と、宝塚独特の色付けで、非常に面白い作品だった。



うっしー(月城かなと)の声のトーンや、セリフの言い回しが、やたらと優しく心地よかった。


最初は、何をするにも弱腰に見える役柄なんだけど、職場で大騒動を起こした彼女に対して、「もう良いです、帰りましょう」と優しく声をかけるシーンは、なんだかとてつもなく良い男だった。



そして、数十年後のうっしーは、病床で白髪白髭のおじいさんになっているのだが、これが美しさが隠しきれていないどころか、むしろイケメン度が増しているようにすら見える。




パッパッパッパッ。


すかさず上がる双眼鏡。


みんな気になるよねぇ、という私も其の内の一人だった。




海乃美月ちゃんのモノクロームの美しさには驚いた。


これは完全に主観なのだけど‥


お芝居の中で出演者の映る映像がスクリーンに出された時に、いつも違和感というか、現実に戻されることが多い。

私は、その理由の一つはメイクのせいだと思っている。


舞台では気にならない宝塚メイクだが、舞台上のスクリーンで映し出されると、どれだけ物語に没入していても、"そうだ私は今宝塚を見ているのだ"と気付かされることがある。


でも今回、それが少しも気にならなかった。映像用に少しメイクを抑える工夫をしているのかもしれないし、映像編集の方の手腕もあるかもしれない。これに限ったことでは無いが、いろいろな努力が集まって、良いものは生まれる。。



なんにせよ、実写で現れた海乃美月ちゃんは、絵本から飛び出してきたような現実離れした美しさだった。




一節歌って、すぐにたっちだとわかった。

たっち(=晴音アキ)の声には、温もりがある。


やわらかくて、力強さもあって。


そして今回、メインの役とは別で、あちらこちらに登場していたのだが、私は特に、上手前でピンク色のワンピースを着て男役さんと踊るところがお気に入りだった。

ウィッグも可愛かったし、何より、誰よりも丁寧に踊っていてとても可憐だった。




鳳月杏さん、


素敵すぎやしませんか。。。



花組さんにいらした時から、ロックオンされておりましたが。


おみ足が長いこと長いこと。


作り込まれた濃ゆい役作り。


細部に至るまでのこだわり具合。



すごく・・・好き。


私は、面識は無いのだけど、

絶対にこの方良い人だと思う!!

…存じ上げないけどね。

絶対に優しい!!

ほんと、知らないけど。

でも絶対に普段からユーモアのある方だわ!!いや、本当に全然お話ししたこと無いんだけども!



ということで、月組さん、ますます目が離せないなぁと思うのだった。。




そして、もうひとかた、

気になる娘役さんを発見。


結愛かれんさん。


勉強不足で大変、申し訳ないのだけど、、初めて認識する宝ジェンヌさんだった。


セブンスターズという7人組のアイドルグループのお役をされていたのだが、とにかく、はちゃめちゃに可愛いかった。


お顔も勿論のことながら、彼女は魅せ方が本当に上手だと思う。


自身の顔の可愛い角度を知り得ていて、踊っていてもそこを絶対に外さない。

ということは、体の軸が安定しているのだ、ダンサーさんなのだろうなと分かる。

手の持って行き方なんかも本当に上手で。


…気になって、後ろでフリー芝居をしているときにも双眼鏡で追いかけてしまう。


なんてこった、可愛い。


隙のない可愛さ。



ーーその場面は、なぜか6人しかいなかった。


「緑の彼女が、いない!!!」


それもそのはず。次の場面で、映画館の館長さんの恋人役で登場された。


追い方・・・もはやファン🫤







第2幕

「FULL SWING! 」


スーツが似合う月城かなとさん。
まさに眼福。


白に黒ストライプのスーツって、私が昔見ていた頃の宝塚!って感じがするんですよ。

案外、昨今のショーでは見ない気がする。そして案外着こなすのが難しいとも思っている。

…ため息が出るほど素敵だった。
それから、
ハットが顔に落とす影。

共感を得られるか不安だが、
ハットが顔に落とす影、これが本当に良かった。被り方だったり、顎の上げる角度だったり、絶妙だなぁと唸った。(マニアック)

それから私はうっしーのまぶたに乗せられたラメが、どこのアイシャドウなのか気になっていた。またの機会に聞いてみよう…


私、うっしーの優しい声好きだなぁ。



暁千星くん

暁くんに至っては、水を得た魚のように、ショーでイキイキと跳ねまくっていらした。

ピルエットも軽くトリプル回っちゃうし、足もバーンと惜しみなく上げちゃう。気持ち良いくらいに。

観ながら私は思っていた。

ありがとうね、星組に来てくれるんだよね、ありがとうねぇ。と。
(まったく、どの立場で言ってるのか)

でも本当に、星組同期、礼真琴氏との競演も楽しみで仕方ない。


同期といえば、たっちのダンスもショーで沢山見られて楽しかった!
鳳月杏さんとのダンスシーンは、息のあったコンビネーションで、早着替えもして、最後はバチンとウィンク⭐︎⭐︎⭐︎すっごくキュートだった!

それから、結愛かれんさんはショーでも可愛いかった。私、一場面も見逃してないと思う。笑



兎にも角にも、


着実に経験と実績を重ねてきたのだという説得力があり本当に素晴らしかったうっしー…(涙)


改めて、トップ就任おめでとう。



月組の皆様、

素敵な舞台をありがとうございました。





そういえば、

劇場内にこんなものが新しく出来ていた。




星組公演

『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人-』『Gran Cantante!!』

4月23日より宝塚大劇場にて公演開始です!ぜひ足をお運びください。


(だからどの立場で告知?)



それでは、今回も駄文にお付き合い頂きありがとうございました。


〜〜♪すみれの花咲くころ






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