今もなお、救出作業、復旧作業が続けられている、深刻な被害をもたらした台風19号。
死者8000人予想と報じられていたこともあり、街のスーパーやコンビニでは、パンや水の売り切れが続出。
明らかに、いままでとは違う危機感を感じていた人も、多かったはずです。
今回、事前の報道を受けて「念のため」で避難された方も沢山いらっしゃったかと思います。
結局何事もなかったと言う人もいらっしゃったでしょうが、実際、念のための避難によって、被害を未然に防いだケースもありました。
ありました、と言うのは、身近にそういう人がいたからです。
"防げる被害を防ぐ"ということは
その人の身を守るだけでなく、
例えば、救急車1台、救命員3名を、ほかの人命救助に向かって頂くことが出来るということ。
自分を守ることは、人を守ることにもなる。
だから間違っても、面白半分で自ら危険な行動をするべきではありません。
こんな災害は二度と起きて欲しくない。
けれども悲しいことに、天災から逃れる手段を、未だ私たち人間は持っていません。
だったらせめて、
ああしていれば良かった!と思わないように、出来うる限りの万全の備えをしていたいし
せめて、私のブログを読んで下さる皆さんの身を守ることに役立てたら‥!
そう思って、今回の記事を書くことを決めました。
内容は、
・用意しておくべきもの(防災グッズ)
・災害前にするべきこと
・災害時の情報
と言っても、見聞きしたり、独自に調べたりしたことの寄せ集めですので、
追加して伝えて下さることや、間違っていることなどがあれば、ぜひ、コメント欄にお寄せくださいませ🙇♀️
お願い致します。
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かくいう私も、防災の準備を始めたきっかけは、昨年の北海道胆振東部地震です。
それまでは、恥ずかしながら、防災意識は薄かったように思います。
でもあのとき物凄く不安を覚え、
不安を拭うためにも、備えが必要だと思いました。
その時の記事がこちら。
宜しければ、目を通して頂けたらと思います。
早速ですが、まずは以前もご紹介しました防災リュックのご紹介です。
一応前置きしておきますが、これはPRでもありませんし、店の回し者でもありません。
私が購入したのは、楽天の防災セットです。
最近は、デパートやスーパー、東急ハンズなどの一角でも、セットで販売されていますよね。
個別に買う方法もありますが、
色々と調べた上で、必要な物を一つ一つ探してそれぞれの店で購入するよりは、セットで購入したのち補填する方が効率的だと思ったのと、
付属のリュックも災害時用に考えられた丈夫な作りの物でしたので、それも決め手となり、こちらの商品を購入しました。
9980円(税込)
楽天で販売されている全てのセットの中身に目を通して選びました。
私の独断と偏見ですが、
かなりおすすめします。
この商品の4人用のセットも購入して、実家に送りました。
認定防災士特選ご家族用防災セット
16500円(税込)
口で「気をつけてね。」と言うだけでは私が安心できないので、この防災セットを必ず、すぐに持って出られる場所に置いておくようお願いしています(・・;)
以前の記事に詳しく記載していますが4人用セットの方が一人用セットよりも少し付属品が多いです。
いずれも、
3日間すごせる内容となっています。
次に、その中身から、さらに自身で補填した物まで、詳しく紹介していきます。
①保存食
・水やお湯を注いで出来るご飯 ×3
・飲料水 ×3
・えいようかん(羊羹) ×1
・割り箸やスプーン
くまモンのご飯はセットに入っていた物だと、今の今まで思っていたので一緒に写してしまいましたが、これはどうやら私がいれた物でした(^^;;
すみません。
ちなみにこれも、セットのご飯と同じく、お水やお湯を注いで作るご飯です。
それぞれ、味は分かりません。
期限が2024年になっていますので、2024年、何事もなく平和に迎えられた記念に、開けて食べたいと思います。
(その時には買い足す事も忘れずに‥と)
②発熱剤
・モーリアンヒートパック(大) ×1
・モーリアンヒートパック(M) ×3
これがあれば、あたたかいレトルト食品を食べることが出来ます。
避難所などの非日常の空間で、あたたかいものが食べられる、それだけでも気持ちが緩和されそうですよね。
③簡易トイレ
5回分あります。
これは、断水のときに活用しますね。
④軍手
⑤レスキューシート
軍手は瓦礫を片付ける作業などに役立ちますし、レスキューシートは、防水シートや保温シートとしても使えるようです。
⑥救急セット
・ウェットティッシュ
・絆創膏
・マスク
・テープ
・コットン
・ピルケース
ピルケースには常備薬を入れ、他に、普段使っている軟膏なども入れておくと良さそうです。
⑦手回しラジオライト
それくらい、必須だと思った物です。
こちら何が凄いのかと言うと、
これ一台で
・ラジオ
・懐中電灯
・防災ブザー
になるんです!!
もともと充電されているので届いたときから使えましたが、今回の台風上陸前にはフル充電にしておきました。
充電はUSBポートで、災害時には手回しで発電することが出来ます。
動画で見て頂くと分かりやすいかな。
↓↓↓(音量注意)
(防犯ブザーは一瞬で止めましたが、鳴らし続けることも可能です。)
⑧アクティブツール8種類
普段も持ち歩こうかしらと思うくらい、マルチに機能するツールです。
セットに入っていたのは以上です。
ここに、私が足し入れた物は‥‥
・少し丈夫な使い捨てスリッパ ×2
・ティッシュ(箱無し)
・ウェットティッシュ(予備)
・モバイルバッテリー ×3
・USB充電器(3ポート)
・酸素缶
・シーチキン缶
・チャッカマン
モバイルバッテリーは、普段使いしている物なので、リュックに入れていませんが、今回の台風直前には全てフル充電しました。
充電器は3ポート。
避難所ではコンセントも共用なので、タコ足配線や、複数のUSBポートがある充電器が便利だそうです。
シーチキン缶は、勿論、食糧にもなるのですが、非常用ランプにもなります。
チャッカマンはその為にあります。(ライターやマッチでも可)
このシーチキン缶を用いた非常用ランプは、昨年の相次ぐ災害時に注目されていました。
作り方は、
備える.jp さんで
わかりやすくご紹介されていましたのでご参考にされると良いかと思います。
・ボディシート
・化粧水
・マスク(予備)
避難所に行かれた女性の方の経験談で多く見受けられたのが、
「化粧品や化粧水を持っていればよかった」
防災グッズというところで言うと盲点でしたが、確かに、あれば嬉しいものです。
ボディシートや化粧水においては、普段使いしているので、いざとなったらリュックに押し入れる物としてインプットしてあります。
今の時期はとくにインフルエンザも流行り始めていますし、もし避難所に行くとなれば大勢の人が集まるので、マスクは少し多めに入れています。
これらを入れて、ようやくリュックが満タンかな、と言った次第なので、なかなかの容量があることが分かります。
その他、避難時に持っていくと良いものとして多くの方が挙げられていたのが
・タオル
・毛布やブランケット
・アイマスク、耳栓
タオルは複数枚あると、濡れた身体を拭いたり、布団代わりに就寝時使えるそうです。
避難所では消灯しないので、眠る時はアイマスクや耳栓があると良いそうです。
それから、
念のための念のための、
・エアーベッド
私はドンキホーテで購入しました。
都内に住む知人から、今回の台風上陸の際、家にあるエアーベッドを膨らませたと聞いたので、私も、これを機に押し入れの奥から手前のほうへ移動させました。
このベッドは普段は小さく折り畳めて、コンセントに繋ぐと1分ほどで膨らみます。
普段は家族や友人が泊まりに来た時の予備ベッドとして使っているのですが、
災害時にイカダがわりにもなるというのは、ちょっと心強いですよね。
私が東京で住んでいるのはマンションで、その階まで浸水することは考えられませんが、
エントランスが浸水したら?
断水したら?
停電したら?
地震が起こったら?
絶対に安心な場所などありません。
マンションなど建物に被害がない人は避難所に入れないこともあるそうです。
電気は1週間程度、ガスや水道は数週間止まるおそれがあり、防災セットを用意しておくのは、在宅避難の備えにもなります。
【災害前にするべきこと】
・物干し竿やプランターなど、庭やベランダに置いてある物を室内に入れる
・側溝や排水口を掃除、水はけを良くしておく
・カーテンを閉める
・タンスや棚などには転倒防止プレートや耐震ジェルなどの防災アイテムで耐震を
・寝室の入り口付近に家具を置かない
・お風呂の浴槽に水を貯める
・トイレに、ビニール袋に水を入れた「水のう」を入れる
今回の台風上陸前には、ホームセンターから養生テープが消える事態が起こりました。
窓ガラスの補強の為、米の形にテープを貼る方法が報道、拡散されたためです。
ただし、これについて気になるご意見もありました。それが、
窓ガラスにテープを貼ることによって、ガラスが耐えられる圧力が5400Paから3800Paになってしまうのでかえって強度が低くなる、というもの。
物が飛んできやすい低い場所にお住まいの方以外は、安易にテープを貼るべきでは無い、と言う記事もあり、それによると最も安全なのは、窓の外側からと内側から、ダンボールで補強する方法だそうです。
いずれも、住む場所によって、各自の判断が重要かと思います。
【災害時】
・外へ出ない
・川に近づかない
・エレベーターの使用を控える
・停電したらブレーカーを落とす
・避難前には火の元、ガスの元栓、電気のブレーカー、戸締まりの確認
ー災害用伝言ダイヤルー
- 局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。
※一般加入電話や公衆電話、一部のIP電話からご利用できます。
※携帯電話・PHSからもご利用できます。詳細は以下のページをご覧ください。
ーその他ダイヤルー
海上保安庁『118』
災害伝言ダイヤル『171』
故障相談ダイヤル『113』
救急相談センター『#7119』
道路緊急ダイヤル『#9910』
JAFロードサービス『#8139』
ー無料開放される公衆wifiー
「00000JAPAN」は、すべての人に無料で開放されるため、IDやパスワードの入力は不要。携帯電話やパソコンの設定画面でWi-Fi接続を「ON」にして、ネットワーク選択の画面で、ネットワーク名(SSID)「00000JAPAN」を選択するだけで利用できます。
ただし、携帯電話ネットワークのようにどこにいても利用できるわけではありません。アクセスするには各社の公衆Wi-Fiスポットに近く必要があります。
また、「00000JAPAN」は緊急時の利便性を優先しているため、通信の暗号化などのセキュリティー対策は講じられていません。クレジットカード情報や個人情報などの重要な情報の入力は極力避けるよう、気をつけましょう。
【水害にあったら】
この記事がとても参考になりましたので、リンクを貼っておきます。
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いくら備えていても、予期せぬ事態は起こりうること。だけど備えて損することは無いです。
自分や自分の大切な人を守るために、
できることから一緒に始めましょう。
今回の災害で被害に遭われた全ての方へ心よりお見舞い申し上げます。
cherish now... ひなの