ゆる農記『3』 拝啓、梅原真様 2017年12月なのに11月号 | 迷子の大人たち 3

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~ニワトリノニワ 非公認ブログ~ 
テキトー経営者のエー加減農業日記(昔は) 最近 っぽくなくなってきた。意外とマヂメ?更生した?

忘れてた訳じゃありません。ブログ用に手直ししようと思いつついつものように面倒だな、と後回しになってしまいました。ごめんなさい。

 

と、素直に謝ったフリして一ヶ月遅れのアレを。今回のは「禁煙と共産主義」がテーマです。最近ブログの文字が余りにデカ過ぎて読みづらいのでは、と。

 

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梅原デザイン事務所  梅原 真  様 

 

いつも有り難うございます。

財務省でたばこ税の増税が真剣に検討されているそうです。来年から4年かけて一本につき3円の増税を見込むのだとか。たばこを吸わない私はもっと大胆に増税をして一箱千円くらいになれば喫煙者が激減して良いのにな、と思っています。

 

何故なら普段から色々な場面で受動喫煙の被害にあっているからです。例えば良く通うゴルフの打ちっぱなしには未だ二席に一個の割合いで灰皿が常設してあり、近くに喫煙者がいるとずっと嫌な気持ちで練習することになります。

 

ご存知の通り地方ではまだほとんど分煙化が進んでおりません。狭い飲み屋などで誰か一人でも喫煙者が居るとそこに居る非喫煙者全員がタバコで料理が台無しにされてしまいます。一番嫌なのは前を走る車の喫煙です。

 

ようやく暖かくなり気分よく窓を開けて運転しているとタバコの煙でむせ返る。前方の車内の喫煙者は想像もしていないでしょう。その他にも通っている市民プールの入り口に喫煙所がありあろうことか職員が頻繁に利用するのでいつも息を止めて通過していたり、思えば喫煙者に対して忌々しいことが多いです。

 

しかし、実は私も11年前まで同じことをしていたのです。10代後半で喫煙を覚え(ん?)十数年間愛煙家でした。喫煙癖を止めたのは丁度マイルドセブンが300円になる2006年のことでしたが増税が直接のきっかけという訳ではありませんでした。

 

その当時たまたま某コンビニの店長をしており店長であることを良いことに1時間に一回くらい店舗裏の専用喫煙所でこっそり喫煙してはまたレジに戻るということを繰り返していました。

 

そんなある時私がレジを打っていると女性のお客さんが顔を背けたような気がしました。その店舗は近くに大手化粧品メーカーの営業研修施設があり、そのお客さんもパリッと化粧をした上品な若い女性で間違いなく化粧品のセールスレディだと思われました。

 

そこでふと気づいたのです。非喫煙者のお客さんはレジで対面している私の喫煙後の口臭にも敏感で快く思っていないだろう。せっかくうちの店舗を訪れてくれたお客さんに嫌な思いをさせている私は店長としてどうなんだろうか、と。

 

その日から徐々にニコチンの少ないものに落として行き、更に本数を減らして3ヶ月後には無理なく止めることができました。いや正確に言うとそんな努力より、タバコの匂いが嫌いになるよう自己暗示をかけて行ったのが大きいです。心理学をかじっていた私は“人の行動は心が決める”ということを理解していました。

 

ま、そんな話はさておき政府でタバコの健康被害が真剣に議論されるようになって15年位経つのでしょうか。その間に増税が進み、最も影響力が大きいのはCMが禁止になったお陰で喫煙者は一気に1割近く減少しました。

 

改めてテレビの影響力の大きさを思い知ります。そうであるならば世の中をもっと良くすることにその影響力を使って欲しいものだ、と真に願います。マスコミ関係の方々お願いしますよ、と。スポンサーや視聴率ばかりに囚われるのではなく・・・

 

さて、誠に遺憾ながらニワトリノニワの現在のスタッフの中にも喫煙者が二名もおります。私を除けば喫煙率50%と、日本の平均約30%から比べてとんでもなく高いです。その内の一名は現在ご懐妊なため禁煙しているようですが。

 

私は経営者として彼女らに喫煙の害について説明し、禁煙を促しているのですが具体的に禁煙行動に移る者は中々おりません。指導者として不甲斐ないものです。実るほど頭を垂れる稲穂かな、の諺ににあるように齢を重ねるほどに柔軟になり人として丸くなるべきだとこれを理想とする人は少なく、多くの人は一層頑なになり人の話を聞こうとしなくなってしまいます。

 

早死にしても構わないからタバコは止めない、と。

 

私は現在の喫煙者は社会に対して無責任だとすら思います。それは受動喫煙を引き起こすからというばかりではありません。未来に対して大きな負担を残すことになるからです。

 

喫煙と病気の関係が医学的にこれほど明確に分かっているのだから喫煙者は今後自分の身に起こる病気とそれに伴う医療費について誰が負担しなければならなくなるのかをきちんと考え、行動を改めるべきだと思います。

 

遺憾ながら低所得者ほど喫煙率が高いのが現実で、年収200万以下と年収600万以上の男性を比べると10%以上も喫煙率が高いそうです。その理由について様々ありそうですが食べてくのがやっとな感じでは理想的な将来を思い描いて今を節制することは難しい、からなのだと思われます。

 

アベノミクスは富裕層ばかりを優遇する政策を取ってきたお陰で収入が二極化し低所得者層を増やして来ました。お陰で戦後最長の好景気だと安倍政権が宣う中、世間一般の空気はよどんでしまっています。

 

私自身は収入と幸福は別物だと考えておりますが、一般的に言えば世の中に不幸な人が増えていると言えるのだと思います。私はいっそのこと世の中の富を均等に分配する完全共産主義に変えたら世の中良くなるような気がします。

 

働いた分だけ収入がある、というのではなければ誰も働く気がなくなり経済は衰退する。経済優先の日本ではそういう議論に終始しそうですがしかしそれは資本主義の考えをそのまま当てはめるからオカシイのです。

 

人にはそれぞれ能力に差がある、それが個性です。共産主義においては能力のある人は、能力やハンデのある人のために働くという利他的な精神を求められることになります。収入はみな同じだから金のためではない。だとすれば皆から尊敬されるということがモチベーションとなります。

 

そう、これ、「世界でいちばん貧しい大統領」こと南米ウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカさんが率先してやってきたことに近いんじゃないでしょうか。政治家の給料を圧倒的に下げ、お金のために政治家になりたい人材を排除すべきだと思います。

 

そしていつか、誰もが自分の理想的な未来を描いて自分の身体のことを労われるような社会に。

 

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余談で全く関係ない話ですが先月中ごろ、練習を始めて4ヶ月目にして初めてゴルフ場デビューを果たしました。スコアは一回目にしてはまずまずの124でした。

 

ドライバーとアイアンは大体まっすぐ飛ぶのでOBはほとんどなく、その代わりにあんまり練習しなかったパターでグリーン上を行ったり来たり。パターを普通の人並みに半分にできれば100切れるな、オレ。

 

ということで現在部屋の中で一日中コロコロやってます。1年で100切るのは無理だなんてサウナのオヤジ共に言われますが私の感覚だと半年で充分なんじゃないかと。

 

ここへきて人生45年の様々なスポーツ経験がモノを言う感じです。スポーツの上達なんて頭で考えた通りに体を動かす訓練ができてるかどうかですよ。あ、生意気でヤな感じですね。ごめんよ~

 

 

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