こんにちは!

 

大学4年生のみえいですガーベラ

 

 

 

大学生にとって、多くの時間を割くバイト。

 

もちろんバイトをする目的としてはお金を稼ぐことですが、バイトを通して、学校生活だけでは得られない様々な学びがありました。

 

特に私が学んだのは、年上の方への接し方です。

 

いわゆる20歳30歳年上のパートの方々です。

 

サークルや学業では、同世代の人としか交流がなく、どうしても大学生としての「普通」が偏ってしまいます。

 

アルバイトでは、普段接しない人と一緒に働くことで、知らない価値観を学びました。

 

 

就活の話になってしまうんですが、日系企業では、協調性が求められます。

 

 

 

 

学生時代力を入れたことのエピソードでも、同世代と協力した話は話される人が多いのですが、なかなか他の世代の人と協力したという話をする人は少ないです。

 

私は、アルバイトで試行錯誤しながら、年上の人と協力したエピソードを話したとき、人事の人の反応がとても良かったです。

 

どうやら総合職などの場合、若手のうちは事業所やグループ会社に出向することが多く、年次の高い人が若手の部下になるなんてことが多いみたいです。

 

年上の人と良い関係を築きながらも、リーダーとしてまとめなければならない。

 

そんな経験を学生時代に経験しているということは、非常に感心されるというわけです。

 

 

就活の話だけでなく、今後、社会に出たときにはどんな人でも上司がいて、必ず他世代の人とうまくやっていく力が求められます。

 

バイトではそういった力を鍛えるつもりでぜひ様々な年代の人と交流を深めるのがお勧めです。

 

 

さてさて、私がお局のようなパートの方とどのように仲良くしていったのかをお話します。

 

私のバイト先は少し単価の高い個人経営のレストランでした。

 

私が入ったころは、20年以上働いているパートの方々が非常に厳しく、新しく入った学生バイトも数か月で辞めてしまうという状況でした。

 

私がなぜ辞めなかったかというと、初めてのバイトだったからです(笑)

 

バイトというのは、こういった厳しい試練を乗り越えて、やっとお金をもらえるものだというふうに考えていましたし、パートの方々の口調は厳しいものの、間違ったことや理不尽なことは言われなかったため、ひょうひょうとバイトをこなしていました。

 

「みえいは面の皮が意外と厚いよね」

 

と言われるので、ハートは強いほうなのかもしれませんが…(笑)

 

そんな私が、いわゆるお局と仲良くするために気を付けていることは3つあります。

 

1つ目は、「すみません」ではなく「ありがとうございます」で返事することです。

 

もし、自分のミスを注意されたら、

 

「すみません。。。」

 

ではなく、

 

「そうですよね。ありがとうございます!次からきをつけます!」

 

って返事するようにしています。

 

後者の方が、険悪な雰囲気にならず、自分も相手も気持ちよく働くことができます。

 

小さなことですが、忙しいホールの雰囲気が険悪にならないためにも大切なことです。

 

 

2つ目は、相手を適度に頼る事です。

 

同じことを何度も聞くとかは印象が悪いですが、何か疑問があったり、対処方法が分からない時は、頼るのが一番です。

 

人は基本的に自分の体験を語りたかったり、他人の意見に従いたくはない生き物です。(私はそう考えています)

 

困ったときに、

 

「聞いたら怒られてしまうんじゃないのか」

 

と考えて聞くことを躊躇ってしまう人もいるとは思いますが、それは誤りです。

 

相手に尋ねることで、相手の”教えたい欲”も満たすことができるのです。

 

 

3つ目は伝え方です。

 

働いていて、何か違うなぁ、もっとこうしたらいいのになぁと感じることがあると思います。

 

それが例え100%正論であっても、直接的に伝えてはいけません。

 

想像してみてください。

 

自分自身が10年以上続けてきた趣味を、最近始めた人に否定されることを。

 

とても腹が立ちませんか?

 

アルバイトとして入ったばかりだからこそ客観的に見て改善したほうが良いと思う点は出てくると思いますし、実際正論かもしれません。

 

しかし、それをただただ指摘してしまうと自分自身よりもはるかに長く働いてきたパートの方から確実に反感を買います。


伝え方に気を付けましょう。

 

おすすめは、自分一人の意見ではなく、相手を巻き込み、相手の意見にしてしまうということです。

 

例えば、

before

「オーダーの仕方、効率悪すぎます。

前のバイト先は〇〇のやり方だったんですけど、絶対そっちにするべきですよ!」

 

after

「××さん、今のオーダーのやり方って難しくて、いつも時間かかっちゃうんですよ。

どうやったらいいですかね。。。」

答えてもらう

「なるほど。それに加えて〇〇してみたら、もっとよくありませんか!」

どうですか?

 

二つとも伝えることとしては一緒ですが、後者のほうが、圧倒的に感じがいいです。

 

あくまで、改善策は自分が提案したのではなく、二人で一緒に考えた。

 

そうすることで、自分の伝えたかったことをすんなりと受け入れてもらえます。


ちなみに、ベストセラー本の「一分で話せ」にも同じようなことが書かれていてビックリしました。

 

どうやら、ビジネスの現場でも上司に話を通すためには同様の工夫が必要なようですね。

 

 

 




以上3つが、私が年上の方と仲良くするために気を付けていることです。

 

色々な学びがあるアルバイト!

工夫しながら、ぜひ社会勉強の場として楽しんでほしいです。

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました~飛び出すハート