内緒にしていましたが、実は今日は、
大阪国際音楽コンクール愛知地区本選に出場してきました。
声楽の部門なんですけどね、
アマチュアの部門があるのです。
音大声楽科を出ていたり、
声楽を仕事にしていたらNGですが、
専攻外ならOK。
私が歌を習う教室では、毎年歌とピアノで何名か参加しているコンクール。
私は初めての出場。
先生からは、ちゃんと歌えれば、ファイナルに行けると思う、とは言っていただいていたのですが、
なんせ、歌って生もので、
喉が弱い私は、ちょっとしたことで痰が絡んで声が出なくなったりするんですよね・・・・
先週の歌の教室の発表会も、ラフの一件でほとんど歌えていなくて、本番も自分としては満足いく出来ではありませんで、
やっぱり声を出していないとだめだな~、と今週は頑張って歌う時間を作っていました。
ところが、出番前に練習室で先生と合わせをした際、
それまで早めに行ってピアノの部門から見ていたのでずっと声を出していなかったせいか、
痛恨の「出だしで音をはずしてちょうしっぱずれ」をやっちゃって、
その後もボロボロの出来。
前向きにとらえようと思いながら、
かなり本番前はナーバスになっていましたね。
でも舞台に出たら、気持ちよく、最高音のBの音がちょっと残念な音を出してしまいましたが、それ以外は割と声の伸びもよく歌えました。
最後の、オー・ミオ・アモーレ と言う、愛を表現する歌詞は、夫が座っている方向を見て歌い、大事なコンクールで笑いのツボにハマルところでした。
歌い終えてから先生が、「金賞取ったね」とおっしゃるし、自分でもたぶんイケルな、という手ごたえはありましたが、
おかげさまで金賞でした。
6月の発表会で、この曲を練習がてら(すみません)歌わせていただいて、
みなさんからお褒めいただいたことも、背中を押してくださったし、
表情がだめですね、と厳しい評を下さった生徒さんの言葉にも、成長させていただきました。
娘にラインで報告すると、
爆笑されました。
息子に報告すると、
やはりシニアという言葉にツッコミ。
夫の子どもとその嫁達とのグループで自慢すると、
歌??
と驚かれました、笑
審査員の講評でも、
ホールによく響く素直な声、とか、
難曲をていねいにきちんと勉強している、とか、
トスカになりきって熱唱されてよかったと思います、とか、
美しいソプラノですね、とか、
嬉しいことが書かれており(褒められてまた調子に乗る)
改善点として、
高音ののびやかな声の研究をするように(高音が美しかったという評もありますが私自身最高音が伸びがまだまだ足りなかったと実感しています)
支えを取ってより音が軽く飛ぶように(抽象的でどうしたらいいのか研究しないといけないですね)
少し体を無駄に動かし過ぎる(オカリナよりずっと動かなかったのですが、確かにオカリナで身体を動かして吹いている私にしたら、プロの部門でもほっとんど体は動かしていませんでした)
と書かれており、秋のファイナルに向けて、時間が限られますが研究したいと思います。
って、
オカリナで出ろよって話ですよね、笑
ここにオカリナで出る場合、民族楽器部門になるので、こちらは未知数。
秋にファイナルを偵察に行ってこようと思います。