今日は、久しぶりに自分が習うフルートのレッスンでした。
事故翌日のレッスンをお休みし、
やむなく直後の発表会も辞退したため、
３週間ぶりでしたが、
通常一時間弱のレッスンは、なんなく時間が過ぎるのが、
レッスン開始５分で痛みがジワジワ強まり、
痛い首や肩と折り合いをつけながらのレッスンでした。
ああ、ほんと、
これ、いつまで続くんだろう・・・・
と、内心思いながら、
前向きに生きております。
ところで、先日、上野星矢さんのフルートのコンサートは、
先生もいらしたので、
ブーレーズのソナチネを上野さんが吹く際に起こったハプニングについて、
先生に伺ってみると、
「なんであんなことが起きちゃったかって言うとね、
それはこういう楽譜だからなんだよ」
と、見せてくれました。
ギョギョギョ～～～～
フルートを吹かれる皆さん、お分かりでしょうか。
これ、フルート譜、です。
通常、フルート譜には、ピアノパートがありません。
でも、ピアノも書いてある。
まるでピアノ譜です。
ピアノとの掛け合いをするために、書いてあるのでしょうね。
ということで、恐ろしく長い譜面で、譜めくりも大変です。
ってか！
拍子が小節ごとに変化しちょります。
もう、ナゾすぎます。
作曲者の頭の中がどうなっているのか、
もう、私からしたら、頭おかしいんじゃない？って。
「まず、これを吹こうと思うってところがすごい。
うちの学生（先生は芸大教授）で吹ける生徒は一人しかいないけれど、
今回（進級試験）吹く？って言われたら、イヤですって言われたよ」
まー、こういった曲は、非常にマニアックな世界です。
決して体に心地よくなく、
もう、脳が強制終了させられますので、
目をあいていても、意識を失っている人は多くいたと思われます。
いや～、ほんと、吹くのもすごいけれど、作曲者がどんな性格なのか気になるわ。
絶対ひねくれてるとか思っちゃうわ。
↓こっちの脳内は単純そうだわ。
