目からウロコの・・・ | 大府市|オカリナ・ピアノ・フルート|MAiCO 音楽教室|名古屋市・東海市・刈谷市・東浦町

大府市|オカリナ・ピアノ・フルート|MAiCO 音楽教室|名古屋市・東海市・刈谷市・東浦町

オカリナ奏者で、MAiCO音楽教室代表の西村麻衣子です。オカリナ演奏家として活動の他、名古屋市、大府市、東海市、刈谷市、東浦町周辺で、オカリナのレッスン(ピアノ・フルートも)をしております。

先日、オカリナレッスンの帰りに楽譜売り場に立ち寄って目についた本、


「目からウロコのピアノ奏法」馬場マサヨ著


ペラっとめくった瞬間、非常に興味深いことが書いてあったので買いました。


日本人と西洋人で、日常的動作での使う筋肉が違うことが最初の方に書かれており


日本人は、たとえば食事をするとき、茶わんをもって、自分の方に寄せて食べる、

西洋人は、食事をするとき、皿は置いたまま、スープも外側に向けてすくって食べる、


日本人は歌で思いを込めるとき、こぶしを握ったりして、前にかがみがちに歌う、

西洋人は、手を開いて外に向けて解放するように歌う、


など、

それは、使う筋肉自体が違っていて、

日本人は体の内側にある屈筋を主に使い、西洋人は体の外側にある伸筋を使うことが多い、とありました。

ピアノは西洋の楽器なので、屈筋を使って弾くよりも、伸筋を使って弾いた方が楽に弾ける。


うーん、なるほど、とちょっとやってみると、

あれあれ、弾きやすい。


ピアノの先生や、

オカリナの先生に、


真面目、固い、と言われてきたのは、屈筋を使っているからだ、と気づきました。

先生も、屈筋伸筋と認識されていなかったのでしょうが、

どちらも海外でお勉強されているので、体で得とくしたのでしょう。


まだ本は読んでいる途中ですが、では筋肉の使い方を、どうやって子どもたちに教えていくか、が課題ですね。


ただ、思い出すに、娘がバレエを習っていた時代、

先生で、体の筋肉の部分を外からチョイチョイと触って、

そうされると子どもは意識的でなく反射的にそこの筋肉を使う、というのを何度か目にしましたので、

チョイチョイと触ってみようかな。


と思って、今日は子どもの腕をチョイチョイ、つっつかせていただきました。

そうすると、見た目にも、聴いた感じからも変化はあるような感じです。


今度馬場先生の講演もありますので、ピアノ科の生徒たちのためにも、

また、オカリナやフルートの奏法にも応用できるものなのかどうか、
しっかり学んで来ようと思います。