奴にゾッとする | 私も一緒に連れて行って

私も一緒に連れて行って

夫と死別。ふたり家族でした

夫用の花は、疲れてきたらテーブルに飾って
その後処分している。
夫からのおさがりをそろそろ処分しようと
花瓶に手を伸ばした時に
見えたのが、
見えたのが、
あれだ
緑色の細いあいつだった。
葉っぱに。
一匹・・・

声にならない悲鳴が
喉の奥から絞り出すような悲鳴に変わった。
まさか、まさか
花粉と思って拭いていた黒い物が
この緑色野郎の〇ンだったとは。
孤食かと思いきや
こいつと食事を共にしていたのか!
あ、いけない。言葉が。

ゴム手袋で武装して、丸ごとビニールをかぶせ結び
すみません、生きたままゴミ箱に入れてしまった。
本当に虫が苦手で。
全て片付けてホッとしたけど
数日間を間近のテーブルにいたのかと思うと
ショックだった。

そんな一人の大騒動の次の朝起きて
発見したのが、前日退治したやつの
相方らしき奴だった。
椅子の脚のかたわらにいましたよ。
朝っぱらからの悲鳴
しかも朝だからか「ウォーッ」と
なんだかおっさんっぽい悲鳴でね。
自分の声もこわい。
これでもか、くらいの枚数のティッシュでくるんで
ビニールに入れた。生きたまま。
私には蜘蛛の糸はおりないな。

1.5センチの小さい虫二匹で二日にわたり大騒ぎの大事件。
しかも精神的にやられるという・・・

なんでこんなに苦手なんだろう。
子供の頃はトカゲだってダンゴムシだって
触れたのに。
ううううわ。ゾワゾワする・・・
ああ虫好きになりたい
蜘蛛を触ったり、出来るようになりたい
どう考えても・・・無理だわよねえ

桃にはどうか虫がついていませんように

無視退治担当夫

頼むよ

 


 

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