何度かこのブログ内でも書いていると思いますが、私はFoodie (フーディー：グルメ）です。
なので美味しいものには目がありません。以前、通勤で利用していたバス乗り場の近くにとても美味しいプリュッツェル屋さんがありました。（硬いスナックの方ではなくて香ばしいパンの方です。）
（いきなり食べ物の話？？と思ったあなた。これがまたこのブログのテーマへと続くんです、、、はい。
）
このお店は東ヨーロッパ出身の移民家族の経営で、オープン当時は私が仕事帰りに寄ると旦那さん、奥さんが一緒に作っていて５歳の息子さんが店で遊んでいました。私も待っている間息子さんの遊び相手になったりしていました。このパンは香ばしいのにもちもちしていてとにかく美味しい！一週間に１、２度は通っていました。
そのうち評判が広がり、忙しくなりスタッフを雇うことに。そして別の支店＆別の場所に工場を広げ奥さんは主にそこで、旦那さんは店とその工場 両方に顔を出すようになりました。
とてもフレンドリーでなかなかハンサムな旦那さんで、私は常連だったので色々な世間話を楽しんでいました。（だんだんニオってきましたか？
）
それが数年続き、昨年、私がそれまで勤めていた仕事を辞める前にそのオーナー（旦那さん＝Narcis ナルシス）に辞めることを告げると今度お茶しよう！と誘われました。ただ単にお茶をしよう！と誘われたわけではなく（それだったら妻子持ちはお断りです）その頃までにはすでに友達のようになっており、色々な共通点もあり（特にスピリチュアル系）丁度クレヤボヤンス(Clairvoyance: 透視／千里眼）のワークショップを私が受けたばかりでその話をしたい。との事でした。それまでも大分前から仕事や趣味の話で話し込んでしまうので、お茶でもしながら話そう、とは言っていたのですが、もう今日でこのバスは使わない＝次にいつ店に来るかわからない、最後の出勤の日に電話番号を交換し"趣味の友達"としてお茶をする事になりました。。。と少なくとも私は思っていました。奥さんも息子さんも良く知っているし、私はナルシスの家族とお友達🎶という感覚でした。
そしてお互いの予定が合う日にMezze Barで夕食＆チャットの約束。
奥さんや息子さんにも最近全く会っていなかったし、まずは近況報告から、、と思って話し始めると驚愕の事実が。。。
数年前から夫婦仲が冷えてしまい、今は別居中で奥さんと息子さんはウェリントン（ニュージーランドの首都：同じ北島にある）に住んでいるとのこと。そしてなんと期限付きのオープン・リレーションシップ* 中なんだとか、、
。離婚を決める前に実際にそれぞれ別の人を試してみてどう思うか／感じるかを経験してから離婚をするか決める、、という事だそうで、そんな事は全く知らなかった（もちろん！）私はビックリ。そして、私の事を友達としてではなく、女性としてとても好いてくれていたそうで、それにもビックリ仰天。嬉しいけれど、私にはその気は全くないのでハッキリ伝えると、私もその気があって会っていると思っていたようで、かなり傷ついた様子。
その後何日か、ながーいテキスト*のやり取りの後これからも友達でいようね、と落ち着いたけれど、どうもバツが悪く＆彼はかなりハンサムで共通点も多いけれど（たとえ離婚をした後でも）感情が激しい＆お互いを思いやる関係にはなれない、と感じたので、それきり連絡は取っていません。
後からその事を女友達に話すと、『それは会ったあんたが悪い！』と叱られました。そうなのか、、、私は奥さんも知っていたし、私の信用があるって思っていた（＆ナルシスが奥さんにもちろん私と会う事を話していたと思っていた）ので、全く気にしてなかったけれど。。。反省。。。あー面倒臭いなー。って思った一件でした。（って反省してないじゃん！
）
*オープン・リレーションシップ（Open relationship)：日本では馴染みのない夫婦の形態だと思いますが、こちらでは時々（私は）見聞きします。結婚はしているけれどそれぞれ彼女、彼氏もしくはセフレを持って良い、とお互いに同意をしている関係。
以前、オープン・リレーションシップの夫婦で奥さんがバイセクシャル。。で、旦那さんとその彼女、そして奥さんとその彼女の４人で仲良く旅行をしている、、という強者がフラットメイト（同居人）だったことがあります。そういう経験を沢山重ね、どんなことにも驚かなくなってきている自分がある意味怖い。
（私自身は旦那さんだけと仲良く暮らすわ
）
*テキスト： こちらのページ下の注釈参照
今日の写真：
私が大好きなワイタケレ・レンジ（ワイタケレ自然公園）のハイキングトラック。この織物のように葉が重なっている木はニカウ（Nikau)というニュージーランド固有種のやしの木の一種）です。
