子宮摘出後の見えない傷跡 | 憂目に咲く花になろう

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神様が私に子宮頚がんを与えました。この試練の向こうには、きっと大きな煌めきが待っている。
その強い確信と溢れる想いを、言葉と祈りに込めて。

子宮(頸部・卵管含む)摘出の腹腔鏡手術から、およそ一ヶ月が経とうとしています。
私は仕事においてウォーキングを教えることもしているので、ある程度ではなく、それなりに歩くことが出来ないと仕事にならないのですが、術後に腹直筋が消えてしまい(勿論残っているものの全く言うことをききません)、先ずは一本のラインを真っ直ぐに歩くためのリハビリをしています。

そんな時に痛むのが、子宮頸部があった辺り…要は膣の奥です。そこが持続はしないものの、時々ズキンと痛むのです。

主治医が仰っていたのは、腹腔鏡手術の場合は中から縫い合わせているということ。溶ける糸で袋とじのように縫合していると聞きました。
その縫い幅は「10cm程」とのこと。
考えてみたら、子宮が新生児の頭部程度の大きさだとすると、力まずに器具によって下から取り出すのですから、そのくらいの傷口となるのは当然のこと。

しかし腹腔鏡手術の場合、裸になると四箇所だけ穴が開けられているだけなので、視覚的にも大したことがない感覚になってしまうのですね。入院中に歩行訓練を頑張っていた私に看護師さんが「お腹の中は大きな傷だらけだからね」と、動き過ぎないようにという含みを込めて言っていたことを思い出します。

術後一ヶ月の変化としては、食欲と体力が少しだけ復活してきたように感じます。家事もひと休みせずに出来る様になってきました。 
しかし、食べるとお腹の張りが酷いので、好きなものを存分に食べるなど、外食まではまだかな、と。
術後から、私は出血が無かったのですが、今も無出血のままで、これはとても助かっています(円錐切除術のときは出血が苦痛だったので)。その代わり、ホルモン補充療法でプレマリンを服用するようになってから、下り物が増えました。
それと、やはり冷えが強くなった気がするので、常飲している水に生姜入りの黒酢を混ぜて飲むようにしたり、靴下を重ねて履いたり、傷の保護も含めて腹巻もしています。寒いと思ったら放っておかず、直ぐに温めるように心がけています。

今はまだ、外見よりも健康を取り戻すこと。

今日は8,000歩、自宅近くをお散歩してきました。身体が冷えたので、自分にとっての初体験をしてみました。

47年間生きてきて、初めてマクドナルドに行ったのです!

他のファーストフード店の経験はあるものの、マクドナルドはアメリカで生活をしていた頃も含めて何故かご縁がありませんでした。

はじめてのおつかいのように、オーダーから終始ドキドキしてしまいました。

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