子宮全摘出から一か月 | 憂目に咲く花になろう

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神様が私に子宮頚がんを与えました。この試練の向こうには、きっと大きな煌めきが待っている。
その強い確信と溢れる想いを、言葉と祈りに込めて。

今日で子宮(頸部、卵管含む)摘出手術から一ヶ月が経ちました。

一か月前の今頃は、手術を終えてから5時間ほどの状態。リカバリールームで、自己調整する鎮痛剤の投与ボタンを押しては眠くなり、でも10分ほどで痛みによって目覚めての繰り返し。沢山の管で繋がれていたので寝返りも打てず、布団を挟んでもらって体位を変えてもらってもしっくり来ず、直そうにも体の筋肉が無くなったかのように動けず…それはそれは長い夜でした。


一か月経った今日は特に動いていないのですが、何故か頸部の辺り(膣の奥の縫い合わせている部分)に何度も急にズキンという痛みが。

そして腹腔鏡手術で穴を開けた4箇所のうちの左側一箇所から、黒い糸が出てきているのを発見!

ちょっと引っ張ってみたのですが、どうにもならなかったので病院に電話すると、身体が糸を異物と判断して外に出そうとするらしく、珍しいことではないとのこと(溶ける糸だそうです)。次の外来までは三週間ほどありますが、執刀医である主治医に診てもらうのが一番なので、それまてアトファインテープを貼って無かったことにしました 笑

私はお臍を含む4箇所にこれを貼って、大体一週間おきに張り替えています。貼らなくても良いと言われたのですが、傷は刺激しないことがケロイドを防ぐにも大切なのと、守られている安心感があるのでなかなか手放せません。


そして、一か月目をお祝いしてくれたかのように、同じく子宮頚がんの仲間(現在も闘病中です)のTHE UNCROWNEDのSHALちゃんから、苺の贈り物が!


都内のスーパーではなかなか見かけない、大きな苺。

手書きのお手紙が添えられていて、会えなくても温もりが伝わってきました。

癌と闘い続けている彼女なのに、こんな風に人に寄り添うことができるのは性分は然り、痛みを分かっているからこそ何か、という想いなのかも知れません。文面の中で寛解したことを喜ぶ言葉が綴られていたのですが、有難い反面、私だけゴールした気持ちに。

私が出来るのは、辿り着いたゴールで彼女に声援を送りながら待つこと。短くとも一緒に闘った時があるからこそ、ゴールから立ち去ることなく、彼女が向かってくるのを待っていようと思います。

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