HRT始めました | 憂目に咲く花になろう

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神様が私に子宮頚がんを与えました。この試練の向こうには、きっと大きな煌めきが待っている。
その強い確信と溢れる想いを、言葉と祈りに込めて。

HRTホルモン補充療法を受けることにしました。
女性ホルモンにはエストロゲンと黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があり、特に更年期症状などはエストロゲンの欠乏によって起こります。更年期障害の症状で日常生活に支障を来している場合、このエストロゲンを補充することで症状を緩和させることができます。これがホルモン補充療法です。 


これ以外にホルモンを補充しなくても、漢方や抗うつ剤が更年期症状に有効なこともあるのですが、私は子宮内膜症とPMSが酷く、低用量ピル歴15年。
今回、子宮頸がんになったことでの円錐切除術と子宮卵管摘出の二度の手術で、血栓が出来ては困るという理由で休薬していましたが、いきなりエストロゲンが減ったことが原因で頭痛などの不調や持病のパニック発作を引き起こしてしまったため迷わずホルモン補充療法を受けることを選択しました。

となると、ピルでも良かったのでは?という声が聞こえて来そうですが、子宮が無いので黄体ホルモンは必要なくエストロゲンのみを補充するとなると、ピルでは選択肢が無い上に、年齢的に45歳過ぎてからのピルのエストロゲン量は、どんなに低用量とはいえ多いとのこと。

表はホルモン補充療法で使われる代表的な薬剤。私は皮膚が弱いのでパッチやジェルでの被れを案じて、プレマリンという歴史あるエストロゲンの服薬を処方して頂きました。


一日一回の服用ですが、ホルモン剤はピルで飲み慣れているはずなのに、副作用の吐き気は少し感じました。投薬から三日以内に胸が張って、下り物の量も増えました。


そう、下り物は子宮や卵巣を摘出しても、膣内から分泌されます。生まれてきて、成長過程で自然と下り物や生理が始まって何も考えずにいましたが、どこから分泌されるのかを生まれて47年にして初めて知りました。

今日もおよそ1kmの歩行リハビリを頑張っています。

歩き過ぎると下腹部がまだ重いような吊るような感覚がありますが、徐々に姿勢を正して歩けるようになっています。

そして癌になってから、残された時間を有効に使いたいと思うようになり、その日に定めた計画は必ず実行するように努めています。

色々と私に考えさせ、教えてくれる病だと感じています。

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