しばらくして、相変わらずゲリラ的に
我が家へやってきた彼。

週末はうちで過ごす事が多くなりました。

夜、ご飯の準備をしていると
やっと彼が口を開きました。

《相談がある》と。

手を止め聞くことにしました。


もちろん、子供のこと。


彼の思いは…

・自分がまだ子供なのに育てていけるか怖い。自信ない。
・よっしゃ、産んでくれ!と強く言えない自分がいる
・お前は一生こんな俺と一緒でいいのか
・妊娠がわかった時、素直に喜んであげられなかった
 …って言うより、ビックリ思考回路停止が強かった
・実は私がおろしてくれと言われるの待ってるのではないか。
・かと言って、2人の子供はどんなんやろうと想像する
・どういう子供に育つか考えたりもする
・今まで見て見ぬフリして、向き合ってなかった。
 全てにおいて目を逸らしてた。

などなど。


私、聞いてて呆れちゃって。
アホみたいに真剣な彼を目の前に
ニヤついて笑ってしまいました。滝汗

もちろん何で笑ってるん!と、怒られましたが…



あー。はいはい。想定内よ。
ウジウジしてるわぁー 逃げてるわー と。笑


何と利己的な、自分中心的な考えなんでしょうか。
彼は悲劇のヒーローか何かなんでしょうか。
ちっっさ!心狭っ!!
しょーもなっ!!男らしくない!!


2人の事なのに。
ましてや妊娠しているのは私。


と、心の中では思いつつ
至って冷静に私の思いも伝えました。
まるで堰(せき)を切ったように…


・不安だと言うけど私はもっと不安だった。
体調も何もかも、自分の体じゃないみたいで怖かった。
・誰にも相談も出来ず、つわりもひたすら1人で堪えてた。
Google先生が友達だった。
・あまり妊娠歓迎されてないのがわかってたから、
なるべく悪阻でしんどいところも見せない様に
我慢してた。(←彼は気付いてたらしい)
・私は“育てていけるか不安、じゃなくて
育てていかなあかんから頑張ろ!”って思った。
・一生一緒にいるかなんて今この時点で誰もわかるわけない。
そう出来るように努力はしたい。
別れる時は誰だって別れる。
・正直、1回だけ超初期に中絶も考えた。
もちろん私はおろす気なんて全くなかったけど、
そんなに歓迎してくれないなら…と思った。
でも、4ヵ月でエコー見た時に病院で泣いてしまった。
赤ちゃんはもう人間の姿してて、めちゃくちゃ元気に動いてる。
この子は何も悪いことしてないのに、
私達の勝手な都合で何て恐ろしい事を考えてしまったんだろうと、涙が止まらなくなった。 私しか守ってあげれない。
・1人で産んで育てる覚悟も出来てます。
自信なんて誰もが最初からあるわけじゃないから。
それでも無理なんやったら、別れてくれていいから。


と、話していくうちに私も感極まって
ボロボロ泣いてしまいました。笑い泣き


それを聞いてか、静かに抱きしめてくれましたが
それ以上の話の進展はなし。


え??滝汗
結果、進展なし??


『何か、話できて気持ちスッキリした』

と、言い残し彼は帰っていきました。。


私、全然スッキリしてません。チーン