こちらはいっくん出産前の2019年3月に
天王星牡牛座入りについて書いた記事です。
先日天王星が逆行を開始して、今、エネルギーがとても強くなっていますので、
振り返るのもいいのではないかと思います。
天王星は2026年まで牡牛座に滞在し続けます。
2年半前に天王星が牡牛座に入った時のチャートを読み、
書いた記事です。かなりその通りになっていますね。
（このころはまだパンデミックがなかったんだよなぁ）
先日トランジット占星術コースを開催し、動きの遅い星々（木星～冥王星）がいかに時代を象徴しているかをお伝えしました。
時代の空気感はこれらの天体が相互に作用しあいながら作り上げますから、
牡牛座天王星だけであれこれ言えないのですが、
今日はあえて牡牛座天王星を振り返るといいなと思いました。
ブログに書いていなかった影響として最近すごく
牡牛座天王星の影響だなぁと思えるのは…
ゲノムテクノロジーだなぁと…
牡牛座は自分の中の能力や五感、つまりは
わたしたちの体の中に眠る情報である
遺伝子やDNA、細胞を科学技術で操作することだと思っています。
新型コロナのパンデミックで、科学技術がかなりの勢いで進歩しました。
日本でも半数以上の方が摂取済みのワクチンも、
ゲノムテクノロジーを応用した新しいものになっています。
今後否応なくこのテクノロジーは使われるようになると思います。
すでに出生前診断のようなもので遺伝子検査が行われていますが、
中国では遺伝子を操作したデザイナーベイビーが誕生しています。
障害のない子どもを産みたい、という想いがみんなにあるように、
なるべく優秀な遺伝子の子どもが欲しい、という願いもみんなが持っているものだと思います。
天王星の神であるウラヌスはティターン神族と呼ばれる巨人族です。
人間に文明をもたらした種族とされます。
個人的に、彼らはシュメールのアヌンナキに通じるかしら？？なんて思っていますが…
旧約聖書にも地球に降りてきた巨人の神のことが書かれています。
古代文明が栄えた場所にはあちこちに巨人の像がありますから、
まぁ、実際に人類とかかわっていたのかもしれないなぁと思ったりします。
ちなみに、今この本を読んでます…
さすがヒカルランドさんという感じの怪し売りにも感じられますが、
セガリアシッチンという考古学者の著書で、
シュメールの粘土板や他の伝承、遺跡などを詳細に調べた結果導き出された内容が記載されています。
世界中でベストセラーになっているようです。
大英博物館のアヌンナキの像…大きい！
（そしていっくんを産む前の自分が細い！
）
アヌンナキの話はズレるのでまた今度…(笑)
乙女座に星が多いからか、読書がすごく楽しいこの頃です。。。
ウラヌス以外でティターン族の神として有名なのは、プロメテウスです。
プロメーテウスは、ゼウスによって火を取り上げられ、自然界の猛威や寒さに怯える人類を哀れみ、火があれば、暖をとることもでき、調理も出来ると考え、ヘーパイストスの作業場の炉の中にオオウイキョウを入れて点火し[注 3]、それを地上に持って来て人類に「火」を渡した。人類は火を基盤とした文明や技術など多くの恩恵を受けたが、同時にゼウスの予言通り、その火を使って武器を作り戦争を始めるに至った[注 4]。
この後プロメテウスはゼウスに罰せられるのですが、
とにかくこのプロメテウスの火の話からも分かるように、
新しい技術というのはもろ刃の剣であるということ。
ゲノムテクノロジーも、遺伝による病気を解決できたり、
がんの治療ができたり、
食糧危機に対応できたり、
老いなくなったり、
いろんな能力が手に入ったり、
・・・などといった様々な可能性があります。
でも、産業革命を経て化石燃料を用いてきたことで、今地球はどうなっている？
添加物、プラスチックがどんな問題を起こしている？
わたしたちが取り入れた時には想像もつかなかったような結果になっていないでしょうか。
今回のパンデミックが科学技術を進歩させたように、
戦争も科学技術を進歩させてきました。
いま私たちが用いている多くの技術も、戦争などの負の歴史の上に完成している。
便利さや欲望を満たすことが技術の進歩につながっている。
これはもはや人類の業だなぁと思わずにはいられません。
悲しいのはそのカルマを次の世代が背負わなければならないこと。
天王星牡牛座時代はおそらく
新技術がどんどん私たちの日常に定着していくと思います。
未来をよりよく、人類のためにと思って努力し研究している科学者も多いでしょう。
でもアインシュタインだって、数万人の命を奪う原爆のきっかけになるとは知らずに相対性理論を打ち立てています。
新技術が世の中を刷新する流れはあらがえませんから、
その中で自分が何を選択し、どう生きるかなんだろうなぁと思います。
あと、牡牛座の天王星でよく言われるのはお金のデジタル化。
暗号通貨などです。
2年半たってさらに思うのは、市場でお金の量がすごく増えた。
実体経済からかけ離れたお金の流れが更に増えた。
MMTのような議論もありますが、経済支援を理由に、
アメリカのFRBや日銀などが大量にお金を刷っていますね。
お金の量が増えて、お金の価値が下がっていく。
経済システムの破綻や見直しは
天王星が牡牛座と、土星が水瓶座にある期間（2023年春ごろまで）に起こるのかなぁと考えたりしています。
【天王星参考記事】
こういった時代の流れについての読み方を学ぶ
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