もっと神話を学びたいと思って、

ギリシャに行きたいと思っていますが、

季節的にも家族の条件的にも、

春になりそう。半年先って長いなぁ。

 

それまで、神話を本などでもっと学んでおこうと思っています。

 

 

木星が天秤座に移りましたが、

エジプトの神話で出てくる天秤と言えばこれです。

 

 

女神マアトの羽

 

 

死者の書によると、

人は死んで最初に、

ラーの天秤にかけられる。

 

その時、マアトの頭の羽と裁かれる者の心臓の重さを比べる。

 

心臓にはその人の悪のエネルギーが溜まるので、

悪事を行ったものの心臓は羽よりも重くなる。

 

 

女神アマトは、ローマ神話の乙女座の女神アストレイア(アストライア)と同一視されています。

 

 

人間と神々が共存していた黄金の時代をは常に温かく、

地上は耕さなくても十分な食べ物があった。

 

銀の時代には四季が生まれ、

家を作り、衣服を着て寒さをしのがなければならなくなり、

農耕を行わなければ食べ物が足りなくなった。

 

銅の時代に人々は様々なものをめぐって争うようになった。

 

とうとう鉄の時代には武器を作って闘うようになりました。

 

神々はどんどん、地上を離れて天に還ったけれども、

アストレイアだけは地上に残って人間に正義を説きつづけた。

 

けれども鉄の時代にとうとう、

アストレイアは見かねて天に上って星座になったそうです。

 

 

神話では、こうして人間は堕落していったという話ですが、

「正義」は人間を変えることができなかった、、、とも言えるのかもしれません。

 

 

乙女座はアストレイア自身が象徴し、

その次のてんびん座はアストレイアが手に持っている天秤です。

 

 

乙女座とてんびん座は繋がりが深い星座同士なのでした。

 

乙女座は個人性を完成させようとし、

社会に出るための判断する目を養います。

 

そして、てんびん座で結果を受け取るのです。

 

この2つの星座とも、

社会や他者に照らし合わせて自分を形作るという点で、

もっとも個性がありません。

 

 

木星が天秤座に移り、

乙女座までの6年間やってきたことの結果がでる、

と言いました。

 

乙女座のスピカは実り、麦の穂です。

 

弁護士のバッチもアストレイアの天秤が描かれています。

 

てんびん座は裁判もあらわします。

 

 

だから、てんびん座木星時代は、裁判とかジャッジしあうような争いとか、

そんなものも増えるのかもしれません。

 

 

この時、エジプトの神話の方の秤を思いだすといいように思います。

正義とはつまり、因果応報のことなんじゃないかと。

 

天界に行くときにすべて結果が分かる。

自分のしてきたことの。

 

だから、正義や道徳は他者に向けるものではなく、

自分自身に向ければいい。

 

他者に対して何が正しいとか正しくないとか言うのは

返って争いのもと。

 

本当は「自分のしたことが帰ってくる」というそれだけのことなのではないかと思っていて。

それを確認させてくれるのが他者であり、

世界の現状であり。。。

 

 

女神アストレイアも世界を良くしたかった。

 

辛かったろうなぁ。

 

頑張り続けたことも、手放したことも。

 

 

でも本当は、手放す方が難しいのでしょう。

 

最後の最後、絶望を知らないと手放せないものもあるのかもしれません。

 

 

 

 

 

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