7月9日、牡羊座で下弦の月です。


月と太陽と冥王星の間に、Tスクエアという葛藤の配置ができています。

月のそばには天王星、太陽のそばには火星があり、
月と火星の間で、支配星座を入れ替えるミューチャルリセプションができています。
そして火星には海王星が120度を投げています。

また、下弦の月のそばには天王星があります。

天王星と冥王星はここ4年ほどかけて、ついては離れて、
90度の配置を作っていました。

天王星は多少離れましたが、また月が天王星のそばで冥王星と90度ですから、
天王星と冥王星が90度を作っていた2011年ぐらいからのこの4年間を見つめなおして、
自分の中に落とし込む、みたいな心の作業が必要なイメージです。


海王星と火星の120度は理想を押し出す、という感じです。


そして、獅子座の木星・金星と、さそり座の土星がスクエア(90度)です。

これは、土星が射手座へ、木星がてんびん座へ移ってもしばらく続くものです。

木星は「増やす」天体です。
だからずっと、獅子座の表す自己表現という領域を楽しいものにして、拡大させていました。

そこに、土星が横やりを入れてブレーキを掛けます。

土星は最後の見つめ直しをさせます。
蠍座の一番きついところに今土星はありますから、
深いところをみつめなさい、というパワーを木星に注入です。

どっちも頑固な固定宮の星座なので、拮抗が激しそうw

自分をどんどん押し出したいのに、うまく進まない感じとか、
もっとこれをみつめなさいという横やりが入っていきます。

前進にブレーキがかかるかもしれません。

木星と金星は2ハウスなので、お金の使い方にブレーキを掛ける、
ということかもしれません。

趣味や遊びばかりにお金を使ってはいけないよ、というようにも読めます。

実際に収益につながるようにしましょう、とか、
学んだことをきちんと自分のものにしていきましょうとか、そういう感じかもしれません。



ただ、この配置が一番タイトになるのは8月上旬です。
この頃には金星ばかりでなく、太陽も水星もしし座に入っていますから、
獅子座の方が強力になりそうな雰囲気です。

今の進まない感じのタイミングで、しっかり見つめ直しをしておくと、
自分スタイルが確立したうえで、
社会のルールにもあった、安定的な自己表現ができるようになりそうです。

そして、経済基盤も安定していくのですね。

今進まない感じがしても、
とてもありがたい心の囲い込みなのだなと感じます。


下弦の月の図には、牡羊座、蟹座、山羊座、という活動星座に天体が多いので、
この辺の星座に天体が多い方はまたあわあわしそうです。(わたしかw)

木星が乙女座に移動すると、射手座の土星と魚座の海王星という、
柔軟宮が際立っていきます。
今までしっとりとした音楽を静かに奏でていたような海王星の存在感が増して、
わたしたちの夢や理想が増大していきます。

これまでの、冥王星と天王星90度の変容への圧力みたいなのはほどけていくので、
今年の後半からは、流れに乗ること、
理想を体現することが重要になっていくのかなと思います。

今回の配置はそこへ移動するまでに大変重要な「まとめ」をしていくような感じがします。


明日、上弦の月のメルマガ発行します。
サビアンシンボルも含めたさらに細かな星読みをします。
現在570名以上が購読中本

登録はこちらー






ラブラブご感想記事ありがとうございますラブラブ
>>*はる*さん「アストロロジー心理学セミナーに参加しました♪」
>>北原真紀さん「自分を生きる!ビジネス占星術セミナーに参加してきました♡」
>>西野裕美さん「海部舞さんの占星術セミナーで自分の宇宙を知る」