NAOのひそひそばなし
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替え歌 

残酷な天使のように

少年よ神話になれ


つなぐ 掌に

花びらひとつ落として

見上げた空 愛しい(かなしい)ほど

ぼくたちは似ていた

肩によせた髪

ほんの少しだけ祈った

今日が明日に変わることも

なかったらいいのに

(こんな時が1秒でも

ながく続いたら)


だけどいつか気づくでしょう

その背中には

遥か未来めざすための

羽根があること


残酷な天使のテーゼ

安穏は終わりをつげた

歌えない籠の鳥では

生命(自由)すらままならないの

この手には最後の刃

少年よ神話になれ


あかい空の色

ぼくたちを包む世界

最期の日はそう

確かに足音を鳴らして

ループする時間

迷い込んだ階段

出口の跡は確かに

ぼくを指し示す



めぐる全ては過去にまだ

出来やしないよ

それでも飛びつづけるのは

羽根があるから


残酷な天使のテーゼ

晴れた空 優しい記憶

鳴りやまぬ警告の音

十字架でおわらせない

誰よりも光を放つ

少年よ神話になれ


ふゆ


冬がちかくなって

空気たちがかさかさになって

葉っぱがくるくる回って

あたしの心もかさかさ くるくる

乾いて落ちて干からびて


小さな小さな穴の開いた

風船みたいに

あたしを満たしていたものが

少しずつ少しずつ

抜け出して外に流れてく


寒くて寒くて

手と足がカチコチで

ついでに気持ちまで

固まっていきそうで

なんだかだんだん

あたしがあたしでなくなっていくみたい


かさかさ

くるくる

カチコチ


あたしのなかで

響く音は

乾いてる

かわいてるの


欲求


あなたがしてくれないことばかり数えて

優しさを見失ってる

お互いを尊重する

そんな関係を望んでいるのに

あたしにはそれが出来ないのかな

我がままで独りよがりなことが

相手の負担になってることも

あなたの心が離れていくことも

この関係が壊れていく音も

わかっていて聞こえていて

それでもまだ見ないふりをしてる


自分を変える努力は面倒で

まだあなたはあたしのことを許してくれる

そんな幻想に取り付かれてる


ここから動き出すのが嫌なの

まだ子どもでいたくて

自由でいたくて

責任なんて負いたくない


誰かに依存したい

自分の足だけで立つのは

疲れてしまう

寄りかかっていれば

あたしの体は疲れない

誰かが疲弊しようとも

それが当たり前になっている


でも大切な人を失くすのは嫌

切り捨てられるのは嫌なの

変わらないといけないのかな