ここでは、私が薬ゼミに通っていた時の、講師の活用の仕方について、ポイント形式で執筆します。
講師の利用の仕方といっても、人それぞれあると思うので、あくまでも一意見として読んで頂けると嬉しいです。
質問について
講師を活用するといったら、真っ先に『質問すること』がとても重要だと言えます。
予備校側も、たくさん質問してくださいとアナウンスがあると思います。
それだけ『質問すること』は合格を勝ち取るためにも大切です。
しかし、ただ質問をすれば良いということではないと思います。
なぜ、上記のようなことを書いたかというと、
私が質問待ちをしている時に、ある受験生の質問を対応していた講師の回答が印象的だったからです。
とある講義後の放課後の話です。
私はいつも通り、疑問に思った箇所を講師に質問しに行きました。
私の教室は、順番待ちの時は順番表に名前を書いて、休憩スペースで待つというスタイルでした。
私が順番を待つときは、講師が質問対応する受付の近くの席で待っていました。
やはり、他の受験生がどんな質問をしているのか気になりますし、学びを得られたら一石二鳥だと考えていました。
そして、とある受験生の質問です。今でもはっきり覚えています。
「Δ⁸-Δ⁷-イソメラーゼってなんですか?」
この質問を対応した講師は、諭すように、
「それは掘り下げなくていいって講義で言ったよ。とにかく覚えればOK」
ほぼ一言で終わりました。
ただ、講師の対応は、これしかできないと思います。
講義内では、国家試験で理由まで問われたことがないものは、きちんと区別をしてくれます。
Δ⁸-Δ⁷-イソメラーゼは講義内で扱いましたが、掘り下げまではしなかったです。
そして、講義内で予め言っていました。
たぶん、この受験生はいろいろ不安で、この質問をしたのだと思います。
しかし、講師が言ったことは信じても良いのかなと思います。
講師が掘り下げなくて良いと説明していたら、ただ信じて、覚える作業に入った方が良いです。
他に掘り下げるべき箇所を掘り下げた方が得点に繋がるのかなと思います。
では、私がどんな質問をしていたか、参考までに書きます。
★講義内で、特に掘り下げなくていいと指定がなかった箇所で、
これはこういうことですか?と自分が考えたことを確認する感じで質問した。
★解説を聞いても、まだ分からない問題を、個別で再度解説してもらった。
この時も、ただ全部解説してと言うのではなく、
どこまで分かって、どこが何が分からないかを言う。
むしろ、講師の前で口に出して問題を解いてました。
そしたら、間違っている箇所を途中で指摘してくれました。
★前に学んだ講義内容を思い出せないときに、これはなんでしたっけ?と聞いた。
例えば、実務で、少量長期投与のマクロライド系を講義で学んだ後に、
そういえば抗菌薬で抗菌作用ではない効果を目的としたものってなんでしたっけ?
みたいな質問です。(テトラサイクリン系のことでした)
以上のことを質問していましたが、ここで特に意識していたのは、
講師にすべて放り投げないことです。
どういうことかというと、講師も人間です。
自分が講師側になったときに、予め質問されそうな箇所は、講義内で事前に説明するはずです。先ほどのΔ⁸-Δ⁷-イソメラーゼみたいにです。
それを無視した質問は、タンパクにならざるを得ないと思います。
また、講師もあくまで教える側なので、どれくらい理解しているのか確認したいと思います。どこから教えれば良いのか分からないと思います。
一方的に、もう一回全部説明してなどは、困ると思いますし、他の質問待ちの受験生の対応時間もあります。
なので、質問するにしても、自分がどこまで理解しているかの意味を込めて、講師に説明する感じの質問をすることをおススメします。
こうすることで、自分自身でも理解の確認ができます。
例えば、私が実際に質問したものですが、
「アビラテロンとプレドニゾロンを併用する理由って、アビラテロンが17α-水酸化酵素阻害によってアルドステロンが上昇するから、プレドニゾロンの鉱質コルチコイド作用を利用して、アルドステロンのSE:低K⁺血症を負のFBで予防しているのですか?」
このように、自分が質問したい内容を説明形式で質問していました。
上の質問内容は、もし気になった方は、実際に質問してみてください。
どこの考えが違うか教えてくれると思います。
不安になったら、メンタルサポートしてもらう
予備校生活では、たくさんのテストを実施します。そうなると、どこかで成績が悪い時があると思います。
それも1~2回なら大丈夫ですが、続くとメンタルダメージが大きいです。
また、中間テストや模試の前日は、浪人生というプレッシャーでいっぱいになると思います。
とにかく、なんか不安に感じたら、その日の放課後に、ふらっと飲み屋に入るみたいに受付でパソコンをカチカチしてる講師の名前を呼んでみるのをおススメします。
さすがに質問対応している講師は、遠慮しましたが、予備校に大金を支払っているので遠慮なく、不安なことを言って大丈夫だと思います。
思う存分、満足するまで優しい言葉をかけてもらいましょう
働き始めたら優しい言葉をもらうことはないですから。
放課後、最後まで残って勉強していると、帰りの挨拶ついでに講師を捕まえて、立ち飲み感覚でメンタルサポートしてもらってる受験生は多いです。
むしろ毎日見ました。
以上のことで、予備校を利用すのなら、予備校のメリットを最大限活かして、合格を勝ち取っていくことをおススメします。
コミュニケーションが苦手や、一人でいたいという受験生もいると思いますが、
予備校を利用していない時と同じことをすることは、やめた方が良いと思います。
リセットして、流れを変えた方が良いです。
私も会話下手ですが、講師側が気を使って会話をしてくれました。
遠慮なくコミュ障の会話を全力でぶつけました。
今振り返ると、講師もさすがプロだなと思います。
コミュ障だから、対応しないという講師は一人もいませんでした。
きちんと対応してくれました。
もしかしたら陰でボロクソ言われてたかもしれませんが、薬剤師免許を取得するというゴールのため、何も気にせずに前に進みました。
何を目的として、その目的のためには何が必要なのかしっかり芯を持つべきです。
国家試験合格に必要なのは、知識のみです。
知識がないと、いくら体裁が良くても合格できません。
大金を支払っているので講師をフル活用して合格しに行く