ここまで私の記事を読んで頂き、ありがとうございました。

 

私自身、薬剤師国家試験を合格するまで、遠回りしたなと思います。

しかし、先日、薬学ゼミナールの合格パーティの際に、ある講師が合格者に向けての最後の講義として言っていたメッセージを共有したいと思います。

 

 

 成功の反対は、失敗ではないです。

  失敗は成功のもとと言います。

では、成功の反対は?

      それは何もしないことです。

 

 

この記事を読んでくれてる受験生は、たぶんとても辛い時期の人だと思います。

私自身もとても辛かったです。

 

しかし、今振り返ると、達成感で一杯です。

 

むしろ、この経験からヒトの痛みや苦悩に強く共感できるようになったと思います。

学びが多かったです。それこそ人生のネタになったと思います。

 

何度か挫折しそうになったけど、諦めずに勉強し続けたおかげで、国家資格保有者になれました。薬剤師になりました。

今まで、後ろめたさがありましたが、今はスッキリしています。

 

とにかく、走り続けてください。

息が切れそうでも、倒れそうでも、走り続けてください。

マラソンはゴール地点が決まっています。

諦めさえしなければ、必ずゴールできます。

 

 

もう一つ、私が働いていたころに、とあるパート従業員さんから、頂いたメッセージも共有しときます。

このパート従業員さんは、年齢が60代後半くらいの方です。すでにお孫さんもいます。

 

 

私から見たら、あなたは若いんだから、

いろんなことに挑戦するべきよ。

長い人生、たった数年、足踏みしたくらいで

もったいない。

私は挑戦したくても、できないんだから。

 

 

私自身、人生観についてよく分かりません。

頂いたメッセージも、こうして書いてみると、よく見るありきたりの言葉だと思います。

しかし、実際に言葉として、他人から言われると、心にくるものがありました。

 

私自身、あと数年しか生きるつもりがないとは、全く思っていなかったです。

(まぁ、未来のことなど考える余裕すら無かったです)

 

さすがに、勉強し続けて、薬剤師国家試験浪人が100年間続いてる人はいないと思います。(たぶん?)

 

私と同じ多浪をしている受験生も、数年です。

たった数年、辛いかもしれないけど、走り続けてください。

逃げたくなることがあるかもしれませんが、過去の自分を裏切らないでください。

 

過去の頑張った自分を救えるのは、今のあなただけです

 

薬剤師になると決めたのなら、あとは突っ走るだけです。

大丈夫です。ここからが、リスタートです。

 

最後まで、応援しています。

先に薬剤師として働いています。

 

 

🌸陰ながら応援してます。春になったら必ず桜は咲きます🌸

ここでは、私が薬ゼミに通っていた時の、講師の活用の仕方について、ポイント形式で執筆します。

講師の利用の仕方といっても、人それぞれあると思うので、あくまでも一意見として読んで頂けると嬉しいです。

 

 

質問について

講師を活用するといったら、真っ先に『質問すること』がとても重要だと言えます。

 

予備校側も、たくさん質問してくださいとアナウンスがあると思います。

それだけ『質問すること』は合格を勝ち取るためにも大切です。

 

しかし、ただ質問をすれば良いということではないと思います。

 

なぜ、上記のようなことを書いたかというと、

私が質問待ちをしている時に、ある受験生の質問を対応していた講師の回答が印象的だったからです。

 

とある講義後の放課後の話です。

私はいつも通り、疑問に思った箇所を講師に質問しに行きました。

私の教室は、順番待ちの時は順番表に名前を書いて、休憩スペースで待つというスタイルでした。

 

私が順番を待つときは、講師が質問対応する受付の近くの席で待っていました。

やはり、他の受験生がどんな質問をしているのか気になりますし、学びを得られたら一石二鳥だと考えていました。

 

そして、とある受験生の質問です。今でもはっきり覚えています。

 

「Δ⁸-Δ⁷-イソメラーゼってなんですか?」

 

この質問を対応した講師は、諭すように、

 

「それは掘り下げなくていいって講義で言ったよ。とにかく覚えればOK」

 

ほぼ一言で終わりました。

ただ、講師の対応は、これしかできないと思います。

講義内では、国家試験で理由まで問われたことがないものは、きちんと区別をしてくれます。

 

Δ⁸-Δ⁷-イソメラーゼは講義内で扱いましたが、掘り下げまではしなかったです。

そして、講義内で予め言っていました。

 

たぶん、この受験生はいろいろ不安で、この質問をしたのだと思います。

しかし、講師が言ったことは信じても良いのかなと思います。

講師が掘り下げなくて良いと説明していたら、ただ信じて、覚える作業に入った方が良いです。

他に掘り下げるべき箇所を掘り下げた方が得点に繋がるのかなと思います。

 

 

では、私がどんな質問をしていたか、参考までに書きます。

 

★講義内で、特に掘り下げなくていいと指定がなかった箇所で、

 これはこういうことですか?と自分が考えたことを確認する感じで質問した。

 

★解説を聞いても、まだ分からない問題を、個別で再度解説してもらった。

 この時も、ただ全部解説してと言うのではなく、

 どこまで分かって、どこが何が分からないかを言う。

 むしろ、講師の前で口に出して問題を解いてました。

 そしたら、間違っている箇所を途中で指摘してくれました。

 

★前に学んだ講義内容を思い出せないときに、これはなんでしたっけ?と聞いた。

 例えば、実務で、少量長期投与のマクロライド系を講義で学んだ後に、

 そういえば抗菌薬で抗菌作用ではない効果を目的としたものってなんでしたっけ?

 みたいな質問です。(テトラサイクリン系のことでした)

 

以上のことを質問していましたが、ここで特に意識していたのは、

 

講師にすべて放り投げないことです

 

どういうことかというと、講師も人間です。

自分が講師側になったときに、予め質問されそうな箇所は、講義内で事前に説明するはずです。先ほどのΔ⁸-Δ⁷-イソメラーゼみたいにです。

それを無視した質問は、タンパクにならざるを得ないと思います。

 

また、講師もあくまで教える側なので、どれくらい理解しているのか確認したいと思います。どこから教えれば良いのか分からないと思います。

一方的に、もう一回全部説明してなどは、困ると思いますし、他の質問待ちの受験生の対応時間もあります。

 

なので、質問するにしても、自分がどこまで理解しているかの意味を込めて、講師に説明する感じの質問をすることをおススメします。

こうすることで、自分自身でも理解の確認ができます。

 

例えば、私が実際に質問したものですが、

 

「アビラテロンとプレドニゾロンを併用する理由って、アビラテロンが17α-水酸化酵素阻害によってアルドステロンが上昇するから、プレドニゾロンの鉱質コルチコイド作用を利用して、アルドステロンのSE:低K⁺血症を負のFBで予防しているのですか?」

 

このように、自分が質問したい内容を説明形式で質問していました

上の質問内容は、もし気になった方は、実際に質問してみてください。

どこの考えが違うか教えてくれると思います。

 

 

不安になったら、メンタルサポートしてもらう

予備校生活では、たくさんのテストを実施します。そうなると、どこかで成績が悪い時があると思います。

それも1~2回なら大丈夫ですが、続くとメンタルダメージが大きいです。

また、中間テストや模試の前日は、浪人生というプレッシャーでいっぱいになると思います。

 

とにかく、なんか不安に感じたら、その日の放課後に、ふらっと飲み屋に入るみたいに受付でパソコンをカチカチしてる講師の名前を呼んでみるのをおススメします

 

さすがに質問対応している講師は、遠慮しましたが、予備校に大金を支払っているので遠慮なく、不安なことを言って大丈夫だと思います。

思う存分、満足するまで優しい言葉をかけてもらいましょうてへぺろ

働き始めたら優しい言葉をもらうことはないですから。

 

放課後、最後まで残って勉強していると、帰りの挨拶ついでに講師を捕まえて、立ち飲み感覚でメンタルサポートしてもらってる受験生は多いです。

むしろ毎日見ました。

 

 

以上のことで、予備校を利用すのなら、予備校のメリットを最大限活かして、合格を勝ち取っていくことをおススメします。

 

コミュニケーションが苦手や、一人でいたいという受験生もいると思いますが、

予備校を利用していない時と同じことをすることは、やめた方が良いと思います

リセットして、流れを変えた方が良いです。

 

私も会話下手ですが、講師側が気を使って会話をしてくれました。

遠慮なくコミュ障の会話を全力でぶつけました。

今振り返ると、講師もさすがプロだなと思います。

 

コミュ障だから、対応しないという講師は一人もいませんでした。

きちんと対応してくれました。

もしかしたら陰でボロクソ言われてたかもしれませんが、薬剤師免許を取得するというゴールのため、何も気にせずに前に進みました。

 

何を目的として、その目的のためには何が必要なのかしっかり芯を持つべきです

国家試験合格に必要なのは、知識のみです。

知識がないと、いくら体裁が良くても合格できません。

 

大金を支払っているので講師をフル活用して合格しに行くプンプン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がこれから執筆する内容は、個人的な意見が強いです。

そんなことないと思われた方は、全くその通りだと思います。

なので、あくまで一つの意見として読んで頂けると嬉しいです。

 

私は多浪経験者ですが、予備校は5月コースの一回のみです。

 

そんな私がこれから書く内容は、予備校で作ることができた、“仲間”を参考に書きました。

 

予備校に入塾したころ、私自身、不安で心がいっぱいでした。

私自身、多浪を重ねての初めての通学。年下が多いのは覚悟していました。

 

しかし、後から分かりますが、以外にも年齢が、上の受験生はいました

もし、年齢を気にして、通学に不安があるという受験生がいるのなら、初めの一歩さえ克服すれば、全く平気です

 

たまたま偶然、私の近くに座る受験生が多浪の受験生でした。

どうやって分かったかと言うと、講師陣の接し方や、(その子には申し訳ないが)雰囲気で分かりました。

 

そして、これも本当にたまたまなのですが、トイレで鉢合うことが多い時期がありました。

そこから、その子と何度か話すようになり、夏前くらいには、お互い良き“仲間”として、励ましあって、時には勉強を教えあったりしていました。

 

その子に、ある科目の質問を受けた時に、「そこの範囲は講義で言ってたゴロで一発だよ」と教えた時がありました。

しかし、その子は、講義で学んだゴロとは違うゴロを覚えてました。

 

もちろん、その子が言ったゴロは私は知りません。

その子自身、そのゴロは去年の予備校で学んだゴロだと言ってました。

ただ、そのゴロではカバーしきれていませんでした。

 

結果として、模試の成績は、その子より、私の方が良かったです。

模試の振り返りの時も、やはり以前の予備校知識で学んだ知識を活用して模試を解いていた感じがありました。

 

ここから、執筆者が言いたいことを書きます。

 

たぶん、予備校2回目以降の受験生は、知識のアップデートができていないのかなとい思います

 

たしかに講義内容は大きく変化しないかもしれません

しかし、講義自体は大きく変化していると思います。

 

変化しないのなら、撮りためたビデオ映像を、ずっと使いまわせば良いだけです。

 

毎年、国家試験の傾向や難易度が変わるように、予備校の講義も合わせて変化していると思います。

 

以前、努力して修得した知識を捨てろということではなく、臨機応変にアップデートをした方が良いと思います。

 

例えば、新しいゴロは、以前学んだゴロより短いから、ゴロは据え置きにしよう。

今回学んだゴロは、以前のゴロより長くなっているからアップデートしよう。

 

といったようなことが必要かなと思います。

 

極端な例を書きましたが、覚え続ける努力と新たに再インプットする努力の両方が必要かなと思いました。

やはり初めて予備校に通う受験生は、すべてが新しいです。(現役生ほどではないですが)

そうなると、ただインプットすれば良いだけです。

 

しかし、2回目以降の受験生は2つの努力が求められると思います。

この2つの努力ができたのなら、すごい武器になると思います。

 

 

ここまでつらつら意見を書きましたが、

最後に、予備校を2回目以降も利用する受験生に言いたいことがあります。

 

絶対、走り続けてください。最後まで、走り続けてください。

 

もし、現役生やいろんな人と比べてしまって、マイナスな感情を抱いてしまっているのなら、それは大きな間違いだと思います。

少なくとも、私は絶対違うと思います。

 

私自身が多浪経験者だからということではなく、

はっきり言って、現役生や予備校1回目の受験生よりも、誰よりも国家試験に真剣に立ち向かっています

 

予備校の講義は辛かったです。あんな辛い講義をもう一年、もう一年と受けるのに、どんだけメンタルが強くないといけないか。

 

何事にも立ち向かうには、勇気と根性が必要だと思います。

 

私が偶然、作ることができた“仲間”は、模試の結果・日々の不安に左右されずに、国家試験前日まで自習しに来ていました。

教室が閉まる17時に、「合格パーティーで必ず会いましょう」とわざわざ声をかけに来てくれました。

 

私自身、国家試験直前で不安でした、その子も不安だったと思います。

しかし、その子の顔は、今でも覚えてます。

 

この記事を執筆しているのが、合格パーティー前なので、その子の合否は分かりません。

ただ、その子は私より、辛い経験を耐え、前に進み続ける勇気があったことは事実だと思います。

 

もし予備校2回目以降で国家試験に再挑戦する受験生がいるのなら、誰よりも辛い経験を耐えた根性があります。

そして再度、辛い経験に立ち向かう勇気があります

 

そんじゅそこらの現役生なんかより、断然、鋼のメンタルです。ポテンシャルも最強です。(現役生ごめんなさいニヤリ)

 

目に見えないだけで、あなたのことを応援している人は大勢います。

そして、まだ形として出ていないだけで、他の人より、大きな桜の花を咲かせると思います。

 

繰り返しですが、

 

絶対、走り続けてください。最後まで、走り続けてください。

 

 

 

最後まで走り続けるプンプン

私が利用していた薬学ゼミナールでは、様々なテストが実施されます。

この各種テストについて、私見を執筆しようと思います。

あくまで、私個人の意見なので、アドバイザーに従ってください

 

 

確認テスト

確認テストは講義を行った次の日の朝に、30分間で実施されるテストです。

難易度は、基本~中等レベルです。

ひねくれた問題がないので、知識の確認に優れて使えます。

 

また、確認テストは、昨日の今日で、講義内容を完璧にインプットはできないと思います。

(執筆者がそうでした口笛)

なので、点数も順位も気にしていませんでした

 

張り出された順位表を見て、みんなすごいなぁと横目に復習ツール作成に没頭していていました。

(初めのころ、執筆者は確認テストの順位が最下位だったこともありますチュー)

 

確認テストは復習ツールにとても最適だと思うので、ファイリングするなど、しっかりと管理することをおススメします。

 

週間テスト

週間テストは、毎週、週初めに行う一週間分の復習テストです。

難易度は確認テストと同レベルです。

 

週間テストも、確認テストと同様に、点数も順位も気にしていませんでした

 

月間復習テスト

月間復習テストは、月初めの行われる、一ヶ月分の総復習テストです。

難易度は模試レベルです。普通に難しいです。

 

月間復習テストは、気合を入れて頑張りました。

私は、確認テスト・週間テストの成績が悪い方だったため、月間復習テストが悪かったらヤバいじゃんと意識していました。

むしろ、確認テストや週間テストの順位表を見るたびに、月間復習テストで追い抜いてやると思ってました。

 

そして、月間復習テストは難しいです。

しかし、このテストはアドバイザー面談の一つの基準になるくらい大事です。

 

とくに、順位を気にした方が良いです。

 

張り出される順位表で、自分の位置が右側か左側のどちらにいるかです。 

教室の掲示板に下のように張り出されると思います。

この順位表で左側にいれば良し、右側にいれば確認テストや青本でとり急ぎ復習した方が良いと思います。

 

107回までの国家試験は、みんなが正解している箇所を獲得すれば、合格できると言われていました。

要するに、左側にいれば、他受験生と足並み揃えて進めているので、大まかに大丈夫だと思います。

しかし、右側に位置してしまうと、その月の講義内容の知識漏れなどがあるということです。

 

早い段階で、アドバイザーと相談をして、軌道修正をするべきです

 

青本講座の月間復習テストは、範囲が比較的狭いので、きちんと軌道修正すれば模試までに間に合うと思います。

 

 

中間テスト

中間テストは夏休み明けに行われるテストです。

難易度は模試レベルです。執筆者的には月間復習テストより難しかったです。

理由は青本講座が終盤になっているので、範囲が月間復習テストより広いからだと思います。

 

統一模試前の、最終確認として立ち位置をしっかりと把握した方が良いです

 

私は、中間テストでは平均点を気にしていました。

やはり教室内には、できる層と、できない層の二極化しています。

 

できる層の得点率を見ると、かなりの高得点です。

できない層は、やはり点数が頭一つ分下がってます。

そういう意味で、平均点を基準にすると、バランスが良い位置確認ができました。

参考にしてみてください。

 

 

統一模試

薬剤師国家試験受験生は全員知っている、プレ国家試験です。

難易度は、国家試験と同等かそれ以上です。

 

9月以降のアドバイザー面談では、この統一模試の成績を基準に、勉強方針などが決まります

それだけ既卒性にとって、統一模試の成績は重要だと認識してください。

 

SNSなどで、模試の目標点数が発信されていると思いますが、

この統一模試の目標点数は、アドバイザーもしくは、教室でガイダンスされる目標点数を達成することを、強くおススメします

 

私のブログで、「予備校が敷くレールにズレることなく進めば絶対に合格する」というのは、大部分がこのことです。

 

たぶんですが、予備校では、既卒性がこの時期にこの点数を採れば合格できるレールにいるというビッグデータがあると思います。

 

そして、既卒生は現役生に比べて、点数の爆発的な伸びはないと思います。

 

要するに、予備校の目標点数から下回ってしまうと、勉強の軌道修正がとても大変になります。

アドバイザー面談等で、フォローはしてくれると思いますが、メンタル的にもダメージは大きいと思います。

 

既卒性は、現役生より、統一模試を真剣に受験した方が良いです。

既卒性は、残念ながら逆転合格は期待しない方が良いです。

ただ、逆転合格は期待しない方が良いと書きましたが、あくまで模試は模試でしかないです。

 

仮に9月の統一模試で、目標点数から外れてしまっても、一喜一憂しないで、次の模試までに必ず軌道修正するよう、切り替えをしましょう。

 

統一模試は3回あります。

1月の統一模試で、しっかりと安心した点数を獲得することを強くおススメします。

 

執筆者的には、1月の統一模試が大勝負だと思います

 

あと、統一模試でSNSの情報には惑わされないでください。

 

統一模試は何回受けても難しいです。

私が薬ゼミに通っていた時に受けた模試で、3回とも、全体の平均点が高い状態が続きました。

SNSで、今回の模試は簡単だったから、点数から10点引いた点数が真の点数ですみたいな情報が流れてきました。

もちろん簡単だったという根拠はないです。

 

そして108回薬剤師国家試験のボーダーは、過去初めての225点を大きく超えるボーダーになりました。

 

結論、その年の受験生の質が高かったのだと思います。

 

もし、SNSの情報を信じた人がいたなら、

 

なんだ模試は簡単だったのか、じゃあ国家試験も簡単になるのかな?

模試の成績信じられないじゃん

とりあえず、このまま勉強すればいっか

 

と思った受験生がいたかもしれません。

私は、模試を受けて簡単だとは、全く思いませんでした。

なので、真っ先に受験生のレベルを疑いました。

 

106回薬剤師国家試験から相対基準が撤廃されました。

撤廃されてから2年が経過します。

今までは225点を超えれば必ず合格していましたが、そろそろ危ないと思ってました。

 

今の国家試験は、みんな仲良く合格ができない試験です

ボーダーが無くなりました、重要なのは順位です

 

統一模試で何点採れたかも重要ですが、平均点からも受験生全体のレベルも把握して、自分の立ち位置を確認しておくことも重要だと思います。

ここからは、私が薬ゼミに通ってときの勉強法を執筆します。

これから薬学ゼミナールを利用する受験生は、参考にしてみてください。

ただ、大前提、薬ゼミならアドバイザーに従ってください。

 

薬ゼミでは様々な勉強ツールがあります。

 

青本

青問

白問

振り返りプリント

確認テスト

週間テスト

月間テスト

中間テスト

模試

まとめ講座

演習講座

総復習講座

夏休みの宿題

冬休みの宿題

直前講座

ヤマかけ

 

書き出して分かりますが、盛りだくさんです。

ここから分かる通り、

 

予備校が敷いたレールをズレることなく進めば、必ず合格できます

 

この中で、私がメインで使用したのが、確認テスト白問まとめ講座総復習講座の3つです。

順番にポイント形式で説明します。

 

確認テスト

確認テストは、前日に行った講義内容を、朝の30分を使って解くテストのことです。

確認テストは結果だけではなく、順位も張り出されます。

しかし、順位は全く気にしていませんでした。そもそも昨日の今日で、講義内容を完璧に吸収出来るはずもないので、参考程度に確認していました。

 

このテストの良いところは、受けることではなく、復習するツールにかなり最適です。

一日の講義内容から国家試験に出題されそうな箇所を圧縮して作成されているので、寝る前の学習や模試直前の復習に、とても役に立ちました。

 

ただ、やってはいけないのは、もう一度、確認テストを解くことです。

教室でよく確認テストを二枚持っていく人がいましたが、無駄だと思います。

確認テストを解く30分があったら青問を解くべきです。

 

なので、私は確認テストを解いているとき、自分はどうやって解いたのかと解き方を書いていました。

また、その問題のゴロや周辺の知識を羅列する感じで書いていました

時間が足りないかもしれませんが、私はなんとかギリギリで解き終わっていました。

また、自己採点するときも、単なる丸レッドバツレッドを書くのではなく、赤字で解説を問題に書き込んでいました

 

こうすることで、確認テストが参考書に変身します。

あとは寝る前などの隙間時間に確認テストを読むだけで、記憶の反復ができます

 

 

 

白問

白問は、薬ゼミ生限定のオリジナル問題集です。

青本講座では、青本と白問をメインに講義が進みます。

 

この白問は、すべて基本問題で構成されています

基本問題なので、人によっては簡単です。

しかし、簡単だからといって疎かにしない方がいいです

 

私自身、初めのうちは簡単すぎて、白問じゃなく青問で勉強した方がいいじゃんと思ってました。

しかし、なんで薬ゼミは白問を作ったんだろうと冷静に考えました。

 

せっかく高い金を支払ったんだから、薬ゼミに従った方が良いと考え、青本講座は青問に手を出さず、白問で勉強しました。

 

結論を言うと、青本講座と白問のタッグは最強です

最初の方の講義は、どの科目もジョギングレベルの内容です。

しかし、講義が進んでいくと、内容も難しくなるし、前回の講義内容で押さえなくてはいけない基本事項が忘れてきます。

 

青問だと、演習問題で構成されているので、応用の土台となる箇所を効率良く修得できません

しかし、白問ではすべて基本問題で構成されているので、効率良く取得することが可能です

 

白問での勉強は、とにかく夏前までに、答えを暗記するのではなく、解き方を完璧に再現できるようにすることです

 

夏前までという理由は、9月を過ぎると基本問題を解いてる時間はないと思います。

その頃は、ひたすら演習になります。

既卒性の土台固めは、夏前にいかに白問を完璧にできたかと思います

意外と時間がないです。

 

 

 

まとめ講座

まとめ講座は、薬ゼミのカリキュラムで青本講座の節目に行うテストです。

夏前くらいに各科目実施します。

各科目、青本講座を5回くらい実施した後に、今までの範囲の復習をする講義に行います。

 

このまとめ講座の良いところは、青本講座の内容で、よく国家試験に出題される範囲を中心に、模試の問題みたいにひねくれた問題ではなく、単純に知識を問う問題のみで、国家試験形式で構成されています。

 

確認テストだけだと不安な要素を、まとめ講座で総カバーできます

そして、一番の良い点は講師が全ての問題を解説してくれることです。

忘れかけていた青本講座の内容を、もう一度、ダイジェスト版で講義してくれます。

 

まとめ講座も、確認テスト同様に、もう一度解くというよりは、土日を使って、講師が書いた解説を何回も繰り返し読み込んでいく使い方がおススメです

 

 

 

総復習講座

総復習講座とは、薬ゼミのカリキュラムで演習講座が終わった後に、演習講座の総まとめとして行われるテスト形式の講義です。

11月くらいに各科目実施します。

 

総復習講座の難易度は、模試と国家試験の真ん中くらいです。

出題内容は、その年の国家試験のヤマの範囲が中心です。

あくまでヤマの範囲を演習形式でカバーできるので、模試みたいにピンポイントでのヤマではなく、周辺知識も含まれている問題形成になっていました。

 

そして、まとめ講座と同様に講師が全ての問題を解説してくれます。

追い込み時期に実施されるので、ヤマの内容も含めた解説です。

 

総復習講座も、確認テストと同様に、もう一度解くというよりは、土日を使って、講師が書いた解説を何回も繰り返し読み込んでいく使い方がおススメです

 

 

以上のツールをメインに勉強していました。

薬ゼミ生の勉強ですが、やはり講師が板書したり、マーカーを引いてる内容は、基本すべて大事です

せっかく時間をかけてメモやマーカーをしたのに使わないのは、もったいないです。

他受験生と薬ゼミ生とでは、何がメリットとして上回っているのか考えるべきだと思います。

 

 

 

薬ゼミ生限定の勉強ツールを上手く利用した方が良い