スピカ星人ことりーぬです。
新しい作品の準備として
ウィリアム・モリスの著作を読んでいます。
◆ここに至るまでの経過
・「一斉遠隔スピカのエネルギーをアンタリオン転換」でスピカ意識が肉体に入り、新たな創造が始まりました。
・ことりーぬ式の講座の仕組みがモリスにとっての「美しい本」だとしたら、その背景にあるべきことりーぬの思う理想の社会というものを、考えて言語化しておく方がいいと思いました。
→男性優位の社会の中で女性が食べていくために&ウィリアム・モリス
・モリスの社会主義思想を受けて、ことりーぬ式の背景にあるべき理想の社会を言語化しました。
「不必要なものを買わされなくても、自分にお金が払われる社会」
◆モリスの社会主義思想に影響を与えた、ラスキンの著作を読んでいます。
モリスを調べていると
知的好奇心をくすぐる関連書籍が
芋づる式に出てきます。
モリスの社会主義思想に影響を与えた
ラスキン(1819年ー1900年)
ラスキンの著作は、
作品を仕上げる前に読んでおくべきであると
アンタリオン転換の術式を実行する
しぶんぎ座流星人から言われ
読んでいます。
ジョン・ラスキン(John Ruskin, 1819年2月8日 - 1900年1月20日)は、19世紀イギリス・ヴィクトリア時代を代表する評論家・美術評論家である。同時に芸術家のパトロンであり、設計製図や水彩画をこなし、社会思想家であり、篤志家であった。ターナーやラファエル前派と交友を持ち、『近代画家論』を著した。また中世のゴシック美術を賛美する『建築の七燈』『ヴェニスの石』などを執筆した。
昭和46年初版。古い文体で読みづらいですが、少しずつ読み進めています。
ラスキン著
『この最後の者にも』
~目次~
序文
第一論文 栄誉の根源
第二論文 富の鉱脈
第三論文 地上を審判く者
第四論文 価値に従って
『序文』
ラスキンによる序文がいいなと思いました。人生という貴重な時間とエネルギー(つまり生命)を注いだ自作に、これだけの満足を得ているのがいい。多くの人に批判されても、自著の価値をわかっているところがいい。
P53
つぎの四つの論文は、一年半前に『コーンヒル・マガジン』誌に掲載され、わたくしの聞きえたかぎりでは、これを目にした大多数の読者によって、猛烈に攻撃されたものである。
しかしそれにもかかわらず、わたくしはこれを、わたくしがこれまで書いたもののうち最上のもの、つまり最も真実で、最も正しく述べられ、そして最も世を益するものと信じている。そしてその最後の論文は、とくに労力を費やしたもので、おそらくこれ以上のものは今後書けないだろう。
◆商人の本分は自分に利潤をもたらすことではない。(ラスキン)
『第一論文 栄誉の根源』
P75
商人の本分〔あるいは製造業者の本分といってもよい。なぜかといえば、ここで用いられた広い意味においては、この語は両者を含むものと解されなければならないから〕は、その国民に物資を供給することであることに注意せよ。
その俸給を得ることが牧師の本分でないのと同様に、その供給によって自分に利潤をもたらすのが商人の本分ではない。
診察の報酬〔すなわちホノラリウム〕が真の医師にとって生涯の目的物でないのと同様に、もしかれが真の牧師であるならば、その俸給はかれの生涯の当然にして必然の付属品ではあるが、その目的物ではないのである。
同様に真の商人にとってもその報酬は生涯の目的物ではないのである。三者すべて、もし真の人間ならば、報酬いかんにかかわらずなすべき ―いや、いかなる犠牲を払っても、すなわち報酬とはまったく反対のことのためにもなさなければならない仕事をもっている。
サービスが売れるときの
ことを考えると
自分の利益ではなく
お客様の利益について
しっかり考えているときほど
売上があがるという認識でした。
引用の部分を読んで、同じ話だから
ブログに書こうと思っていたら
しぶんぎ座流星人に
「いかにも自分の利益を考えた行為」
とツッコまれました。
ふむ、そうか。
ヒントとして
「富を叡智に置き換えてみて」
と言われました。
ことりーぬが欲しいのは叡智なのだと
2017年に見た夢によって認識していました。
自分が欲しいものは
ほかの人も欲しいものだとして
富を叡智に置き換えて考えてみます。
◆ことりーぬが欲しいものは叡智。富を叡智に置き換えて考えてみる。
ラスキンは従来の経済学を
批判しているようでした。
従来の経済学は、
「富を得る、富を蓄積するためには
どうしたらいいか」
を考察している学問である。
経済学が
「富を得る・蓄積することだけ
考えていてはダメだ」と
言いたいのだと思いました。
P74
世人もこういうことをやめなければならないということに、結局は気づくであろう。すなわち、かれらは利己心を非難することをやめてはならないが、また利己的なばかりではないような商業を発見しなければならないであろう。
ことりーぬ式の講座の背景にあるべき
理想の社会は
不必要なものを買わされなくても、自分にお金が払われる社会
といったん答えを出しました。
◆この社会の中で、ことりーぬは人々に何を供給するのか。
富を叡智に置き換えて考えると
ことりーぬ式の講座のよいところ。受講するとすぐに講師になれるので、講座を開催することで各自で、エネルギーを通じて宇宙から叡智を得ることができる。
つまり、ことりーぬがお届けするのは、叡智である。
叡智という単語は、単なる知識や情報より
高等なものという認識でいます。
叡智とは:
・深遠な道理をさとりうる優れた才知
・哲学で物事の真実在の理性的・悟性的認識。また、それを獲得しうる力となります。
物事の本質を見通して考えることができる、優れた知恵を表します。
「叡智」の意味と使い方、「英知・知恵・知識」との違い、英語表現 - WURK[ワーク] (eigobu.jp)
叡智の前に、(宇宙の)叡智とつけると
エネルギーワークでの
ニュアンスが伝わりやすいです。
思考で出した答えより高等な知恵
という認識です。
その体験が面白くて
スピリチュアルを続けています。
ラスキンの
”商人の本分は自分に利潤をもたらすことではなく、物資を供給することである。”
に自分をあてはめると
”ことりーぬの本分は自分に利潤をもたらすことではなく、叡智を供給することである。”
となります。
第二論文以降を読んで
また書くことがあればアップします。
ことりーぬ式の中で
もっとも叡智を受け取る側面が強い講座