三島由紀夫賞受賞された
蓮實重彦先生の
『伯爵夫人』受賞式、パーティに
お邪魔いたしました(^ω^)
今日の蓮實重彦先生のスピーチはあらかじめご用意された文章をお読みになられましたが、会場は暖かな笑いに包まれましたd(^_^o)
明日のテレビで放送になるかな?
小説
『伯爵夫人』はまるで音楽のように
感じられ、そしてかなりROCKなイメージで
蓮實重彦先生のリズムがこちらにも響いてくるようで感服いたしました
濃密なエロスの世界に誘うのですが
言葉一つ一つが奥深く
それが連立する一つの文章になったときに
流れ出す何か、、、溢れ出す何か、、
何よりシェイクスピアのように
レトリックが美しいのです
役者という職業柄なのか
いつの間にか
初見なのに
声に出して読んでいました
インをふむ心地よさといいますか
数式的に美しい文章なのです
そのリズムにのっていくと
かなりエロい世界なのに
ふと
くすっと笑える瞬間がくる
という新しい経験が出来る小説です
審査員の方たちが
『賞』にふさわしいと思われたことが
よく分かりました
最初のページを開き読みすすめた時は
ゆったりとした曲のようでしたが、
ある時から急にリズミカルに楽器が
一つ、二つと入り出し山がやってくる
またAメロからBメロ
はたまた違う曲調に変化してゆき
こちらを飽きさせない
三島由紀夫賞受賞の
『伯爵夫人』
ご興味ございましたら是非(^ω^)