不思議に思われるかもしれませんが、舞台公演を終えるといつも失恋したような喪失感があります。
まず、ずいぶん前から作品の話があり意識はそこに集中しはじめる。惚れて
やると決めたら台本を読み込み、体の中に叩き込む。稽古１ヶ月、その間毎日、作品一色。ますます惚れ込んでゆく。
そして本番、頂上の見えない高い山を登り続けもっともっとと燃焼しきる。
そして、普通の恋愛と違う期限付き恋愛は、時が来ると
「はいヾ(＾v＾)kここでおしまいっ。楽しかった？バイバイ～」と去ってゆく、すがっても無理(笑)イメージで言うと今回の舞台は彼女だった、、
男性キャスト、高橋洋さん演じる画家の台詞に、
「男は愛すると与え女は愛すると奪う、、僕は与え奪われ空っぽだ」という台詞がある。まさにそんな感じ(笑)
ただ、よくよく考えると
気持ちや時間を注ぎ込んだ「彼女」は、見えない素晴らしい何か計り知れない大きなものを私に与え笑顔で去っていった、と言うべきか。だから私はニヒルな男のように振り向かず背中で手を振り、アディオスまた会う日まで、とかなんとか言ってるわけです
ここ数日、そんな失恋の気持ちを抱えそれでも次の仕事の支度へと追われています。
もう会えない恋人を思い、再燃（再演）を願いながら前へ進むのです(笑)
皆様からちらほら再演を望むお言葉を頂き、それ、もっと騒いで？なんて心で叫びつつ…(笑)(￣∇￣）
容赦なく人生は前へ、
でも…
だからこそ更に高みを目指す作品の構想にも入れる訳です。
失恋の消失感を経験と素敵な思い出という「宝」に変容させ
さぁ、また新しい出発
ここ数日は後に控えたベルギーへの仕事の旅支度。あちらはまだ寒いようで、服も選び揃え、ヘアをチェンジ、新しくマスターしたい楽曲を選び旅の間に練習したい。
皆様も何かしらの
新しい一歩を踏み出す今日、、、
明るく素敵な１日になりますよう
