古事記ー奉納の唄 詩:Kabanai | kabanai00maxのブログ

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kabanai改め、kabanai00maxです
僕は詩人なので 好きな詩や小説を
中心に書いていこうと思ってます
宜しくお願い致します。
《天空を書ける、大いなる風より》

神話の世界は何れも混沌であった、一対の神が鉾でかき混ぜ世界を築く

古事記

 

 

 

 

 

 

 

 

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奉納の唄 詩:Kabanai
一番
トントントン トントントンと
 太鼓を打つ音がする
今年もまた豊作であれと祈りを込めて
この星空は誘(いざなう)義(ぎ)の神様と
誘(さそう)身(み)の神様によって作られた
 子供と言う大地に自然が共鳴し
 この世界になった
人間と言う生き物が動物たちと
共存しながら育んでいった結果
調和が息づいたぁ
星は流れ 星は生まれ
また たくさんの種を撒いていく
・・ううう
今年もどうか豊作でありますようにと
二番
ズンズンズン ズンズンズンと
不気味な音がする
丈夫な子を思いながら
男と女の営みは続く
でも最初の方は失敗し悪戯な悪霊が放たれ
因幡の白兎 も碧に染まり 黒に変り
地上に火種を落とす
それに怒った神様が 新しい女性を作り
結果生まれたのは嫉妬や欲望と言う負の感情
神様の楽園は乱れ 乱れて 段々に落ちていく
・・・ううう
こうして地球と言う小さな箱舟は墜落していった

命よ 愛よー どうか息づいてるなら
世界中の生命隊(ものたち)と声を合わせ
も一度天(あま)を照らして
・・・おーおおおお 
岩戸に隠れた女神さまを裸で踊り 引き出して
 歴史は一対の者達と共に 新しい場所へ
 再び息吹いた世界 奉納の唄
 ・・・トントントン トントントン
 (2回繰り返し、徐々にフェードアウト)