前回、miraicafeの報告レポをあげました
その中でのスタッフトー―――クの時間に
まひろがお答えしたのがこの質問
もちろん、もろもろのご事情はあるでしょうし
単純に一般論で済ますことができないということも
重々承知の上で
あえて、お答えさせていただきます
まず一番に感じたことは
高1の息子さんが
今の自分が置かれた状況を踏まえて
しっかり判断し、それを言語化して
さらにはそれをお母さんに話せるということが
素晴らしいなぁ~ということです
これって、親子関係が良好でないと
まず、話すということができないもの
頭ごなしに否定されそうな人を相手に
誰だって話す気になんてならないよね
「何言ってるの
弱音吐くんじゃありません
もっとがんばりなさい」なんて
言う親には
子どもは何も話さない
そんな親じゃないってわかっているから
子どもは話せる
そんな親子関係を築かれたこの質問者さんに
まずは拍手です
そして
このお子さんも素晴らしいよね
ご自分のしんどさを自覚するのって、実は
大人でも結構簡単じゃなかったりする
私たち日本人って
勤勉で真面目な人が圧倒的に多い
だから無理をしているということに気づかず
無理に無理を重ねた結果
身体や心を痛めてしまうパターンが
近年特に多くなってきているように思います
強制終了がかかり、動けなくなって
ようやくやっと
自分が無理をしていたことに気づく…
緊張して張りつめていたものが
パキッと折れちゃうようなイメージ
そうなっちゃうと
元どおりの元気な姿に戻るためには
相当な時間が必要となります
高1の段階でそれを自覚できて
他の道を模索しようとするこのお子さんは
本当に素晴らしいのひとこと
この力はこれから先
彼の人生の宝物となるんじゃないかな
その上で
「難関大学を目指しているのに、自由登校のコースに変ることが不安です」
とのことですが
それって、そもそも誰の不安でしょう
目標とする難関大学への合格が難しくなるという不安
今、しんどさを感じているお子さんが
さらに具合が悪くなるのでは?という不安
実は全部、お母さん自身の不安 ですよね
不安はまだ見ない将来に感じる感情です
まだ起こってもいないことを想定し
起こったらどうしようと恐れること
それが不安の正体です
まだ起こってもいないこと
つまり、実在していないもの
そんなありもしないことについて
あれこれ考えを巡らしても
答えは出てきません
そうなんです
不安にフォーカスしたまま
未来に目を向けたら
不安しか見つけられないんです
さらにそのままフォーカスし続けると
不安は枝葉をつけて
どんどん成長していってしまいます
だって、不安の種なんて
探そうと思えば
その辺にいっぱい落ちてるんだもの
一つ一つ拾い上げて付け足して
水をやって肥やしをやって
つまり、意識を不安に向け続けていたら
不安はどこまでも膨らみ続けていくでしょう
げげげげげっと思った方
大丈夫
それについての対処法が
ちゃんとありますよ
「もし、こんなことが起こったら…」
脳内でそんな言葉が出てきたら
「どうしよう」と続ける代わりに
「起こったその時に考えよう」と
その考えごと、すっぽり風呂敷に包んで
棚の上に放り上げてしまいましょう
その代わりに
「今、ここ」に意識を向ける
できれば、「今、ここ」にある
いいことに目を向けるといいですよね
「過去」と「未来」は
実在していません
「未来」は量子力学的には
確率の波があるだけで
何も決まっちゃいないし
「過去」にあったできごとさえ
あなたの思い出の中で何回も上塗りされて
事実とは異なる別の代物になっています
「今、ここ」に存在しない
過去や未来について
あれやこれやと思い悩むなんて
時間の無駄もいいとこ
私たちに与えられた貴重な時間は
もっと大切に使いましょうよ
喜びも悲しみも
楽しさも苦しさも
「今、ここ」で味わえるものを
味わい切る
五感で感じられるもの全てを
思いっきり味わい尽くす
それが「今、ここ」を生きること
自分を生きること になるんだと思います
「今、ここ」を生きる
…つまり、それがお花畑
笑っていればたいがいのことは
なんとかなります
絶対に大丈夫
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