ネタバレです。もちろん。
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はてさて。でましたね最終巻。
なんでしょうこの予想通り感。
「こういう展開できたかー!!」みたいな衝撃一切無し。
「THE 王道」と言えばそれまで。そうだとしたらやはり18巻までは長いって。
記憶戻すシーンも、特にアツくなるものもなく。
「あ、割とあっさり思い出したね、うん」みたいな。
もうちょっとバレンタイン回みたいなやつが多ければよかったのに。
個人的には空木と椿の話と蓮条と紗帆の話が読みたかった。
特に突然なんの伏線もなくお付き合いしてる風の蓮条と紗帆。
い や ふ れ と け よ そ こ 。
バレンタイン回のときの「もう(子供扱い)してないよ」ってだけで
胸ときめいてる紗帆は可愛かったけど、本編最終話で
「和装綺麗だねー」「着せてやろうか?」「え?!」みたいな流れ、
と う と つ だ な ぁ お い 。
その前までは悠河に嫌がらせするために
永遠子にちょっかい?(2人きりにさせない的な)だしてたのに。
永遠子に嫉妬して視力まで奪った女が、寛容に受け入れられるものかね。
仮にも見えないところで2人が展開してたなら。
それとも大人ぶるのを辞めた?ら気にならなくなったの??謎。
あと、なんであんなに極楽院家はあんなにすぐに結婚したがるの?
さっさと再婚しなさいよー!みたいに煽ったり「私からプロポーズ!」って
力入れてるけどさ、せっかくなら経験してない「恋人」を
経験してから再婚すりゃいいのにさ。しかもまた爆走するっつー。
あれか、最終話に合わせて描ける本数ではその描写ができなかったのか。
悠河のがよっぽど乙女っていうか、ちゃんと自分の中で整理付けて
プロポーズまでの流れを考えてる。
いやー、あれが世の中の女の思考なら、ついていけない。
あの世界のお嬢様の思考回路ってだけなのかな。
どのみち、最初から最後まで主人公について行けませんでした。
他の登場人物たちは可愛かったです。
ということで「お嬢様はお嫁様」の感想文でした。お粗末。