超大怪獣大特撮大全集 6/18 | 特撮好み

特撮好み

「ゴジラ」「ウルトラマン」などの特撮関連のフィギュア,イベント,観光の話題を書いてる他、ソフビ人形を改造しての図画工作もやっております。

更新ペースはその日々の状況によりますのでよろしくお願いいたします。



 シネ•ヌーヴォにて開催超大怪獣大特撮大全集に行ってきた!

 諸事情により京都の“京都みなみ会館”から大阪の“シネ•ヌーヴォ”に会場がお引越しする事になった「大怪獣大特撮大全集」。
 心機一転、新たな会場での初上映は『ゴジラの逆襲』『大坂城物語』からなる特撮大阪城特集!
大阪に引越しての初上映に相応しい良いチョイスな二本立て。
 新たなる場所での初の「大怪獣大特撮大全集」。世情も落ち着きを見せてきたこの頃、初日の6月18日(土)に行ってまいりました。

 新たな会場となった大阪九条のシネ•ヌーヴォ。大阪ドームの近くで住宅地の中にある映画館。

 今回の「大怪獣大特撮大全集」のお引越しが発表されるまで全く存じてなかったのだが、上映映画ラインナップや舞台挨拶と「大怪獣大特撮大全集」じゃない違う機会に行ってみたく思えるところです。

 上映は11時30分頃から開始。
 大阪での「大怪獣大特撮大全集」初上映という事で席はほぼ満席。

 上映前には藤村氏に中村氏の他、吉田元館長も駆けつけての「大怪獣大特撮大全集」恒例の挨拶が展開。
馬場氏とシネ•ヌーヴォ支配人の山崎さんも加わり今回の上映への感謝の意が述べられてました。



 映画は『ゴジラの逆襲』『大坂城物語』の順に上映。
共にフィルム上映。状態は共にチラホラ筋はあるものの概ね大変良き状態。
特に『大坂城物語』はほとんど退色無しで色鮮やかであった。まぁでもいずれは退色状態の映画をこの劇場でも観ることになるんだろうな(苦笑)

 まずは『ゴジラの逆襲』。「大怪獣大特撮大全集」での鑑賞はこれで3回目。
 大阪での囚人によるコンビナート炎上のくだりはいつもながら露骨に思えてしまうものの、漁業会社のパイロットが主役の人間ドラマや大阪市街を舞台としたゴジラ対アンギラスとなんだ言って好きなゴジラ映画の一本である。
 そういや今回の『ゴジラの逆襲』は大阪舞台という点でのチョイスなものの、パイロット主役だったり後半からの雪山での航空戦など今話題の『トップガン マーヴェリック』っぽくて妙にタイムリーな感じがしましたw

 続いて『大坂城物語』。今回が初鑑賞。
 『大盗賊』や『大竜巻』などと同系列といえる“三船敏郎”主演の時代劇作品。
 時代劇的には三船敏郎によるチャンバラや終盤の騎馬戦と生身によるダイナミックアクションが見所といえるが、現在の徳川時代の”大阪城“ではなく豊臣時代の”大坂城“を再現した大ミニチュアや冒頭部分の大仏の合成と怪獣映画とは一味違う趣向の円谷特撮も見所といえる。
 60年代の東宝映画のパワーを感じさせしスペクタクル巨編。
 個人的に先に述べた圧巻の大坂城大ミニチュアと阿伊役“香川京子”に見惚れました。

↑物販販売商品『ゴジラの逆襲』よりゴジラ1955、アンギラス1955


 映画上映後にはシネ•ヌーヴォの場内での物販販売も兼ねての《シネ•ヌーヴォ怪獣談話室》が開催。
ある程度の時間は設けられてたハズがあっという間に終了時間になる程に時間を忘れさせる空間となりました。

 シネ•ヌーヴォはホントに初だったので周り周辺も全く詳しくないのと談話室など新たな構成もありちょい戸惑ったところあった(故にあんまり今回は写真をあんまり撮れてない)ので、また次回来た際はよりじっくり周りも見回りたいところ。
 ともかく新たな会場での今後に期待が持て楽しい特撮映画鑑賞となりました。

 次回は8月7日(日)で『ウルトラマンダイナ』上映会&スペシャルトーク&サイン会!
上映回は兵庫から大阪と関西舞台の前後編『ダイナ』35話,36話「滅びの微笑」。
トークゲストにはスーツアクター権藤 俊輔さん,スーツアクター中村 浩二さんがご登壇。

 2020年に行われるハズだったが中止となってしまった企画が2年の時を経て遂に開催。
会場が京都から大阪と物語舞台の近辺となり、更に『ダイナ』を基にしたウルトラ最新作『ウルトラマンデッカー』放送開始時期という本来の開催時より更に関連性が増す事になったのが何とも皮肉(汗)
ともかく「ガメラ降臨祭」はなんとか開催出来たがコチラは果たして…な心情だったところ開催してくれた事に大感謝(涙)