奈良時代から千年も続くある村の祭りが2月終了を
迎えたという番組を見た。
過疎化と伝承者の高齢化、後継者の第一子に男の子
が生まれないなど、継承が難しくなったからだそうだ。
似たようなことが、ヨーガでも起こっている。
いつ頃からか、ヨーガに関心を持つ男性を見かけなく
なってしまったが、別に性別は関係なく、関心を持っ
て後世に伝えて下さる方があればよい。
むしろ、女性の方が熱心で、サンスクリット語も
女性の方の方が着々と勉強してこられる。
文法ベースで学んでも意味はなく、インド思想を学ぼう
と思えば、大学よりも独学でサンスクリット語を学んだ
方がよい。
昔と違って、今は、非常に良いテキストがあるからだ。
少し、手ほどきしてくれる人があれば、不可能ではないし、
サンスクリット語を学ばずしてインド思想を理解すること
には無理がある。
伝える人がいなくなるのはやむを得ないとして、書籍の形
にしておけば、何とかなる。
今、私の持っている本はフランスの古本屋さんで手に入れ
たものであるが、およそ百年も前のもの。
このように、遠く離れた異国でも誰かが、何年後かに、必
要になれば手にしてくれるかもしれない。
そう思って、本の形で既に9冊。
夏頃までには、10冊目が完成する。
拙著の9冊は、相互に関連しています。
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なお、電子書籍版も併売になります。
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ニャーナ・ヨーガを、「私とは誰か?」の原典から紐解く。
「ウパデーシャ・サーラ」、「サット・ダルシャナ」の原典
からも。
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ブッダの言葉「ダンマ・パダ」と、「ゴーラクシャ・シャタカ」、
「シヴァ・スワローダヤ」の原典からタントラを紐解く。
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「般若心経」のサンスクリット原典解説。ブッダの「アーナ・
アパーナサティ」、マインドフルネスの原典より解説。
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「サーンキャ哲学」(後半)を「サーンキャ・カーリカ」原典
から解説。「バガヴァッド・ギーター」の精髄を原典より解説。
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「サーンキャ哲学」(前半)を「サーンキャ・カーリカ」原典
から解説。パタンジャリの「ヨーガスートラ」全詩句を原典
より解説。