小澤征爾さんについては、日経の2014年1月1日から
掲載された「私の履歴書」がある。
その人柄から、シャルル・ミンシュ、カラヤン、バーン
スタインに可愛がられた。
「魔法をかけられているようだった」とこの中に書かれて
いるように、シャルル・ミンシュを聴かれたことのある人は、
巨匠と言われた人たちが、もう、ほとんどいなくなってしま
ったが、また、小澤征爾さんに指導を受けられた人たちは、
幸せだった。
今度、今まで放映になった関連の記録を探してみたら、
「小澤征爾&ドナルド・キーン対談」(2016)が出てきて
久しぶりに観ることができた。
NHKからは、例の事件の関係からか、彼の指揮する音楽
番組は追悼番組としては出てこず、他の指揮者が指揮する
サイトウキネンの番組だけ。
和解後の演奏に、ドボルザーク:チェロ協奏曲があるはず
なのに、どうして放映されないのだろうか?
小澤征爾さんとドナルド・キーン氏は、同時に文化勲章を
受賞された関係で親しくなられたようで、ここで語られる
内容は、本当に優れたものだ。
演奏で残っているものは、80歳の時の演奏、2002年の
ウイーンフィル・ニューイヤーコンサートくらいで、
見つからないが、お奨めは、ウイーンフィルを指揮した
ドボルザーク:交響曲第9番(CD)である。
ロリン・マゼール指揮と共に愛聴盤であるが、彼は
ブザンソンの指揮コンクールの時の審査員であった
そうである。
私は、ベルリン・ドイツオペラ来日の時、ワーグナー
楽劇「ローエングリン」を彼の指揮で聴いた。
拙著の9冊は、相互に関連しています。
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なお、電子書籍版も併売になります。
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ニャーナ・ヨーガを、「私とは誰か?」の原典から紐解く。
「ウパデーシャ・サーラ」、「サット・ダルシャナ」の原典
からも。
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ブッダの言葉「ダンマ・パダ」と、「ゴーラクシャ・シャタカ」、
「シヴァ・スワローダヤ」の原典からタントラを紐解く。
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「般若心経」のサンスクリット原典解説。ブッダの「アーナ・
アパーナサティ」、マインドフルネスの原典より解説。
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「サーンキャ哲学」(後半)を「サーンキャ・カーリカ」原典
から解説。「バガヴァッド・ギーター」の精髄を原典より解説。
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「サーンキャ哲学」(前半)を「サーンキャ・カーリカ」原典
から解説。パタンジャリの「ヨーガスートラ」全詩句を原典
より解説。