指揮者の小澤征爾さんが亡くなった。
学生時代、彼がまだかけ出しの頃、日比谷の野外音楽堂か
でベートーヴェンの第7番だったかを指揮するのを見たこと
があったような気がするが、彼の第一番の功績は、山田和樹
さん(バーミンガム市交響楽団)、佐渡裕さんをはじめ多く
の後進を育てたことである。
今では、もう知らない人の方が多いだろうが、N響のボイコット
事件など、出る杭は打たれるの譬えのように、押し出されるよう
に海外へ。
かれの人物の大きさは、それが幸いしボストン交響楽団、ウイ
ーン国立歌劇場の指揮者として、活躍することになる。
日本のヨーガ界は、世界の常識とは、かなり異なっていて、
ヨガとかヨーガの名の下、いろんなイメージで語られている。
佐保田鶴治先生以来、当時、ヨーガの世界に入った人も高齢
となり、果たして後継者が育っているのだろうか、と疑問
に思うこの頃である。
ヨーガに限らずインドの思想を学ぼうとすれば、音符に相当
するデーヴァナーガリ文字やサンスクリット語の学習は、誰
でも必須であるのに、不思議な現象である。
今や、いいテキストが出来ているので、独習が可能であり、
そうすべきである。
私が、今、一番伝えようと努力していることは、そのことで、
何人かの人が育ちつつあるのは、とても、喜ばしい。
拙著の9冊は、相互に関連しています。
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なお、電子書籍版も併売になります。
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ニャーナ・ヨーガを、「私とは誰か?」の原典から紐解く。
「ウパデーシャ・サーラ」、「サット・ダルシャナ」の原典
からも。
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ブッダの言葉「ダンマ・パダ」と、「ゴーラクシャ・シャタカ」、
「シヴァ・スワローダヤ」の原典からタントラを紐解く。
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「般若心経」のサンスクリット原典解説。ブッダの「アーナ・
アパーナサティ」、マインドフルネスの原典より解説。
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「サーンキャ哲学」(後半)を「サーンキャ・カーリカ」原典
から解説。「バガヴァッド・ギーター」の精髄を原典より解説。
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「サーンキャ哲学」(前半)を「サーンキャ・カーリカ」原典
から解説。パタンジャリの「ヨーガスートラ」全詩句を原典
より解説。