死にかけた経験から生まれたビンディング改造その1 | パウダージャンキーのブログ

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私がスノーボードで経験した恐怖から学び自分で改造したビンディングの作り方を紹介します。
きっと役に立ちますので、先ずは経験した経緯を記載します。

【パウダースノーによる窒息】
1回目 20年ほど前 北海道ニセコにて

2日間大雪に見舞われ頂上付近のリフトが運行せず
2日クローズだったゲレンデを早朝から並び滑りました。
深い部分では腰ぐらいありました。
1回目頂上に上がるリフト乗り場まで早く滑り何回も回そうと友達達5人で滑りました。
2回目リフトで山頂付近まで行く道中に彼方此方でもがいている人が居ました。
風が強く引きが飛ばされ白く視界が悪くなる中
猛スピードで滑り出しました。
しばらくすると人が踠いてできた穴があり気がついたら立てに回転しながら飛んでました。

上下も分からず頭からお腹近くまで突き刺さり足だけがバタバタとしている様な感じで埋まりました。
先ず、息ができなく雪が口鼻から入ってきます。
もがいて死ぬと思った時にやっと助けられました。
友達達は笑っていましたが数年後に同じ経験をして私の苦しさが分かったと話しました。
この時はパウダーボードではなく普通の板でした。

この時の経験で転倒して埋まった際に板を外せないし身体の自由も無くなるので、何とかしたいと考えビンディングを簡単に外れたら良いと思い作りました。

これと同じ様な商品が20年近く前に発売されましたが私が誰よりも早く考えたと思います。
今では、私の友達は装置をつけてます。
作成方法と、作動方法、誰よりも早く板を外してリフトに並べます。 後ほどビデオ、写真話たくさん追加します。

2回目は、新潟県シャルマン火打スキー場
こちらも丸3日間中腹までのリフトしか動かず
上まで開いた時は霧で視界が悪く沢山が雪で転倒してもがいてました。

ホワイトアウトと言うのもこの時の初めて経験し
自分が立ってる向きや何も分からない真っ白の世界
それが白すぎて酔うような気持ち悪さでした。
この時も人が踠いた穴など前も見えないので分からずにはまり頭を谷川に仰向けで転倒してしまい
しかも身体全て雪の中に埋まってしまいました。

顔の雪を息を吸うために払っても蟻地獄の様に顔に雪が掛かり必至に払いのけました。
山側に埋まった板を外そうと足を上げようとしても身体が埋まっているのと板が重いので上がらず
このまま誰にも気付かれずに死ぬんだと思いました。
後ろから来た友達が助けを求める声に気がつき生還しました。
この経験から、ビンディングをこうした状態の時に外せる方法は無いかを帰って直ぐに考えました。

次のブログに改造の詳細を記載します