ダイニチ 石油ファンヒーターエラー02を修理する | なくしていく優しさ

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届かない想い

このひと月くらい、2019年製のダイニチの石油ファンヒーターの着火が一回ではなく

2回作動するということが多くなってきて

今朝、エラー02が出て着火しなくなった。

フィルターのごみや灯油の劣化が原因という説明がメーカーからはあるけれど

受け皿やフィルターは掃除済みなので、その原因は除外できる。

これは、例の点火するロッドにシリコンが付着して着火できなくなる症状なんだろう。

 

前のファンヒーターが壊れて、このファンヒーターを買ったときから

なんで壊れたのかと、修理方法を調べていたことがあったので

今回はすぐに自分で修理することを決めた。

用意するものは、紙やすりと、プラスドライバー、軍手と掃除機。

本体の前面のカバーは左右の下段にあるネジを2か所外せば

上部と左右は爪で引っ掛かっているだけなのですぐ外れる。

外すときは軍手があったほうが無難だね。

一応作業をする前に電源コードを抜くのと

灯油タンクを外しておいた。

本体カバーを外した後は、燃焼窓がついているカバーを外すんだけれど

これも下部の2か所のネジを外して

その上部の左右の爪を起こしてカバーを上に軽く動かせば簡単に取れる。

このカバーも端の処理がされていないので、素手だと危ないと思うので

軍手をしたほうが良いと思う。

 

本体カバーはめったに外すことはないから、ついでに内部を掃除機と歯ブラシで

埃を吸い取ってきれいにしたよ。

本体カバーと、燃焼窓のカバーを外したネジはどちらも同じサイズだったけれど

燃焼窓のほうのネジは少し焼けて変色していたので間違うことはないと思うけれど

間違ったところで同じサイズなので問題はないとも思う。

カバーを外したらすぐに見える細い2本のロッドは

やはりシリコンが付着していて、真っ白になっていた。

細く切った紙やすりで、シリコンを削り取るので、一応雑紙で養生をしました。

紙やすりである程度、シリコンを削り取ったら

あとは逆の順序でカバーを取り付けていくだけ。

作業の順序や、ネジの位置、ちょっとしたコツなんかはネットで下調べをしていたので

修理の時間じたいは大したことはない、

どちらかといえば、内部のほこりの掃除のほうに時間を取られたくらいで

ロッドの紙やすりがけだけならあっという間だと思う。

 

作業のあと運転スイッチを押すと、あっけなく一回で点火した。

若干作動するときの音も小さくなったように思う。

 

ネットの記事や動画でも言われているけれど

あくまで自己責任での作業なんだけれど

業者に頼めば、新しいファンヒーターを買ったほうが良いくらいの料金だったりもするので

自分で修理するのも有りだとは思う。

まあ・・・火を扱う道具なので不安のある人にはもちろんおすすめはしない。

ただ、今回の作業は電気の回路なんかには触れない作業なので

危険度はほぼないとは思う。

どちらかといえば、作業中にカバーで手を切らないように

軍手は用意することを忘れないことが一番重要だと思う。