OFF DUTY -2ページ目

OFF DUTY

誰にというわけでもなく、
余暇の楽しみを語るブログです。

2023年2月某日、

羽田空港から佐賀空港へ。

 

羽田空港第2ターミナルのデジタルサイネージが撤去されるということで、

今回が見納めです。

 

 

ANA981便

A321/JA147A

 

富士山上空を通り、一路西へ。

 

 

名古屋、大阪上空を経て、瀬戸内海。

あっという間に九州です。

雄大な阿蘇、雲仙普賢岳、有明海を眺め佐賀空港に到着!

 

 

展望デッキで滑走路越しの有明海を眺め、ターミナル内でランチにしました。

 

 

佐賀名物のシシリアンライスです。

初めて食べました。

 

なんと、空港利用者には1,000円クーポンの配布があり、お会計は200円。

ごちそうさまでした。

 

 

レンタカーを借りて出発です。

こちらのレンタカーもキャンペーンを行っており1,000円で借りられました。

感謝です。

 

まずは、空港に隣接する公園でYS-11を見学。

製造番号2102、エアーニッポンで活躍していたJA8733です。

 

 

滑走路端まで移動し、現役の飛行機も見てきました。

もっと離発着が多ければいいのになぁ。

 

 

灯台も好きなので、こちらもチェック。

早津江川口西灯台

筑後川から分かれ有明海に注ぐ早津江川の河口に立っています。

 

 

そして今回の旅のメイン。

筑後川昇開橋です。

 

 

橋には管理人さんがいて、

「東京から来た」と話すと橋を通行止めにして橋桁を上げてくれました。

どうやら観光客が来るたびに橋を上げ下げしてくれるようです。

 

 

もともとは旧国鉄佐賀線の鉄橋で、船の通航を優先するために架けられた昇開橋とのこと。

重要文化財と機械遺産に指定されているそうです。

 

ところで、タイトルに「佐賀・長崎 日帰り旅行」と書きましたが、

こちらの昇開橋は福岡県大川市に位置します。

正しくは「佐賀・福岡・長崎 日帰り旅行」でした。

 

 

川岸に座り込み、見入ってしまいました。

見飽きない魅力的な姿の橋です。

帰ろうとすると観光客がやって来て橋が上下するのでキリがないです。

 

 

おっと、時間が!!

日帰りなので忙しいです。

 

佐賀市内の三重津海軍所跡もゆっくり見学したかったのですが、

昇開橋で長居してしまい時間的に厳しくなってしまいました。

 

どのような史跡かというと、佐賀藩が造った造船・修理施設。いわゆるドックです。

世界遺産に登録されています。

 

 

歴史館のスタッフさん、短時間の滞在でごめんなさい。

興味が無い訳ではないんです。時間が無いんです…。

 

レンタカーの返却場所である武雄温泉を目指します。

 

約1時間のドライブで武雄温泉駅に到着。

給油を済ませ、車を返します。

 

 

続いてのお楽しみは、西九州新幹線です。

昨年の9月に武雄温泉-長崎間で開業した新幹線。

武雄温泉以東の延伸が無いということでびっくりの新幹線です。

 

 

かっこいいぞ。

 

 

車内はがらがら。

 

 

右席に座りました。

 

 

長崎空港へ向かうので、新大村駅で降ります。

 

 

15分ほどで到着。

あっという間でした。

 

 

新大村駅から長崎空港へは、事前に予約をしていた乗合タクシーで移動。

乗り場が分からず案内板を見ていたら、運転手さんが声を掛けてくれました。

ワンコインの500円で長崎空港に到着。

 

搭乗手続きを済ませて夕ご飯です。

長崎といえば、ちゃんぽん

 

 

保安検査場を通過して、搭乗口へ。

あっという間の一日が終わり東京へ帰ります。

 

ANA670便

B767-300/JA614A

 

羽田到着は21:00でした。

 

☆今回の旅費☆

航空券(羽田-長崎) 7,000円

昼食(シシリアンライス) 200円

レンタカー 1,000円

ガソリン 336円

西九州新幹線(武雄温泉-新大村) 1,920円

乗合タクシー(新大村-長崎空港) 500円

夕食(ちゃんぽん) 1,150円

航空券(長崎-羽田) 7,000円

合計 19,106円

 

飛行機、新幹線、レンタカーを利用して20,000円以内とは、

今回もいい旅ができました。

とある冬の休日の日帰り旅です。

昼食と夕食を食べに北海道と九州へ行ってきました。

 

09:30 羽田 → 11:05 新千歳

ANA057 / B787-8 / JA819A

 

まずは、北の大地へ昼食を食べに向かいます。

 

 

北風。RWY34Rからの離陸。

 

 

東京スカイツリーを眺め…

 

 

あっという間に北海道。

 

 

この便を担当していた機長さんと待ち合わせ、まずはラーメン店へ。

新千歳空港ターミナルビルの 北海道ラーメン道場 に店を構える 麺屋 開高

カニだし 味噌らー麺 です。

 

 

機長さんを見送り、私は2軒目へ。

同じくターミナルビル内のすし店、北国の寿司 花ぶさ です。

 

佐藤水産の立ち喰い寿司や回転寿司など寿司屋は数店舗ありますが、

落ち着くこの店が好きです。

 

頼むものもだいたい決まっています。

北寄貝とウニの入ったこちら"ハマナス"。
"貝づくし"もオススメです。

男山酒造の特別純米酒「国芳」も一合いただきました。

 

 

ANAラウンジでカフェタイムを過ごし、次のフライトです。

 

14:10 新千歳 → 16:55 福岡

ANA290 / A321-211 / JA112A

 

できればプレミアムクラスにアップグレードしたかったのですが、

あいにく満席だったので普通席です。

 

バイバイ、北海道!

 

 

peach の新千歳-那覇が運休しているので、

新千歳-福岡便は国内線最長距離フライトになります。

 

日本海上空を飛びますが、

佐渡島を過ぎると、能登半島、北アルプス、さらにその遠くには富士山も望める

絶景フライト路線です。

 

雪を被った北アルプスは、雲との見分けが難しいですね。

 

 

美保関、境港を過ぎると、秋吉台のぼこぼこが見えます。

 

 

美祢のセメント工場を過ぎ、そろそろ本州ともお別れ。

九州に入ると航空自衛隊芦屋基地が見え、いよいよ福岡空港です。

 

海の中道が見えたのでこのまま降りるのかと思ったら、南風運用。

RWY34へまわりこみます。

 

 

ダウンウィンドレグから福岡空港が俯瞰できます。

NHKの鉄塔で旋回してベースレグへ。

福岡空港に到着です。

 

 

やはり福岡空港でもターミナルの外には出ず、空港内で夕食を食べます。

 

選んだお店は、もつ鍋店。もつ鍋 おおやま です。

 

店員さんのオススメで一人用セットを注文しました。

味も「味噌を!」ということだったので言われるがままに。

セットには、酢もつ、おきうと、明太子、辛子高菜が付いてきました。

さらにお通しの枝豆。

 

テーブルには火が通った調理済みの状態で運ばれてきます。

ありがたい。

 

 

お酒は、芋焼酎「金黒」をロックで2杯。

さすがに満腹です。

 

ということで、東京に帰ります。

 

20:55 福岡 → 22:30 羽田

ANA272 / B787-8 / JA838A

 

 

朝早かったこともあり、うとうとしながらの本日ラストフライト。

冬の東行きは風の影響もありあっという間ですね。

定刻より10分早く着きました。

 

「荷物の受け取りに時間がかかるから」と、キャリーバッグまで機内に持ち込む方もいますが、

僕はとにかく荷物が多いのがイヤなので可能な限り預けます。

 

今回も新千歳と福岡で買ったお土産は預けました。

でもターンテーブルに乗って出てきた手荷物は、福岡便なのに「白い恋人」。

違和感ありました…(笑)

 

 

ちなみに航空券は、

ANA70周年記念で売り出された1区間7,000円のもの。

3レグ(区間)乗りましたが、合計21,000円は破格ですね!

9月21日(水)

 

台風の影響で19日(月)に欠航となった鹿児島→薩摩硫黄島便。

月曜日と水曜日の週に2往復なので今日ようやく飛べます。

 

9:40 鹿児島 → 10:30 薩摩硫黄島 NJA101

 

鹿児島空港では大手エアラインが利用するターミナルとは異なり、

新日本航空 の社屋で搭乗手続きを行うので、

昨夜お世話になった宿の方にこちらまで送っていただきました。

 

 

搭乗手続きです。

 

 

ハンディタイプの金属探知機でボディチェック。

手荷物検査はバッグの中を目視で確認。

飛行機に持ち込める手荷物は10kgまでなので、最低限必要なものだけをバックパックに移し、

スーツケースはこちらで預かっていただきました。

 

 

そして、パイロットさんとブリーフィングです。

「今日のフライトは条件付き運航です」とのこと。

薩摩硫黄島空港で東風が吹くと非常に危険で、着陸ができなければ引き返すそうです。

 

トイレを済ませてから飛行機に向かいます。

 

じゃーーーん!

 

セスナ172

JA329E

世界のベストセラー機です。

 

 

4人乗りですが、うち1名はパイロットさんなので乗客は3名のみ。

今日の乗客は僕だけなので、前席すなわち副操縦士席をリクエストし、

見事プラチナシートを確保しました。

 

 

狭いです。

ラダーペダルの下に足が潜り込まないよう足を手前に引くと、

操縦桿を引いた時に膝に当たります。

操縦の妨げにならないように気を張ります。

 

それでもこんなに嬉しいシートはありません。

ふだんのフライトでは、最前列や非常口などピッチの広い座席を好むくせに。

 

パイロットさんが乗り込み、整備士さんと連携してエンジン始動。

チェックに入ります。

無線の交信も始まりました。

 

興奮は最高潮に達し、タキシング開始。

RWY34に向かいます。

 

ATISで風向きや風速を確認。

着陸機の到着を待ち、滑走路へ。

 

離陸時は操縦への影響を避けるため撮影は禁止です。

動画を撮りたかったのでちょっと残念。

 

「では、飛びます」と声を掛けていただき、滑走開始。

エンジン音が高くなり速度を上げると、あっという間に離陸。

一気に高度を稼いでゆきます。

 

左旋回して針路を南へ。

当初4,500FTで飛ぶ予定でしたが、桜島の噴煙を避けるため6,500FTまで上昇しました。

 

景色もですが、目の前のグラスコックピットに見入ってしまいます。

 

 

大型旅客機と異なりパイロットさんが一人なので、

操縦も機器のモニターも無線もすべて一人でこなします。大変そう。

 

薩摩半島を枕崎辺りまで飛ぶと洋上飛行になります。

 

 

しばらくすると薩摩硫黄島の噴煙が見えてきました。

降下を開始したので撮影を控えます。

 

薩摩硫黄島の飛行場は島の西側の南北方向にあります(RWY18/36)。

まずは滑走路上をローパス。障害物の有無を確認するためでしょう。

断崖の上に滑走路がありました。これは写真に撮りたかった眺めです。

RWY36方向から約800FTで通過しました。

 

左旋回しダウンウィンドレグへ。

「次は降ります」とパイロットさん。ただし、風が強ければ着陸復航(GA)しますと。

かなりのラフエア。揺れます。

ストン!と何度も落ちます。左右にも激しく揺れます。

いや、これはかなりのものだぞ。想像を超える揺れです。

 

崖を越えて滑走路上へ。

そこに鳥!バードストライクか!?

GAする???

 

機体が一瞬止まった?と思ったその時、見事に着陸しました。

思わず「NICE LANDING!」と拍手をしてしまいました。

いや~見事な操縦でした。感動。

 

でも、本当はもう少し乗っていたかったのでGAしてくれた方が嬉しかったかな。

タキシングしてターミナル前へ。

 

 

ようやく旅の目的地、俊寛が流された薩摩硫黄島へ来ました。

 

さて、島を散策…といきたいところですが、

冒頭にも書いたとおり空路は週に2往復しかありません。

乗ってきたこの飛行機で帰らないと月曜日まで帰れません(船では帰れますが)。

 

家族も仕事も無くなると困るので帰ります。

 

ということで、再び飛行機に乗り込みます。

 

 

滞在時間は30分弱。

何をしに来たって、トイレを使いに来たようなものです。

 

10:50 薩摩硫黄島 → 11:40 鹿児島 NJA102

 

帰りは、僕以外に2名の乗客。満員になりました。

ひとり体格のいい方がいたので、ウエイトアンドバランスの関係で体重54kgの僕は

後ろ席になってしまいました。

 

しかも往路と反対の左席。すなわち往路と同じ景色。

薩摩硫黄島も開聞岳も桜島も反対側なんだよなぁ。。。

 

 

鹿児島空港に帰ります。

 

同じくRWY36から離陸。

そこそこ揺れたのかもしれませんが、さっきの着陸を経験していれば怖いものなし。

快適な離陸でした。

 

同じルートを戻り、あっという間に薩摩半島。

右席の乗客越しに開聞岳を覗き見ます。快く写真も撮らせてもらえました。

 

 

帰りは5,500FTで行きよりも1,000FT低かったので、鹿児島市街地もよく見えました。

 

 

昨日ドライブを楽しんだ国道10号線も。

 

 

そういえば、昨日は万世特攻平和祈念館を訪ね、

かつてこの空を飛んだ若者たちに思いを馳せましたが、

フライトに興奮していて忘れていました。反省です。

 

俊寛もこの海を渡ったんだと、この旅が京都経由だったことも忘れていました。

 

そのくらい興奮が連続のフライトでした。

 

鹿児島空港が近づき、降下を開始。

着陸は行きと同じRWY34。

 

揺れることもなく無事に着陸。

出発した新日本航空のハンガーまでATR機に続いてタキシング。

県警ヘリや離陸待ちのスカイマーク機、J-AIR機の着陸などが見れるのは

忙しい鹿児島空港ならでは。

 

スポットインして降機。名残惜しいです。

それでもサービス精神が旺盛な新日本航空さん。

飛行機との記念撮影を撮っていただいたり、

国内では唯一の機体となった現役の アイランダー も見学できました。

 

 

さらに、キャプテン直々にログを書いていただけました。

海外ではキャプテンに書いてもらえることもありますが、国内ではレアです。

ありがとうございました。

 

新日本航空さんを満喫したのち、鹿児島空港の旅客ターミナルまで車で送ってもらいました。

職員の方に「また乗りにきます」と約束しお別れしました。

 

時刻は昼過ぎ。

ランチは鶏そばに決定。

 

 

お土産を買って、羽田に帰ります。

 

15:45 鹿児島 → 17:30 羽田 SNA078

 

 

薩摩硫黄島行きを決めてから、俊寛の足跡をたどるように京都経由で島に渡りましたが、

・旧友との再会

・閉店前の伊丹空港OASIS訪問

・台風での欠航

・予定外の薩摩半島ドライブ

・30分弱の薩摩硫黄島滞在

とイロイロな出来事が目白押しの旅となりました。

 

薩摩硫黄島はリベンジしないと。

今から次回の訪問が楽しみです。もちろん新日本航空の飛行機で。

 

(了)

9月20日(火)

 

前日に、伊丹→鹿児島→薩摩硫黄島へと移動する予定でしたが、

台風14号の影響により伊丹で足止めとなりました。

 

振替便は、

07:10 伊丹 → 08:30 鹿児島 ANA541

 

あいにく鹿児島-薩摩硫黄島間は、毎週月、水曜日のみの運航のため

今日、空路で島へ渡ることはできません。

鹿児島空港までの移動です。

 

前日までの 伊丹空港 は、台風の影響で通常とは異なるRWY14という南風運用でした。

知る人ぞ知る珍しい光景が広がってました。

 

台風が通過した今朝はいつもどおりの運用。

北に向かって離着陸しています。

 

それでも上空にはまだ台風の名残があります。

 

 

飛行機は、いわゆる"沖止め"で、ターミナルからバスに乗って向かいます。

DHC-8-Q400/JA845A、ANA WINGS による運航です。

 

 

北へ向かっての離陸後、左旋回して針路を南にとります。

雲の間から 神戸 方向が見えます。

 

 

明石海峡大橋 に至る頃には眼下一面に雲が広がり、

淡路島 から四国にかけては雲の上の飛行となりました。

 

足摺岬 でようやく雲がとれました。

 

 

九州まで進みました。

航空自衛隊の 新田原基地 が見えます。

 

 

そして、霧島 が見えると、あっという間に 鹿児島空港 です。

 

 

火曜日の今日は旅の目的地の薩摩硫黄島へ飛ぶことができないので、

レンタカーを借りて薩摩半島方面へドライブに行くことにしました。

 

高速道路は使わず、国道10号線を南下します。

 

 

今日、9月20日は「空の日」。

地元のFMラジオでは「空の日特集」をO.A.してます。

リスナーから飛行機にまつわる話やリクエストが寄せられています。

 

山下達郎「RIDE ON TIME」

AKB48「365日の紙飛行機」など

 

特に、ユーミンの「ひこうき雲」は、

零戦の設計に携わった堀越二郎を描いた映画『風立ちぬ』の主題歌でもあり、

鹿児島の海と空を目の前にして、聴き入ってしまいました。

 

のんびり車を走らせてたどり着いたのは、南さつま市 です。

 

サンセットブリッジ という観光スポットがあります。

 

 

車を停めて海に向けて散策。

朝ドラ『ちむどんどん』のオープニングを彷彿とさせる保安林を抜けると、

 

 

日本三大砂丘のひとつ 吹上浜 です。

 

台風の後だったので警戒し遠目で海を眺めてましたが、穏やかな海。

砂浜におりてみました。

 

一面のウッドチップ。

森から川を経て流れてきたのでしょう。

 

 

鳥さん、こんにちは。

 

 

そして、吹上浜での目的地に向かいます。

 

万世特攻平和祈念館

 

 

ここには、特攻基地がありました。

沖縄など戦地の空、海に散華した若者たちの遺品や遺書、遺影が展示されてます。

知覧、鹿屋、徳之島、大刀洗に続いて万世にも来ることができました。

 

そして、ここには、重要航空遺産に指定されている 零式水上偵察機 も展示してあります。

吹上浜の沖合に水没してたものを引き揚げたそうです。

 

 

祈念館をあとにし、万世飛行場 の滑走路跡を経て、鹿児島空港へ戻ります。

 

今日のおやつは、道の駅きんぽう木花館 で買った回転焼き。

白あんがたっぷり。

 

 

往路とルートを変え、国道270号線を使って伊集院方向へ進みます。

 

途中、蒲生の大クス という看板を見つけて寄り道。

これにはびっくり!

推定樹齢1500年、根の周りは約33メートルの日本一の巨樹とのこと。

屋久杉ではないんだ。

 

 

そうこうしているうちにレンタカーの返却時刻の17時が近づいてきました。

無事に営業所に返却して、送迎車で鹿児島空港まで送ってもらいました。

 

空港内で夕ご飯を食べて、コンビニで部屋呑みセットを調達して、

ホテルにお迎えをお願いしました。

 

 

今回の旅の趣旨を忘れてしまいそうですが、

京都から俊寛が流された薩摩硫黄島へ行くのがミッション。

 

明日は水曜日。

鹿児島空港から薩摩硫黄島へのフライトがあります。

2日遅れの上陸を目指します。

 

(続く)

9月19日(月)

 

伊丹空港近くのホテルに泊まり、今日は、

07:10 伊丹 → 08:30 鹿児島 ANA541

09:40 鹿児島 → 10:30 薩摩硫黄島 NJA101

で、旅の目的地の薩摩硫黄島へ入る予定でした。

 

しかし、台風14号の影響で双方のフライトが 欠航 に。

 

せめて鹿児島まで歩を進めようと、ANAのチェックインカウンターで

グランドスタッフさんに相談を持ち掛けました。

 

台風を避けるように、

伊丹→羽田→鹿児島 または 伊丹→那覇→鹿児島 の振替便をリクエスト。

 

当初の飛行経路よりも距離が延びる場合は、上席に相談しないといけないそうですが、

そもそもどちらのプランも満席で振替はできませんでした。

 

仕方なく、鹿児島への移動は明日に延期。

 

*****

 

台風が接近している最中、如何に今日という日を過ごすか。

行きついた先は、今月いっぱいで閉店が決まっている伊丹空港内のレストラン OASIS でした。

 

旅客ターミナルではなく、空港関係者が詰めるエリアにあり、

一般客の利用は極めて少ない穴場スポットです。

料理の価格帯もお手ごろなのが嬉しいです。

 

 

鉄の扉を開けるとお店の入口。

閉店までのラスト1カ月は、営業時間を短縮してました。

 

 

かつては現金以外に電子決済もできましたが、今は現金のみ。

 

 

利用客もまばら。

それでも、JALやANAの制服をまとった職員さんがいて"空港感"は味わえました。

 

 

オーダーしたのは、かつてここへ連れてきてくださったANAの社員さんが絶賛する天津飯。

今日は半ラーメンセットにしました。これで890円。ありがたや。

 

 

心して最後のOASISを楽しませていただきました。

ごちそうさまでした。

 

お腹が満たされ再びホテルへ。

明日こそ鹿児島へ飛ぶぞ!

 

(続く)