福井旅行 2日目 | OFF DUTY

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誰にというわけでもなく、
余暇の楽しみを語るブログです。

福井旅行の2日目です。

 

敦賀駅近くのビジネスホテルに泊まりました。

チェックアウト後、まずは 敦賀港 へ車で移動。

 

停泊中の近海郵船のオレンジ色の貨物船、そして出港する海上保安庁の巡視船が見えます。

 

 

桜がきれいな時季で港周辺も華やかです。

 

 

 

朝早かったため、敦賀の歴史を伝える 人道の港 敦賀ムゼウム は開館前でした。

ここ敦賀は、戦前にポーランド孤児やユダヤ難民が上陸した我が国で唯一の港とのことです。

 

 

すぐ隣の 旧敦賀港駅 は、鉄道輸送からトラック輸送にシフトしたあとも早朝から稼働していました。

構内には機関車が停まっています。

 

 

さらに、かつてこの地で活躍したディーゼル機関車の 急行わかさ も静態保存されています。

 

 

キハ28 という車両とのこと。

 

 

 

いわゆる廃線です。

 

 

近くには、鉄道用の灯火を保管していたレンガ造りの ランプ小屋 が残っています。

 

 

明治15(1882)年に開業した時は 金ヶ崎駅 と称したそうです。

 

 

ランプ小屋の脇には、金崎宮 に通じる階段があります。

 

 

こちらも見事な桜でした。

 

 

 

 

境内には、花換の小道 という名所があり、敦賀港が一望できます。

遠くには令和6年春に延伸する北陸新幹線の 敦賀駅 も見えます。

 

 

花と眺望を存分に楽しみ、来た道を戻ります。

帰りは帰りでまた違った景色が楽しめました。

 

 

次は、敦賀赤レンガ倉庫 です。

横浜や小樽など港町の定番ですね。

 

 

そして、行きにはまだオープンしてなかった旧敦賀港駅の駅舎に寄りました。

現在は、敦賀鉄道資料館 となっており、往時の様子を窺い知ることができます。

 

 

かつて東京・新橋からこの敦賀まで 欧亜国際連絡列車 が走り、

旅客はこの地でウラジオストク行きの船に乗り換え、さらにシベリア鉄道でヨーロッパへ向かったそうです。

敦賀は、我が国の玄関口だったのです。

 

現在でも、旅客こそ空路に移りましたが、物流では国内屈指の重要港に位置付けられています。

 

さて、車に戻り、敦賀港をあとにします。

 

次に目指すのは、同じ敦賀市内の 立石岬 です。

途中、物々しい警備の原子力発電所の横を通っていきます。

とても写真を撮れる雰囲気ではありませんでした。

 

県道を行き止まりまで進むと、クマ出没注意の看板。

 

 

ここから灯台までは急な上り坂を歩くことになります。

 

 

もうダメ…と思う頃、立石岬灯台 に着きます。

 

 

日本海沿岸では、山口県の角島灯台に次いで古い灯台。

 

 

初点灯は明治14(1881)年とのこと。

 

 

高台からの景色に癒され、再び急坂に戻ります。

疲れはしませんが、滑りそうで降りるほうが怖いです。

 

再び車に乗ると、敦賀半島を南下し、美浜町、若狭町方面に向かいます。

その続きは、また次回。