肺に残る静かな粉塵 |  知り合いの9割以上は...並以下だ!

 知り合いの9割以上は...並以下だ!

  知れば知るほど薄くなるのが人間の価値...最初から長持ちしない

脳みそをいくらかき回したって

もうドーパミンなんて一滴も残ってない

 

そんな乾ききった朝に

また無理やり引きずり出される

 

かつて誰かに届けようとした言葉は

吐き出した瞬間に凍りついて

今も床の上で冷え切ったまま転がってる

 

温め直そうなんて気力はとうに失せたし

もうボクの体温じゃ何も溶かせやしない

 

部屋の隅

剥がれ落ちそうな壁の裏には

アスベストみたいに

静かに肺を蝕む絶望がこびりついている

 

吸い込むたびに

ボクという存在が

内側から白く脆く崩れていく

 

足元に伸びる影は

いつの間にかボクより重くなって

冷たいフローリングに根を張る

 

死にたいって言葉すら

もう使い古された安物みたいで

口にする気にもならない

 

ただこの空っぽな容器を

誰かがそっと

窓の外へ放り投げてくれるのを待ってる

 

「大丈夫」なんて言葉はいらない

 

肺の奥で

まだ何かが崩れる音だけが

静かに続いてる