物語の原作や歴史を先読みしてしまうのは、私は好きではありません。
読了後にもう一度楽しむために歴史や原作に当たるのはいいのですが、最初から答えを知ってしまうと、私は楽しめないのです。
でも、図書館の大魔術師は、私は相当にはまってしまった漫画です。
その原作を読まなくとも、どういった時代に書かれた本かぐらいは知ってもよいと思い、調べてみました。
・・・あれ?ぐぐっても、「風のカフナ」って出てこないよ!?
原作者のソフィ=シュイムとか、翻訳者の濱田泰斗ってだれやねん!?
原作者や翻訳者はともかく、「風のカフナ」は登場人物の一人、セドナのことかなと想像しています。
カフナは司書のことと作中に書いてありますし、カフナのうちセドナは「風の魔術師」と呼ばれているので。
仮に風のカフナがセドナのことだとしても、なぜこの物語の原作という位置づけでセドナをフォーカスするのかは、まだわかりません。
セドナ本人のことを言っているのではないのかもしれません。
でも、図書館の大魔術師の物語を読むにあたって、セドナには注目する必要がありそうですね!
(ちなみに、最新話のレビューをこちらに投稿しています。中央図書館を描いた姉妹作品の「図書館の見習い司書」のレビューもぜひ読んでやってください!)
そのセドナは、第1巻であるものを魔力で鎮圧します。そのシーンの大きさ、美しさには目を見張るものがあります。
セドナの活躍、シオの大冒険を十分に担当するには、紙版よりも電子書籍がよいと思っています。
図書館の大魔術師のウリの一つである、読み手をグイっと引き込む圧倒的な絵の美しさは、綴じで中央切れする紙版では堪能しきれないのです。
(紙では以下のような美しい絵が中切れします。)
これを楽しむためには、紙よりも電子書籍のほうが適している気がします。(紙だととじ込みで絵が真ん中で切れちゃうので。)
こちらで見てもらえれば、すぐにわかると思います。
(上のリンク先のサイトで図書館の大魔術師と検索してもらって、立ち読みボタンを押してもらえれば、画像が見えます。もちろん無料です!