インド共和国ナガランド州から、チャカサン族の織物指導者・Kuduvolu Lohe(クドゥヴォル・ロヘ)氏をお招きして、機織りの実演を行います。
ナガ族に伝わる織物には、東アジアに古代から変わらずに伝わる機織りの原点を見ることが出来ます。腰機による機織りで、日本織物文化研究会会長でもある帝塚山大学名誉教授の植村和代氏によれば、約4~5千年前に定まった、東アジア織物文化の完成形だろうとの事です。
今回は、静岡県磐田市で行われる『見付宿たのしい文化展』に参加し、国内では4回目の実演となります。数少ない機会ですので、多くの方にご覧頂きたいと思います。
(上の写真は、昨年6月、浜松市・鴨江アートセンターで開催したワークショップの様子です。)
1.日時:平成29年11月4日(土)10:00~16:00、5日(日)9:00~15:00
2.会場:天王町公会堂(老人憩の家)
静岡県磐田市見付2695-1 地図:https://goo.gl/maps/o746PcMj6Cv
3.内容
(1)機織り実演
インド・ナガランド州の織物指導者・Kuduvolu Lohe(クドゥヴォル・
ロヘ)氏よによる機織りの実演。数千年前より変わりなく伝えられる古
代東アジアの機織技術をご覧ください。
(2)ナガランドの織物製品展示販売
ショール、バッグ、テーブルランナー等、ナガ織で作られた製品を展示。
販売もいたします。
(3)ナガ織製作工程の映像紹介
綿花から種を取り、糸を紡ぎ、機織りまでの工程を、現地撮影の映像で
紹介いたします。
(4)写真で見る、北東インド文化
風景や人物、生活習慣など、写真や生活用具を通じて、北東インドの文
化を紹介します。
※ウェブサイトもご覧ください
http://nichiin.aikij.com/weaving/event/2911045.html
4.主催:日印友好協会
協力:見付宿たのしい文化展実行委員会・遠江企画
外務省認定・日印友好交流年記念事業