5年連続
5回目の御参詣♪
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甲子園では
選抜高校野球で
連日の熱戦が
展開されていらっしゃるので
あえて
甲子園っぽく
表現してみました(笑)
竹中稲荷神社♪
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現在は吉田神社の末社ですが
平安時代は神楽岡稲荷神社と呼ばれ
在原業平もこの地に
居住していたと記録が残っている
創建不明の謎の神社です♪
僕がこの
竹中稲荷神社に
初めて参詣したのが
2020年の節分の少し後…
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それから毎年
節分祭に合わせて
参詣しているので
5年連続
5回目となります♪
↓
2022年は
ブログ記事にはしてないので…
過去記事3つを
添付してみました(笑)
謎の神社♪
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日本全国津々浦々に
『謎』と
伝承されている神社は
数知れずあります♪
竹中稲荷神社も
まさに『謎』の神社♪
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今年もこの『謎』に
少しだけ
挑んでみたいと思います♪
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竹中稲荷神社♪
主祭神は
宇賀御魂神
猿田彦神
天鈿女神
画像のように
境内に舞殿があります♪
御神楽が奉納される
舞台となる場所でもありますが…
この御神楽の元祖は
天鈿女神が天岩戸前で
お隠れになった天照大神を
誘い出したのが
御由緒という説もあります♪
江戸時代末期…
庶民にお伊勢参りが大流行して
老若男女が大挙して
お伊勢参りに行ったという記述は
教科書でも習いますが…
同じ頃…
竹中稲荷神社にも
『京師幾萬の子女郡参し
昼夜の別なく満山に踊躍す
是を蝶々踊と云い…』という
記録が残っていますが
ココは教科書ではスルーされています(笑)
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ネットで『蝶々踊』と
検索すれば
教科書に出ていない
当時の記録がたくさん出てくるのは
令和の凄さです♪
竹中稲荷社♪
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『稲荷社』といえば
京都伏見の
『伏見稲荷大社』が
稲荷社の総本山とも呼ばれますが…
なぜ『伏見稲荷』ではなく
『竹中稲荷神社』に
『京師幾萬の子女』は郡参したのか???
ココ…
天鈿女神への崇敬が
強かったのではないかと
僕は推測します♪
伏見稲荷の主祭神…
宇迦之御魂大神
佐田彦大神
大宮能売大神
田中大神
四大大神
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実はココも
大きな『謎』とされています♪
佐田彦大神→猿田彦大神
大宮能売大神→天鈿女神
…こう考える学者さんも
いらっしゃるようですが
ハッキリしたことはわかりません…
ただ!!!
竹中稲荷神社の麓の
『田中』という地名が
令和の現代にも残っていて…
『元田中』とも呼ばれています♪
↑
『田中大神』は
伏見にご遷座される前に
この場所にいらっしゃった???
元祖や元宮を
丁寧に扱って
アツく崇敬するのは
大和心ですよね♪
それでは…
謎の『田中大神』とは???
『田』という文字…
現代では田んぼの田で
田舎とか田園とか農村の
イメージですが…
伏見稲荷神社の創建は
奈良時代の和銅年間…
飛鳥時代から
奈良時代に変わる頃♪
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漢字が日本に入ってきて
まだあまり年月が経っていない頃…
漢字の読みに
意味も重なったのは
平安時代になった頃からなので…
この頃は
古代大和言葉に
漢字の『音』だけ合わせた
漢字の用法が主流でした♪
ヒメタタライスズヒメ♪
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初代神武天皇の皇后様
日本書記では
『媛蹈鞴五十鈴』
古事記では
『比売多多良伊須気余理比売』
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日本人向けに書かれた
日本の正史『古事記』では
意味不明な漢字を当てています(笑)
オオタタネコ♪
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日本で最も古い神社とも呼ばれる
大神神社の創建に関わった方♪
僕らは教科書で
大田田根子と習いましたが…
大神神社では
『大直禰子』
古事記では
『意富多々泥古』
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漢字では
全く違う表記です(笑)
つまり…
『田中大神』を
『田んぼの中の大神様』という
現代的な解釈は
和銅以前の日本の表記では
注意しなければいけないと
大きな声で言いたい♪
ヒメタタライスズヒメ
オオタタネコ
↑
『タ』の音に
ナニかしら
かなり高貴な意味が
含まれていることは
たぶん正解だと推測できます♪
↑
竹中稲荷神社の
奥の院
竹劔稲荷神社♪
『田』♪
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漢字の意味では
区画を整備された
領地というのが起源…
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平安京や平城京の
碁盤の目の都市のイメージ♪
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農業の『田』だけを
指す漢字では無かった(笑)
飛鳥時代の
征夷大将軍
『坂上田村麻呂』は有名ですが…
この『田村麻呂』を
田舎の田んぼの村の麻呂みたいな
解釈とするのと同様に…
『田中大神』
田んぼの真ん中の大神様という
解釈はやっぱり
ダメじゃないかなと思います♪
整然と整備された
領地の真ん中の神様♪
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田中大神様は
そんな存在…
つまり道祖神♪
石塚としてお祀りされた
ご先祖様という解釈が
正しい気がします♪
↑
草冠に
『田』で
『苗字』という意味…
先祖伝来の『苗字』を
名乗るのも
『田』に関連した表現です♪
竹中稲荷神社には
たくさんの石塚があります♪
そもそも
江戸時代までは
神仏習合で
それぞれの石塚は
土葬されたお墓だということも
実はわかっています♪
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賽の河原みたいな
雰囲気が漂うのも
まんざら勘違いでは無かった…
伏見稲荷も
上の方まで登ったことがあるかたは
ご存知だと思いますが…
山のあちこちに
たくさんの石塚がありますが
これも同じように
江戸時代までは
普通のお墓だったと思われます♪
明治維新の神仏分離で
神社は神様
お寺は仏様と
分けられましたが…
江戸時代までは
どちらも同じだった♪
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竹中稲荷神社に
並ぶ石塚の一部♪
京都の巽の方向…
南東の方角に
歴代天皇の御陵の
泉涌寺があります♪
その泉涌寺のさらに先に…
伏見稲荷大社はあります♪
江戸時代の子女達は…
あたりまえに
そんな歴史も
よくよくご存知だったので…
飛鳥時代創建の
伏見稲荷大社より
古代から伝承される
道祖神の
猿田彦大神と天鈿女神が
お祀りされている
竹中稲荷神社に
より強い御加護を
もとめたのではないかと推測します♪
竹中稲荷神社の
境内から見る
大文字山♪
大文字五山送り火も
いつ頃始まったのかは謎です…
文献によると
江戸時代前期にはあったと
思われますが…
平安時代から
続いていたという伝承も
もちろん否定はできませんよね♪
奥の院は
竹劔稲荷神社♪
『劔』というところも
古代神道に繋がる気がするのは
きっと僕だけではないと
思います♪
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三種の神器は
八咫鏡
天叢雲剣(草薙剣)
八尺瓊勾玉
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剣がしっかり入ってます♪
勾玉♪
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玉も『た』から始まります…
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『た』は
やっぱり縁起が良い(笑)
苗字に『田』が
ついていらっしゃる方は
農家ではなく
由緒正しい
飛鳥時代からの
武家や貴族の
苗字の可能性も大きい♪
今年2024年に
竹中稲荷神社に御参詣したのは
節分の翌日の立春♪
なかなか
ブログ記事にできなかったのですが…
お彼岸の期間なので
ご先祖様崇拝は
やはり大切だという
想いも籠めまして
あえて今、記事にしてみました♪
猿田彦大神と天鈿女神♪
今だからこそ
日本人の僕らが
大切にすべき
神様のような気がします♪
今日一日…
怒らず、恐れず、悲しまず…感謝♪
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湧くわく本心塾
大阪城桜花舞の宴♪
4月6日土曜日午後…
大阪城公園で
お花見会を開催します♪
まぐぶろ読者さんにも…
コッソリこのお花見会を
解放します(笑)
ご興味ある方は
コッソリ僕まで
ご連絡ください♪
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WEBマガジンで
阪神タイガースの4番も打っていた
濱中治さんと対談させていただきました♪
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ブログの感想、個別メッセージ等々
いろいろお聞かせいただくと嬉しいです♪
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