ガイドセッティングについてメールを頂きました。
「ガイドセッティングについて…
先日も色々コメントでありましたが、私個人の考えとして「これ」という数値は存在しないと思います
同じブランク、同じリール、同じライン、同じルアーでも最後にはキャストの仕方でもベストセッティングは
変化すると思います
例えば、トップガイドの次の第一ガイドの位置１センチでも違うと色々と変化するように…
じゃあ、どうすんの？って事ですが
同じブランク、同じリール、同じライン、同じルアーでも最後にはキャストの仕方でもベストセッティングは
変化すると思います
例えば、トップガイドの次の第一ガイドの位置１センチでも違うと色々と変化するように…
じゃあ、どうすんの？って事ですが
似たような種類のブランクのデータを真似てみるのもいいですよね
知人、友人からロッドを借りて隅々までデータを取る
知人友人がいなけりゃ釣具店でデータ取り（かなり怪しまれること必死）
近くに釣具店がなけりゃフジの推奨セッティングから発展させる（私がこれです）
色々ネット徘徊しても上手くデータ出てこない場合は仮組みして投げ、修正して投げ…
これの繰り返しです
私は近くの漁港で漁師さんが作業していない時によく試投していました
と、能書き垂れましたが実はアバウトで、適当です
だって、決まった数値なんて存在しないのだから
要所要所を押さえると結構適当でも、市販品からは想像もつかない数値でも行けます
私が思う押さえるべき要所はフジのカタログにほぼ詰まっていると思います
穴が開く程読んで理解してください（すべてのページです）
そして、自分なりに発展させてください
そのためには、色々な種類、径のガイドが必要となりますが頑張りましょう
（特にスピニング、私はかなりの金額をガイドにつぎ込んでいます
マグナムブランク4本分位のガイドの在庫を持っています
セッティングの為に購入したものなのでこの先出番があるかどうか…）
能書ばっかで怒られそうなので…
能書番長（私）の例です
アカメSP1140 主にメタルジグ、ワームテキサスリグ共に～４０ｇ位
MNST6(10,5)KT7(11,5)KT7(13,5)KT7(16,5)KT8(21,5)KT10(25)KL12(29)KL16(35)KL20(43)KW30
GRIPEND~下シートフード入口(41)(ダウンロック）
（ ）内の数値はガイド間の間隔です
これは、フジのニューガイドコンセプトを自分なりに発展させた物です
飛距離はかなり出ます（ブランク性能のお陰もかなりありますが）
が、風がある時にティップに絡むことが度々あるので要リセッティングです
フードロックナットですが、市販のは使いにくいのでこのような感じで組み上げました
これは、力が掛けやすいので絶対緩みません（スマートではないので実用重視です）
もう一本、こちらは他社になりますがマタギ製T-RUSSELL TR106SuperSeaBass-M コルク仕様
こちらも~30gまでのメタルジグのキャスティング用にビルドしました
LGST4,5(6,5)KT4,5(8)KT4,5(10)KT4,5(11)KT4,5(13)KT5(15)KT5,5(16,5)KT6(21)
KL7L(24,5)KL8M(28,5)KL12H(37,5)KL25H
GRIPEND~下シートフード入口(39)(ダウンロック）
こちらはKRコンセプト、尚且つＰE１号以下仕様です
このロッドもジグがぶっ飛んでいきます
ガイド間隔を密にしているので綺麗にベントしますし
多めのガイドでは抵抗が増えるので飛距離が心配ですが、市販ロッド（Ｓ社Ｄ社）のトップクラス
より飛距離は出ますよ確実に、但し、PE１号以下で（笑
このロッドは完全にお遊びでビルドしました
友人達になんじゃそのロッドと言わせる為だけにビルドしたと言っても過言ではありません（笑
このように色々、本当に色々です
この２本も組み上げるまでかなりの時間を費やしています（ガイドセッティングで）
セッティングを質問してくるのは簡単です
答える方は簡単ではありません、
ヒントは出せると思いますが、それが正解かは誰もわからない
自分でビルドし、納得がいけばそれが答えではないでしょうか？
長文、そして生意気な書き込み失礼致しました」