だから、サラッと言われた言葉でも、どういう意味だろうか、と悶々と悩みます。
ところが、言った本人は言った直後には忘れており、私が悩んでいることなんて全く知りません。
なので、この私の悩みには意味がないのです。なんの価値も生み出さないのです。だから早いところ手放したほうがいいです。
同じように、HSPは自分の一言をものすごく重く受け止めます。
だから、相手を傷つけたのではないか、悪く受け取られたのではないかと心配します。
ところが、言われた側はほとんど流しており、聞いていません。言われたことも忘れています。
HSPと非HSPは、別の生き物といっていいくらい、感覚が違います。
HSP同士なら、「この前の言葉、気になったんじゃない?ごめんね」と言えば分かり合えます。また信頼を回復できます。そもそもお互い傷つく頻度は少ないでしょう。はじめから気をつけていますから。
HSPが非HSPと話すときは、相手はほとんど受け取ってないと思いましょう。失敗しても流してくれる分、伝えたいこともなかなか伝わらないので、大事なことはしぶとく何度も言いましょう。
HSPに1回とすれば、非HSPには20倍~100倍の強調、反復が必要です。逆に多少相手に注意や怒りをぶつけても、1/20~1/100にしか受け取られないので、安心してください。
慣れるまでは感覚がつかめないと思いますが、慣れれば現実に即した言動がとれるようになり、自信もついてきます。
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