やりたいことがわからないとき | 自分を見つめてーー知りたかった自分【病気のままで、幸せになる】

自分を見つめてーー知りたかった自分【病気のままで、幸せになる】

HSP(敏感すぎる人) AC(アダルトチルドレン)
うつ病 & 自律神経失調症 について、悩んでいる人のために伝えたい。


苦しい。苦しくて死にたくなる時だってある。
でも大丈夫、あなたは幸せになれるから。

アダルトチルドレンにとって、やりたいことを見つけるのは、至難の技。

矛盾することのように感じるかもしれないけれど、手につかんだものなら何でも好きになってしまう。

この二つは、切っても切り離せない。



機能している家族に育った人は、愛情を正しい形でほどよく注がれ、「自分はこうしたいんだ」という感情を育むことができる。

なぜなら、多少自分の思いを通しても、「見捨てられない」(自己肯定感)が作られているから。

ある意味、やりたいことをやるのと、見捨てられない感覚も連動している。

見捨てられるかな?と少しの不安をもちながら、やりたいことをやっても見捨てられなかった。

見捨てられなかったから、「自分は大丈夫!」の経験が一つ増えて、またなにかやってみようと思う。

その積み重ねで、大人になる。
身体じゃなくて、心が大人になる。
大人になるとは、自立できるということ。



ところが、機能不全家族に育ったアダルトチルドレンは、ものすごく困難を抱えている。目には見えないけれど。

親から見捨てられるかな?の不安があった時に、本当に見捨てられたら、どんな恐怖を植え付けられるか。

人を信用なんてできなくなる。

やりたいことをやってみた時に、頭から否定され、罵られたら、どうなるか。

もう、やってみようという気持ちがなくなる。

いつもいつも、親の顔色をうかがっていたらどうなるか。

自分の気持ちなんて、気づくことも、育むこともできずに、相手に合わせるだけになる。



外見には分からない。心の問題だから。
身体はみんな、大人になる。
食べ物を与えられれば、育つ。

心は違う。食べ物では育たない。
適切な愛情を与えられ、自己肯定感を育まれなければ、いつまでも子供のまま。


どんなに外見はしっかりして見えても、とてつもない不安と恐怖の中で生きてる人はたくさんいる。

心はまだ子どもなのに、社会に放り出されて。心が子どもというのは、精神的な幼さとか、そういうんじゃない。

自分のやりたいこと、欲求を感じ、自分で満たすことができるのが、大人。

大人になるまでには、時間がかかる。

見捨てられない人間関係、受け入れられる感覚を少しずつ積み重ねていくこと。

ひとっ飛びに成長できるものではないから。時間はかかるけど、必ず大人になる日が来る。

焦らずに行こう。