★ 身幅の違いで衿を鈍角に合わせようとすると衣紋の角度が変わります
昨日は衿が隠れる理由をお話ししました
ではサイズの違う襦袢だと着る時にどんなことが
変わるのかを見てみました
ボディを強制的に
バストトップ94㎝にしました
①小さ目の襦袢
たて衿巾8㎝
前巾22.5㎝
後巾31.5㎝
②大きめ襦袢
たて衿巾8.5㎝
前巾30㎝
後巾34㎝
で比べてみました
衣紋は8.5cmで抜きます
①
衿を90度ぐらいに合わせようと思うとそのままでは合わせられずに
少し浮かせて衿を合わせました
・首の周りに余裕ができてしまい衿が浮く状態に
浮の部分をなくすため衣紋を引っ張ったり
・前を引っ張ったりします。
脇線のところはギリギリ被る程度
・上前が中途半端な位置になりました
・衣紋の抜き具合が広くなりました
衣紋の角度を見るとわかります
②
衿あわせは無理なく合わせることができました
脇に来る布が結構あり、始末が大変でした
衣紋の角度は変わらず
上前はかぶさりました
バストサイズに対して
小さい襦袢を着た時は衣紋をしっかり抜かないと衿を
鈍角に合わせられないことがわかりました
無理やり合わせようとすると
衿は浮くので結果的に浮きをなくそうとすると
衣紋は抜けてしまいます。
(前をひっばると衿は鋭角になります。横には引っ張ることはできませんでした)
バストにたいして大きい襦袢を着ると
衿あわせは楽ですが
脇に余る布がたくさんになり、少し始末に困りました
この事から
小さ目の襦袢を着る時は
衣紋をしっかり抜くと
衿あわせが鈍角に合わせられますが
脇に来る布が少なくなり動きやすくなる可能性が
あります。その為
布は元の位置に戻ろうとするため
衿が鋭角になり衿が消えていくのだと思います
バストが大きい方で衿が消えてしまう方は
一度襦袢を見直してくださいね
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